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鴇庭 夜叉子 小学6年生 - 宿命の対決 -
 (い、いそげー!!)
 夜叉子は帰りの会が終わるや否や教室を飛び出し、走り出した。
 目指す先は高学年用の女子トイレである。
 オシッコでいっぱいになった膀胱をいち早く空っぽにしたいのだ。

 (よかった! 間に合った!!)
 女子トイレの近くまできた夜叉子。
 しかし、突然飛び出してきた何かにぶつかり、廊下に倒れた。

 「はうっ!!」
 強い衝撃を受ける夜叉子。
 幸いにも、衝撃によりオシッコが飛び出すということはなかった。

 「いたたた・・・・、ごめんごめん・・・・!」
 自分がぶつかった相手を見て夜叉子は驚いた。
 同じ学年の押土萌子であった。

 「あっ!! モレ子!!」
 夜叉子は叫んだ。萌子にはモレ子というあだ名があった。
 「ち、違うわよ! 私は萌子よ!!」
 モレ子が訂正した。
 「違わないでしょ! みんなモレ子って呼んでるよ! 6年生にもなってオモラシしてるんでしょ?」
 「し、してないわよ!!」
 モレ子は叫んだ。実際には、六年になって漏らしたことがあるのだが、クラスメイトには知られていなかった。夜叉子の言うことは偶然あたっていたとはいえ、デタラメであった。
 「本当?」
 「当たり前でしょ! 誰が六年生にもなってオモラシするっていうのよ!? あなたこそ、さっきから変なところ抑えているけど、オモラシしそうなの?」
 モレ子が反撃した。
 確かに、夜叉子はオシッコを我慢するため、左手で股間を押さえていた。
 「べ、別にそんなことないよ・・・。」
 そういうと両手を後ろに回した。そして、不自然に内股になり、軽くステップを踏み始めた。
 「ほーら、やっぱり、オシッコしたそーに・・・・・。んっ!」
 モレ子が体をビクリと震わせた。
 実はモレ子も帰りの会の間、猛烈な尿意と格闘していたのだ。
 そして、帰りの会が終わり、すこし経ったのち、いかにも「なんでもないですよ」という雰囲気で教室を出て、早足でトイレに向かおうとしている途中であったのだ。
 モレ子は、背筋をピンと伸ばすと、お腹の辺りに手を持っていき、サロペットをつかみ、上に引っ張り上げることでオシッコの出口を押さえ尿意を押さえ込んだ。
 さりげなく我慢しているつもりのモレ子だったが、オシッコを我慢しがちな夜叉子はそのしぐさを、見逃さなかった。
 (あ、もしかして、モレ子も今漏れそうだったりする?)
 「何で、服をつかんでるの? シワになっちゃうよ?」
 「え・・・、そ、そうね。」
 そういうと、モレ子は手を離した。
 しかし、途端にもれそうになるオシッコ。
 もじもじと体を軽くゆすりなんとか食い止める。
 (あー、やっぱりモレ子もオシッコがしたいんだ!)
 夜叉子は悟った。
 
 「おーい、モレ子、何してるの? あ、それと、夜叉子じゃん。」
 モレ子の友達のまみりんが話しかけてきた。

 「夜叉子ちゃんが、トイレに行きたくて走ってきたから、ぶつかったの!」
 モレ子が言った。
 「な、なによ! モレ子だって漏れそうなんでしょ?」
 「な、なんのことよ・・・。」
 2人は言い争いをはじめた。

 「帰らないの?」
 「え・・・・、か、帰るわよ。 で、でもその前に・・・。」
 モレ子が言いかけた言葉を夜叉子がさえぎった。
 「その前にオシッコしたいんでしょ!」
 「ち、違うわよ!」
 「そ、そう、それじゃあ帰ったら?」
 夜叉子が好きだったサッカー部のキキョウ君。
 彼が、モレ子とデートをしていたことを夜叉子は話で聞いていた。
 しかも、その後、キキョウ君が学校に来なくなったことも、モレ子のせいだという噂もあった。
 夜叉子はモレ子に意地悪をしようとしていたのだ。
 「か、帰るわよ!!」
 モレ子は言った。
 (よし! これでモレ子はトイレに行けない! こっそり後をついていって、オモラシ姿を・・・)
 「夜叉子ちゃんも一緒に帰ろ!」
 モレ子は意外な一言を言った。
 (えっ・・・・!)
 「何? 帰る前にやっぱりおトイレ行きたい?」
 モレ子はさらに聞いた。
 (うう・・・・、巻き沿いにするつもり・・・・? で、でも・・・・・。)
 モレ子に負けるわけにはいかない夜叉子。
 「い、いいわよ、一緒に帰ろ!」
2人はトイレを目の前にしつつ、我慢に我慢を重ねたオシッコを膀胱に溜め込んだまま、その場を去ってしまった。
 
 学校の昇降口を目指す3人。
 夜叉子は左手でショートパンツの上から前を押さえている。
 モレ子も、サロペットのいろいろな場所をつかんでは引っ張り上げなんとかオシッコの出口を押さえようとしている。
 階段を下りる途中、中学年用の女子トイレ。低学年用の女子トイレが目に入った。
 トイレをにらみつける二人であったが、もちろん、オシッコをするためにそこに行くことはできるはずが無かった。
 
 3人は学校の昇降口に着いた。
 下駄箱から靴を取り出し、六年生の体には少し小さい上履きをもどかしそうに脱ぐと、下駄箱に入れた。
 そして、片手で前を押さえながらも、もう片方の手で上履きを下駄箱に入れ、急いで靴を履いた。

 学校を出ると予想外の寒さだった。
 「ふぅ・・・。今日は随分と寒いわね・・・・。」
 のんきに話すまみりんだったが、夜叉子とモレ子にとっては、それどころではない死活問題だった。
 (あうっ・・・・!)
 寒さがモレ子の膀胱を直撃し、オシッコが数滴ちびりだす。
 無我夢中でオシッコと情けない声が漏れ出しそうになるのを防いだ。両手でサロペットの上から前を押さえて。
 
 それをからかおうとする夜叉子だったが、彼女もそれどころではなかった。
 前を押さえる左手にさらに力を入れる。

 (どうしよう・・・・。このままじゃ、小学六年、最高学年にもなってオモラシ・・・・。しかも、人に見られてるところで・・・・・。)
 モレ子は六年になってからオモラシをしたことがあるが、宅配のお兄さんにしか見られていなかった。しかも、モレ子の中ではそれすらなかったことにしようとしている。
 (このままじゃ・・・・。で、でもここでトイレというわけには・・・。)

 夜叉子も同じことを考えていた。
 (オシッコ・・・オシッコがしたい!! もう無理!!! で、でも負けるわけには・・・。)

「ねぇ・・・・。本当にそろそろトイレ行ってきたら?」
 まみりんが言う。
 「・・・・な、何のこと?」
 「・・・・・したくないもん。」
 震える声で弱弱しく2人は言った。
 口をあけるという行為ですらも、限界寸前の2人にとっては、危険な行為であった。

 校門を出て、通学路を歩く。
夜叉子は限界が近いらしく、両手でショートパンツの前を押さえている。
 モレ子も、サロペットを引っ張りあげるというよりは、鷲掴みに近くなりつつある。
 (もう無理!! こんな道の真ん中でオモラシだなんて・・・!!)
 (オシッコオシッコオシッコでちゃうー!!!)
 2人ともオモラシは時間の問題だった。

 「あら? どうしたの?」
 道で偶然会った、夜叉子の友達が話しかけてきた。
 「また、おトイレ? ・・・・もう、学校すぐそばだから、してからくればよかったのに・・・・。」
 夜叉子の姿を見て、しごく当然の感想を話す。
 
 「違うもん!! オシッコなんてしたくないもん!!」
 必死に否定する夜叉子。両手で前押さえをしながら足をバタバタさせるその姿に説得力は皆無だ。

 「あら? モレ・・・・じゃなくて、押土さん? 」
 モレ子を見て、あだ名で呼びかけて途中で訂正した。
 「押土さんも、トイレ? 」
 様子のおかしいモレ子を心配する。

 「ち、違いますよ!」
 モレ子も当然否定する。

 「2人ともどうしたの・・・? 我慢すると体に悪いよ。 それに6年生にもなってオモラシしてどうするのよ・・・。」
 「だから、違うの!!!」
 夜叉子とモレ子は2人とも同時に否定した。

 「オモラシなんてしない!!!」
 「そうよ! なんで、急にオモラシだなんていうの!!」
 2人はオシッコができない不満もあり、怒り出した。
 「でも、夜叉子ちゃんは前に・・・・。それに、押土さんも、三年生の時してたし、みんなからモレ子って言われてるし・・・。」
 「4年のときもしてたよ。」
 まみりんが付け加えた。
 「ち、違う!! だって、あのときはまみりんが・・・。」
 必死にまみりんの発言を否定するモレ子。
 「へぇー、そうだったんだ・・・・。」
 少し勝ち誇る夜叉子。
 「あんただって、してるんでしょ!! どっちにしても今はオシッコしたくないし、6年生にもなってオモラシするわけないでしょ!!」
 「そうよ!! なんでオモラシだなんていうの!?」
 「そうよそうよ!! あんたこそ、まだオモラシしてるわけ!?」
 「そうじゃんそうじゃん!! そんなに行きたいなら自分がトイレ行けば!?」
 怒り続けるモレ子と夜叉子。

 「あー、わかった!! 自分がオモラシ治ってなくて、今もオシッコが漏れそうだからそんな変なこと言ってるんでしょ!?」
 サロペットの前を鷲掴みにし、落ち着き無く足踏みをしつつ、モレ子はめちゃくちゃなことを言い始めた。
 「そうじゃんそうじゃん!! 自分こそ、おトイレ行かなくて大丈夫なの? 一緒に行ってあげようか?」
 両手で前を押さえて、激しく足踏みをしながら、夜叉子も言った。
 「あー、でもこのあたりっておトイレあったっけ? 大丈夫かなぁ? オモラシしないかなぁ・・・。」
 オシッコ我慢のことで頭がいっぱいのモレ子の頭に奇跡的にもあるアイデアが思い浮かびつつあった。
 「家、この近くだったよね? しょうがないなぁ、一緒にいってあげるよ!!」
 夜叉子も同じことに気づいた。
 「しょうがないわね。私も行ってあげるよ! もう、6年生にもなってオモラシが治らないなんてしょうがない子ねぇ・・・。」
 2人はめちゃくちゃな理由で友達の家のトイレを目指し始めた。

 「あそこの赤い屋根の家だよね!!」
 「そ、そうなんだ!!」
 友達の家はすぐ近くだった。
 夜叉子とモレ子は、気が緩んでしまい、ちょろちょろとオシッコをパンツの中にちびってしまっていた。
 
 (オシッコオシッコオシッコ!!! まだ出ちゃダメ!!)
 (もうちょっとよ・・・・!! あと少しでおトイレ!!)
 2人とも既に、我慢の限界を超えていた。
 友達を無理やり、押して、家に向かっていた。

 (着いた!!!)
 ようやく友達の家に着いた。
 2人は我先にと、玄関のドアノブをつかんだ。
 「なに、やってるんだか・・・・。」
 後ろで苦笑いをするまみりん。
 (オシッコオシッコ!! やっとできる!!)
 (おトイレ!! 早くしないと・・・・!!)
 夜叉子とモレ子は2人とも、一つしかないドアノブをガシャガシャと引っ張った。
 しかし、ドアは開かなかった。
 (な、なんで!?)
 激しく足踏みをし、ドアノブをつかんでない手で必死に前を押さえ、パニック状態の2人。

 「あの・・・・。うち、共働きだから、鍵がかかってて・・・。」
 後ろから遠慮がちに、鍵を差し出す友達。

 「え・・・、あ、ああ!!そうだった!!!」
 「もう、仕方ないわね!! 早くあけなさいよ!! オモラシしそうなんでしょ!!」
 2人は、急いでドアから離れた。
 
 「別に私はトイレには行きたくないんだけどなぁ・・・・。」
 そういいながら鍵を開ける友達。
 後ろでは、夜叉子が、ショートパンツのホックを外し、直接手をパンツの中に入れて、オシッコを押しとどめていた。モレ子も、右手で前を押さえながら、早歩きで、落ち着きなく歩き回り尿意をこらえていた。
 2人とも、よその家の庭にも関わらず、靴を脱いでしまっている。
 もちろん、鍵が開いてから、すぐトイレにダッシュするためだ。
 「誰がどう見ても、オモラシしそうなのはモレ子たちでしょうよ・・・。」
 まみりんが言った。
 「トイレは玄関入ったて真っ直ぐ歩けばすぐだから、もうちょっとだけがんばってね。」
 友達も言う。
 
 「ほら、鍵開いたから、トイレに・・・・。」
 友達のその言葉を聞くや否や、玄関のドアを開け、廊下をまっすぐに走った。
 するとトイレが見えた。
 走ったことで膀胱に衝撃がかかり、オシッコが大きく漏れ出したが、もうトイレは目の前だ!
 そして、トイレに入りドアを閉め、鍵をかけようとするのだが・・・・。

 「えっ・・・!!」
 2人は同時に言った。
 普通の家なので、トイレは一つしかない。
 だが、そこに夜叉子とモレ子という2人の少女が同時に入ってしまったのだ。
 「な、なんでそこにいるのよ!! オシッコできないよぉ!!」
 「あなたこそ、出て行ってよ、覗かないでよ!!」
 ここまでオシッコを我慢できただけで2人にとっては十分すぎるくらいの奇跡なのだ。
 一秒でも早くお尻を出し、トイレをしないといけない。
 相手に順番を譲る余裕なんてあるはずもなかった。

 「モレ子はオモラシなんてしないって言ってたじゃん!! オシッコしたくないって言ってたじゃん!!」
 「うるさい!! あなたこそ、外でオモラシすれば!!」
 激しいトイレの取り合いをする2人。
 もはや、2人の中での勝負は、”どっちがオシッコを我慢できるか ”から”どっちが、オモラシをせずトイレを使えるか”に変わりつつあった。

「オシッコさせてー!!!! オシッコ出るー!!!!」
 大声で叫ぶ夜叉子。既に、我慢の限界を超え、ショートパンツは廊下に投げ捨てられ、オシッコで黄色に染まりつつある白のパンツが丸見えだ。
 「うるさい!! パンツ一枚で、恥ずかしい言葉話すのやめなさいよ!」
そう言う、モレ子も、前かがみになり、両手で力いっぱい前を押さえ、両足は激しくステップを踏んでいる。
だれがどうみても、オモラシ寸前の小さな子供そっくりだ。
 パンツにも、オシッコを何度もちびってしまっている。

 (オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ!!!)
 (もうダメ・・・。オシッコが・・・・!!)
 いつオモラシしても不思議じゃない状態の2人。

 そこで、突然、モレ子の動きが止まった。
 (あれ? もしかして漏らした?)
 不思議がる夜叉子だったが、モレ子は突然、夜叉子のお腹に向かってパンチを繰り出した。
 「痛っ・・・!! ああっ!!」
 オシッコが満杯のお腹を殴られて平気なわけがない。
 うずくまり、必死にオシッコを食い止める夜叉子。
 そして、その隙にトイレに入る卑怯なモレ子。
 (ず、ずるいよぉ・・・。)
 オモラシ寸前の少女のお腹を殴るという卑劣極まりない行為だったが、オモラシを防ぐためには既に手段を選んでいる余裕のないモレ子であった。

 卑怯な方法をつかったとはいえ、トイレに入り、急いでお尻を出そうとするモレ子。
 だが、そこで、オモラシ常習犯のモレ子としてはあまりにも迂闊すぎるミスをしてしまう。
「あっ・・・ああっ・・・・、な、なんで!?」
 そして、ズボンと下着を同時につかみ、下に下げることでお尻を出し、洋式トイレに腰掛けるつもりだったのだが、なぜか、下に降りないズボン。
 既に限界を遥かに超えていることに加え、モレ子の頭の中では、2,3秒後にはオシッコを発射できている計算だ。
薄い下着で吸収できなくなったオシッコが厚手の白い布地を黄色く染めていく。 「な、なんでよ!? こんなところまで来てオモラシなんてダメなのにー!! ・・・・あっ!」
 モレ子はようやく遅すぎる理解をした。
 サロペットを履いていたことを思い出したのだ。

 「そうだった!!」
 慌てて胸の上に手を伸ばし、ボタンを外そうとするモレ子。
 しかし、もう遅かったようです。我慢に我慢を重ねたオシッコはもう、今度こそ待ってくれませんでした。
 白のサロペットは、オシッコでどんどん黄色く染まっていきます。

 「あっ、あっ、ああっ!! ダメー!!!」
 とはいえ、ここまできて諦めてできるわけありません。
 近くには、クラスメイトが3人もいるのです。
 特に、夜叉子にはオシッコで負けたくなかったのです。
 しかし、右手は、サロペットの上から出口をきっちり押さえたまま話すことができません。
 オシッコのことで頭がいっぱいのモレ子にとって、左手だけでは、ボタンを外すことは至難の業でした。
 しかも、両足は激しく足踏みをし、体中を大きく揺さぶり、さらに難しくしています。

 「いやぁぁぁぁっ!!! おトイレ!!!! おトイレでしなきゃダメなのぉぉぉ!!!」
 叫びながらボタンと格闘するモレ子。
 「そうだね。でももう、服着たまましちゃってるね。」
 冷静に突っ込みをいれるまみりん。
 「違うの!!! オモラシじゃないの!!! 少しでもトイレでできればオモラシじゃないの!!!」
 パニック状態で意味不明な理屈を唱えるモレ子。
 そして、オシッコを少しでもトイレでしようとボタンと格闘する。
 
 「いや、明らかにオモラシだからそれ。 あ、ほら、床も濡れ始めた。」
 今にも笑い出しそうな表情でまみりんが言う。
 「もう・・・、私の家でオモラシして・・・・・。ちゃんと掃除していってよね。」
 こちらは、怒りたい気持ちを抑えながら自分の家を汚された友達が言った。 
 「オモラシじゃないの!!! オモラシじゃないもん!!! オモラシって言った方がオモラシなんだもん!!」
 相変わらずデタラメな主張をするモレ子。自分でも意味不明だとわかっているが”オモラシ”という現実をなんとしても受け入れたくなかった。
 そして。

 「あっ・・・・・・。」
 激しい足踏みの音と、叫び声が急に止まった。
 そして、かすかに聞こえる水音。
 遂にモレ子は、サロペットもパンツも履いたまま、洋式トイレの目の前で全てのオシッコを出しきってしまったのだ。

 「終わったね・・・・・。」
 まみりんが言った。
 「これは、確実にオモラシだな。」 
 「もう・・・・。だから早くトイレに行きなさいって言ったでしょ! 人の家を汚して・・・・。」
 無言で目に涙を溜めるモレ子。

 「まったく・・・・。モレ子は本当にモレ子なんだから・・・・。ちゃんと掃除しなよ。いつも漏らして慣れてるんだろ・・・・。
 「あら? そういえば夜叉子ちゃんはどうしたのかしら?」


 時間を少し遡る。
 トイレをモレ子に横取りされた夜叉子は家を飛び出していた。
 そして、庭に出るや否や、履いていた白のパンツを脱ぎ、お尻を出した。
 待っていたかのようにオシッコが、ちょろちょろと漏れ出したが、地面に吸い取られていった。

 (確かに向こうが・・・・!!)
 夜叉子は庭の目立たないところにしゃがみこんだ。
 同時に強くなるオシッコの勢い。
 しかし、夜叉子はもうとめようとしなかった。
 ここでオシッコをしてしまうつもりなのだ。
 (ああっ!! き、気持ちいい!!)
 夜叉子は遂に念願のオシッコタイムを迎え、気持ちよくオシッコを放出していた。
 (良かった・・・・!! やっとオシッコできたよ・・・・!!)
 こんなに気持ちよいオシッコタイムは久々だった。
 我慢に我慢を重ねたオシッコを衣服を濡らすことなく遂に放出できたのだから。
 欲望のままに、とにかくオシッコをぶちまける夜叉子。
  
 (はぁ・・・・・。っと、まだ出る・・・・。)
 しばらくオシッコを続けると、段々と夜叉子の表情が変わってきた。
 夜叉子は、野ションの途中やする直前に、邪魔が入り、失敗した苦い経験がいくつもある。
 その悪夢が蘇ってきたのだ。
 (は、はやくしないと・・・・。ああ・・・でも止まらない・・・・。)
 我慢に我慢を重ねたオシッコは止めようとしてもちょろちょろ流れ出しなかなか止まってくれない。
 (お願い・・・お願いだから誰も来ないで・・・・!! こ、ここなら大丈夫だと思うけど・・・・。)
 不安でたまらない夜叉子。しかし、彼女の判断は正しかった。留守の友達の家の庭に来る人はいなかった。
 
 長い間で続けた夜叉子のオシッコもようやく終わった。
 満杯だった膀胱もすっかり空っぽになり、めったに感じることに無いすっきり感を感じる夜叉子。
 しかし、すっきり感に浸っている余裕は無かった。
 (急げ!!!)
 しゃがみポーズから立ち上がると猛ダッシュする夜叉子。
 7,8秒ほど走り、パンツを見つけ、掴み取ると素早く履いた。
 (あ・・・拭いてない! それに、パンツもかなり濡れてる・・・・!! でもそれどころじゃない!!)
 パンツを履き再び家に入ると、トイレに向かった。
 トイレの目の前に落ちていたショートパンツを素早く掴み取り履く。
 (ふぅ・・・これでよし!)
 大きく一呼吸すると、ショートパンツのファスナーを上げ、ホックを閉じ、服の乱れをチェックした。

 トイレの中では、水溜りを作ったモレ子が泣いていた。
 そしてその前で呆れる二人。

 「あら? 夜叉子ちゃん? おトイレは?」
 「なんのこと? おトイレなんて行きたくないよ?」
 夜叉子は余裕の笑顔で言った。
 2人は夜叉子の表情とシミ一つ無いショートパンツを見て驚くが、すぐに状況を理解した。
 
 「だから、言ってたじゃん! オモラシなんてしないし、トイレ行かなくても平気だって・・・・。 あれ?」
 夜叉子はモレ子を見た。
 「えー!! これもしかしてオモラシ!? 六年生にもなってしちゃったの!?」
 わざとらしく大声で言った。
 
 「ち、ちが・・・・・。」
 「違わないよ。オモラシだよ。」
 否定しようとするモレ子にまみりんが言った。
 
 「うそー!! やっぱり、モレ子じゃん!! 六年生にもなってオモラシしてるー!!」
 「あ・・・あんただって・・・・・。」
 「え・・・・。なんのこと? 漏らしてないよ?」
 上着をまくりあげ、ショートパンツを見せびらかす夜叉子。
 
 「濡れてないよね? しかも、私を押しのけて無理やりトイレに入ったの誰だっけ?」
 「うう・・・・・。」
 「なのに、間に合わなかったんだ!」
 「あ・・・あんたは外でしたんでしょ!!」
 「知らない? どっちにしても、漏らすよりマシでしょ」
 夜叉子は笑顔で反論した。
 「そうね・・・・。人の家でオモラシされるよりはずっとね・・・・。」
 友達も言った。
 さらに不機嫌になるモレ子。

 「なによ! あんなに恥ずかしいかっこして!!」
 「漏らすよりはマシでしょ?」
 「そうだな。」
 今度はまみりんが言った。

 「パンツの中には漏らしてるんでしょ!! ちょっと見せてみなさいよ!!」
 「やだよ、なんでパンツ見せないといけないの? 人のパンツを見たいとかおかしすぎるし・・・。 あ、六年生でオモラシしてるだけでも十分おかしいか・・・・」
 「うわぁぁぁぁん!!!!」
 反論できず悔し泣きをするモレ子。

 (勝った・・・。勝ったよキキョウ君!!)
 夜叉子は満面の笑みを浮かべていた。
 



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鴇庭 夜叉子 小学5年生 - 初恋の相手は・・・・ -
ランドセルを背負い、家路を急ぐ1人の少女。
5年間背負い続けた赤いランドセルはかなりくたびれて見える。

 (あううっ・・・・・。やばいなぁ・・・・・。)
 少女の名前は鴇庭夜叉子。なにやら険しい表情をしている。

 (ううっ・・・・。オシッコがしたい・・・・!)
 夜叉子はオシッコを我慢していた。
 その辛そうな顔を近くの雑木林に向ける。

 (あそこでしちゃいたいけど・・・・・。)
 過去五年間で何度か、その雑木林に隠れ、夜叉子はオシッコをしてしまっている。
 少し前の夜叉子だったら、とっくに、同じことをしてしまっているレベルの尿意に高まっていた。

 (ああっ!! で、でもっ!!)
 夜叉子は、右手でぎゅっとジーンズの前をつかんで、葛藤し続けた。
 (もし・・・・。もし万一、キキョウ君に見られたら・・・・。)

 キキョウ君。
 夜叉子の通う学校に去年、転校してきた同級生だ。
 サッカー部の期待の新人となり、来年にはキャプテンになるのは確実だろうと言われていた。
 そのキキョウ君が夜叉子は気になって仕方ないのだ。

 (だ、だめっ!! で、でも我慢できない・・・・・。このままじゃ、漏れちゃう・・・!)
 去年までは全く持つことの無かった感情。
 そのため、夜叉子は今までに無いタイプの危機を迎えていた。
 
 (で、でも最近、キキョウ君、ずっと学校休んでるみたいだし、こんなところで会ったりなんて・・・・・、ううん! ダメ!! ちゃんとお家のトイレでオシッコしないと・・・・ああ、で、でもでも、絶対にお家までなんて我慢できないー!!)

夜叉子にとって、「オモラシ」はなんとしても避けたい事態である。
 しかし、それと同時に、「野ション」もなんとしても避けたい事態として追加されてしまった。
 一体、どうすればいいのか、今までそんな事態はなかったのだ。

 「ああっ・・・!!」
 思わずうめき声を上げる夜叉子。
 少しだけオシッコをちびってしまったのだ。
 これは、夜叉子のオモラシが近いことを示していた。
 
(ダメダメダメッ!! オモラシしちゃダメ!! )
夜叉子の我慢は限界だった。
とても家のトイレまで我慢できる余裕は無い。
(どうしよう・・・・・。トイレまで我慢できないし、お家のお風呂場で・・・ううん、それも無理!! お家のお庭では・・・。そ、それも無理!!)
必死に考える夜叉子。その間にも、オシッコはちょろちょろとちびりだし続けている。

(あと、どれくらい我慢できるかなぁ・・・・・。10分・・・・うん、10分位ならがんばれる!)
あたりを気にしつつ、両手でぎゅっと前を押さえる。
(10分くらい歩けば、学校からだいぶ離れるし、家も近くなる・・・。そしたら・・・・も、もうあの茂みでしちゃおう!! あそこなら誰にもバレないはず!!)
夜叉子は、なんとか目標を決め、そこまで我慢したら野ションをすることに決めた。

それから5分後。
夜叉子は歩き続けていた。
ショーツの中には何度もオシッコをちびり、生暖かい不快な感触が広がっている。
そして、両手で力の限り、ジーンズの上から股を押え、なんとか、小規模のオモラシで押さえ込もうとしている。
(オシッコ・・・・、オシッコしたいよぉ・・・・!!)
泣きそうな顔で歩き続ける夜叉子。
(あの家にもトイレあるんだろうなぁ・・・・。)
夜叉子は、近くの和風の民家に目を向けた。
(あのうちが自分のお家だったらなぁ・・・・。中はきっと和式のトイレなんだろうなぁ・・・・。たたたたーってトイレに駆けていって、ドアを開けて、すぐおズボンとパンツを脱いで、しゃがんで・・・、そしたらすぐにシャァァァってできるんのいぃ・・・!!)
顔を苦痛にゆがめる夜叉子。
しかし、10分後という目標を変えるつもりはなかった。
夜叉子はまだまだトイレを我慢するしかないのだ。

さらに2分ほど歩いた。
オシッコは既に、ジーンズにも染み出していた。
右手に感じる生暖かい液体に、焦りを強めながらも、必死に歩き続ける夜叉子。
(あ・・・・。)
夜叉子の目は道のはずれの茂みに釘付けになった。
(あそこなら、隠れられる・・・・!)
イケナイ考えが頭をよぎる。
それと同時に・・・。
「あっ・・・・・、いやああっ!!!」
ちびり続けていたオシッコの流れが強まった。
青いジーンズに大きな濃紺のシミを作り始めた。
「もう、ダメッ!!」
夜叉子は遂にこらえきれなくなり、茂みに向かって走り出した。

「やっぱり、ここなら大丈夫そう・・・!」
そう安心しきった夜叉子。
オシッコは再び強く流れ出した。
夜叉子は慌てて、ジーンズに手をかけるが・・・。

「い、いやぁっ!!!」
慌ててしまいホックがうまく外れない。
これではジーンズもショーツも脱げず、お尻を出すことができない。

そんな事情はお構いなしに、流れ続けるオシッコ。
ジーンズのシミは右足を伝い、濃紺の太い線が降りていった。
そして、一番下までいくと、靴下と運動靴を濡らし始めた。

「あっ・・・・。」
そこにきて、夜叉子はオモラシを認め我慢を諦めた。
オシッコの流れはさらに強まり、滝のように流れ続けた。

「うう・・・・。」
それほど時間が過ぎただろうか。夜叉子にはとても長い時間に感じられた。
滝のようなオシッコがようやく止まった。
「やっちゃった・・・・。漏らしちゃったぁ・・・・!」
夜叉子は声をあげて泣き出した。
誰にも見られなかったとはいえ、オモラシは恥ずかしい。
過去に何度も経験しているとはいえ、今までの数倍の悔しい気持ちを感じていた。

”もう、オモラシは絶対にしない”

キキョウ君が気になるようになってから、よりいっそう強く思い続けていた願いだ。
そのために、努力してきたが、こんなにも早く失敗してしまうとは思っても見なかった。
夜叉子にはそれが悔しくてたまらなかったのだ。
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鴇庭 夜叉子 小学4年生 - 友達とのお出かけで - 
 「やっぱり、ないみたいよ・・・。」
 「そんなー! もれちゃうよぉ・・・・・。」
 夜叉子はその場で足踏みをしながら情けない声を出した。
 オシッコがしたいが、トイレがないのだ。

 夜叉子の学校で人気のファンシーショップに友達と遊びに来たのだが、オシッコがしたくなってしまった。
 しかし、店にトイレはないようです。
 でも、もうオシッコはもれる寸前です。

 「もうもれちゃう!!」
 足踏みを続けながら右手で前を鷲掴みにする夜叉子。
 「ダメよ漏らしちゃ! でも、トイレはないし・・・・。」
 「無理! もれちゃうー!!!」
 そう言うと夜叉子は店を飛び出していった。

 「オシッコオシッコ・・・・!!」
前を押さえながら、走りずらそうにしながらも、なるべく急いで走る夜叉子。
 そして物陰を見つけた。
 (もう、無理!! あそこでする!!)
 夜叉子は、右手で前を押さえつつ、左手でスカートをたくし上げながら、物陰へと走った。
 そして、物陰に隠れると、スカートを一気に上げ、ピンクのパンツに手をかけて、一気に降ろそうとした・・・・。

 「何してるの?」
 突然の声にびっくりして、パンツを上げる夜叉子。
 しかし、既に、オシッコが数滴ちびり出てしまっている。

 「お尻出して何してるの?」
 見ると、2,3歳年下の男の子が夜叉子の後ろにいた。
 いくら夜叉子でも、男の子に見られながらオシッコなんてできるわけがない。

 「な、何もしてないよ!!」
 平静を装うとする夜叉子。
 しかし、急いで上げたピンクのパンツがワンピースに引っかかってしまっている。

 「じゃあ、スカートの上からパンツ履いて何してるの?」
 さらに質問する男の子。

 「な、何でもないもん!」
 急いで、パンツに手をかけ、服装を整えようとする夜叉子。
 しかし、両手を離してしまったため、ちょろちょろとオシッコがちびりだしてしまった。
 足踏みをしながら、その場でぐるりと回転し、必死に尿意を紛らわそうとする夜叉子。
 オモラシ寸前であることはバレバレだ。
 早く服を調えたいが、尿意に邪魔され、なかなか集中できない。

 ようやく服装を整えると、ワンピースの上から力の限り、股間を押さえ、腰を屈めて走り出した。しかし、早くは走れず、男の子が追いかけてくる。

「どこ行くのー?」
 余裕で追いかけてくる男の子。
 (こないでよー!! オシッコしたいのー!! オシッコさせてよー!!!)
 もう我慢ができない夜叉子。
 どの道、このままじゃ、オモラシだ。
 諦めて、パンツとワンピースの中に、オシッコを開放してしまおうとする夜叉子。
 しかし。

 「夜叉子ちゃん!!」
 友達も追いついてきた。
 そして、男の子の両腕をつかんだ。
 「わ、何するんだよ!」
 「ちょっと、ここでじっとしていてほしいの!」
 そういって、強引に男の子を引き止める友達。

 「夜叉子ちゃん!! 今のうちに急いで!!」
 その声ではっと我に返り、最後の力を込めて、オシッコの出口を塞ぎとめた。
 (たすかったぁ・・・・! これで、オシッコできる!!)
 夜叉子は、急いで走り出した。

 建物の影に隠れ、素早く、ワンピースを捲り上げると、パンツに手をかけた。
 (今度こそ、オシッコできる!!!)
 そう思い、パンツを降ろし、お尻を出した夜叉子。
 今度こそ、念願のオシッコタイムの到来・・・・。
 と思われた。

 「・・・・!!」
 突然、気配を感じて、後ろを振り向く夜叉子。
 すると見知らぬ、少女が立っていた。
 3,4歳くらい年下だ。

 「あ・・・、あっ・・・!」
 夜叉子は必死に考えた。
 今すぐ、オシッコをしたい。ずっと自分を苦しめ続けてきた忌々しい液体を排出して、楽になりたい。
 しかし、少女はじっと夜叉子を見ている。 
 自分より年上のお姉さんが、トイレでもない場所でオシッコをしてしまったら一体どう思われるだろうか・・・。

 「・・・・んんっ!!」
 時間にして2秒程度。しかし、夜叉子は頭をフル回転させ考えた結果、パンツを一気に引き上げ、ようやく出すことができたお尻を隠してしまった。
 しかし、既に外に出す予定だった夜叉子のオシッコはもう止まってくれなかった。
 ピンクのパンツにじょばじょばと漏れ出すオシッコ・・・。

 「・・・・や、だめっ!!」
 せっかく、我慢したのに、これでは水の泡だ。
 再度、パンツを降ろし、お尻を出してしゃがみこんだ。
 そして、地面に向けてオシッコをし始めた。

 不思議そうにじっと見つける少女。
 気持ち良さに我を忘れそうになる夜叉子であったが、目線に気づいた。
 恥ずかしくてたまらなくなる夜叉子。

 「み、見ないでー!!」
 そう叫びながらオシッコを必死に止め、パンツを引っ張りあげた。
 夜叉子が野ションに成功したのは時間にして4,5秒程度。そんな短い時間では、夜叉子のオシッコを全て排出することなど到底不可能であった。

 「やっ、いやぁぁ!!!!」
 必死に両手でワンピースの上から出口を押え、地団太を踏むものの、一度出たオシッコは簡単には止まってくれなかった。
 ぐしょぐしょのパンツを濡らし、ワンピースにもシミを作っていく。

 「あっ・・・ああっ・・・・。」
 足を伝うオシッコの感触。
 今までに何回か経験したことがある「オモラシ」の感触だ。
 そこで、夜叉子は、我慢を諦めてしまった。

 かわいい絵柄の靴下と、お気に入りの赤い運動靴を濡らし、オシッコは地面に水溜りを作っていった。

 「うう・・・・。」
 年下の少女は珍しい光景をまだじっと見ている。
 小さな子の前でオモラシをしてしまいなきたくなる夜叉子。
 しかし、ここで泣いてしまっては、お姉さんとしてのプライドはさらにズタズタだ。

 「くぅっ・・・・。ううっ・・・。」
 必死に泣きたい気持ちをこらえながら、その場を立ち去る夜叉子であった。

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鴇庭 夜叉子 小学3年生 - 全校集会にて -
 体育館での全校集会。
 校長先生の長い話にみんなうんざりとしていた。
 早く終わってほしい。
 そう考える生徒が多かったが、特にその思いが強い二年生が二人いた。

 鴇庭夜叉子と押土萌子だった。

 2人には共通点があった。
 オシッコが近いことだ。
 2人ともオシッコを我慢することが多く、時々はオモラシもしていた。
 そして、偶然にも、その日は二人同時にオモラシの危機を迎えることとなってしまっていたのだ。

 (オシッコ・・・・オシッコがしたい!!)
 夜叉子は必死にショートパンツの上から前を押さえて我慢する。

 (うう・・・、なんでおトイレ行き忘れちゃったんだろう・・・。私のバカ・・・!)
 萌子ももぞもぞしながら、尿意と必死に戦っていた。

 ようやく全校集会が終わった。
 だが、教室には一年生から戻らないといけない。
 二人はまだまだトイレにはありつけないのだ。

 「・・・・オシッコしたい。」
 顔を苦痛にゆがませ、夜叉子はつぶやいた。
 両手は股間を思いっきり押さえつけている。
 「ちょっと、大丈夫?」
 「もうちょっと、我慢して!」
 周囲の友達が心配して声をかける。

 「もらすんじゃねーぞ!」
 「我慢できないんでちゅかー?」
 中には意地悪を言う友達もいた。
 だが、夜叉子に反論する余裕は全くなかった。

 「ちょっと、やめなよ!」
 「やだよーだ! 」
 「がんばって我慢してるのにひどいよ!」
 「じゃあ、我慢しなければ? 二人でオモラシしちゃえばいいじゃん?」
 「二人って誰のことよ?」
 「そりゃ、夜叉子とモレ子だよ!」

 そういうと何人かの生徒がいっせいに萌子の方を向いた。
 萌子は過去のオモラシから「モレ子」というあだ名で呼ばれていた。

 「な、なんで私が出てくるの!?」
 モレ子は焦った。
 
 「さっきから、ぶるぶるぶるぶる震えていたぜ。また、漏らしそうなんだろ?」
 意地悪な生徒が言った。

 「な、なんのこと!?」
 モレ子は前押さえをしていなかったので、我慢がばれているとは気づかなかった。
 思わず顔を真っ赤にする。

 そのとき、ようやく一、二年生の退場が終わった。
 三年生も順番に歩き始めた。
 夜叉子は、両手で力いっぱい、前を押さえて歩く。
 モレ子は、前を押さえたい気持ちと必死に戦いながら平静を装い歩いた。
 どうしても我慢がきかないときは時折、ショートパンツを思いっきり引っ張りあげてオシッコをなんとか押しとどめた。

 「もう、オシッコ出ちゃう!!」
 夜叉子が叫んだ。場所は体育館から校舎に続く、渡り廊下のちょうど真ん中あたりだった。
 そして、シャツをめくりあげ、ショートパンツのホックを外し始めた。
 「ちょっと、こんなところでしちゃだめ!!」
 過去の出来事から、夜叉子が外でオシッコをしようとしていると気づき、止める友人。

 「みんなに見られちゃうよ!」
 「え、いいよ! モレ子と二人で外でしちゃいなよ!」
 「ちょっと、なんで私が出てくるのよ!?」
 モレ子は言った。
 モレ子は、あくまでも、「漏れそうじゃないですよ」と主張したかった。
 そのために、前を抑えたい気持ちと必死に戦ってきたのだ。
 (うー!! いくら私でもトイレ以外でオシッコなんてするわけないじゃん!! それもこんなに人がいっぱいいるところで・・・・。)
 モレ子は泣き出したくなった。

 校舎に入った。二人。
 夜叉子は、ショートパンツの中に手をいれ、出口を直接押さえている。
 モレ子も、もう限界なのか、時折、左手で股間を押さえてしまっている。

 「オシッコオシッコオシッコ!!!」
 騒ぎ続ける夜叉子。
 一方の、モレ子は苦痛の表情をし、逆に一言もしゃべる余裕はないという感じだった。

 「二人ともがんばって!! もうちょっとでおトイレ見えてきたよ!!」
 「そうだぞ! ここまで来て漏らしたら超恥ずかしいぜ!」
 
 「・・・・・わ、わたしは別に違うもん・・・・。」
 蚊のなくような声でモレ子は答えた。

 「無理しちゃダメだよ萌子ちゃん!」
 友達が親切心から言ったが、モレ子にとっては全くうれしくなかった。
 「そうだぞモレ子! また漏らしたら恥ずかしいぞ!」
 別の友達が言った。これは親切心からではないだろう。

 ようやく女子トイレに入った二人。
 しかし、全校集会で我慢してたのは二人だけではなかった。
 個室はすべて使用中で、しかも列ができていた。

 「いやー!! オシッコしたいのにー!!!」
 (うう・・・・、どうしようもう本当に我慢できないかも・・・・。)
 絶望的な光景に、目に涙を浮かべる二人。
 モレ子は遂に左手を股間から離せなくなってしまった。

 「もうイヤー!! ここでするー!!」
 夜叉子は再び、シャツをめくり上げ、ホックの外れたショートパンツを脱ぎ始めた。
 「もうちょっとだから我慢して!!」
 再び止めに入る友達。

 「そうよ!! 女の子としてのプライドはないの!?」
 モレ子も必死に援護した。
 目の前でオシッコなんてされてしまっては、つられてオモラシをしてしまうことは確実だった。

 二人の順番はなかなか回ってこない。
 既に二人のパンツの中にはオシッコが少し染み出していた。

 「漏れちゃう漏れちゃうオシッコさせてー!!」
 大声を出しながら、両手で前を押さえ、女子トイレの中を走り回る夜叉子。
 脱いでしまったショートパンツを履き直す余裕などあるはずもない。
 小さな黄色いシミが有る白のパンツが丸見えである。

 一方、モレ子は、しゃがみこみ、左手と踵でオシッコを押さえ込んでいた。
 右手は使わなかった。
 いまさら、意味がない気もするが、「オシッコが漏れそうではない」とモレ子は必死に主張しているつもりだった。

 水を流す音が聞こえる。
 水音につられて、漏れ出すオシッコ。
 夜叉子のパンツのシミが大きくなる。
 ショートパンツに隠れているが、モレ子の白いパンツにも黄色いシミが広がっていった。

 「ねぇ、先に入れてあげてよ!!」 
 2人の惨状を見かねた友人が交渉した。
 「うーん、しょうがないわね。私、まだ余裕あるし・・・・。」
 運よく、順番を譲ってもらえた。
 夜叉子はわき目も振らず個室に飛び込んだ。
 そして、パンツを降ろしお尻を出すと、和式トイレにまたがり、ドアも閉めずに、オシッコを始めた。

 「はぁ・・・・・!! すっきり・・・・・!!」
 気持ちよさそうにオシッコをする夜叉子。

 つられて漏れ出すモレ子のオシッコ。
 ショートパンツにも、小さなシミができ始めた。
 (も、もうっ!!! ドアくらい閉めなさいよ!!)

 さらに隣の個室が開いた。
 「ほら、萌子ちゃんも早く!!」
 「わ、わたしはちゃんと我慢できるもん・・・・・。」
 この期に及んでも、列に並ぼうとするモレ子。
 しかし、目の前に現れた真っ白な和式トイレの誘惑には勝てなかった。
 「で、でも、そんなに言うなら!!」
 モレ子は和式トイレに向かって猛ダッシュした。
 そして、トイレにまたがり、お尻を出そうとしたが・・・・・。

 (やっ! いやっ!! も、もう限界なのにっ・・・!!)
 焦ってしまってショートパンツのホックが外れない。
 その間にもショートパンツのシミはどんどん大きくなっていく。

泣きながら必死にパンツを脱ごうとするモレ子。
 しかし、モレ子がパンツを脱ぎ、お尻を出せたのは、オシッコがほとんどすべて漏れ出してからだった。
 ショートパンツも白のパンツもびしょびしょ。
 さらにドアを開けたままだったので、後ろにならんでいたクラスメイトにも丸見えだ。

 「ううっ・・・・・、間に合ったのにぃ・・・・」
 涙が止まらなくなるモレ子。

 「ほらほら、保健室行こ。早く着替えてきましょ。」
 「間に合ったもん! モレ子じゃないもん!」
 「間に合ってないじゃん! こんなびしょびしょのパンツで教室に戻るつもり!?」
 「あう・・・・・・。」 
 確かに、この服装で教室に戻ったら、みんなに大笑いされる。
 それだけは絶対に避けたいモレ子だった。

 「夜叉子ちゃんは大丈夫?」
 「うん! ちょっと濡れちゃったけど、ズボンは平気だよ!」
 黄色く変色したパンツの上からショートパンツをはいた夜叉子。
 ちょっと、気持ち悪いが、これなら、教室に戻ってもオモラシはばれなそうだ。
 「よかったね、間に合って!」
 「うん! がんばった!!」
 「えらいえらい!!」
 クラスメイトから褒められる夜叉子。

 (私だってがんばったのにぃ・・・!! ちゃんとトイレまで我慢したのに・・・・。お外でなんてしようとしなかったのにぃ・・・・。)
 なんとも納得のいかない悔しく情けない気持ちになるモレ子であった。


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鴇庭 夜叉子 小学2年生 - 買い物帰りの車の中で  -
「オシッコ!!!」
車の中で、夜叉子は突然叫び出した。

「オシッコしたい!!!」
そういうと、オーバーオールの上から股間を押さえ始める。
「ちょっと、なんでさっきの店で言わなかったのよ!」
イライラして母が言った。
「おいおい・・・。家までまだまだかかるぞ。」
父も言った。

「我慢できない! オシッコでちゃう!!」
さらに叫び続ける夜叉子。
「そんなこと言っても、しょうがないでしょ!」
「そうだぞ!」
さらに怒る二人。

「もう出ちゃう!! パンツの中にしちゃう!!」
両手でオーバーオールの上から前を必死に押さえる夜叉子。
「ちょっと、買ったばかりの服なんだから、汚さないでよ!」
家計のことを心配する母。
「もうっ! ズボン脱いじゃいなさい!」
怒りながらそう告げる。

夜叉子は言われたとおり、オーバーオールを脱ぎ、下着姿になっていた。
そして、パンツの中に手を入れて、直接出口を押さえる。
普通だったら、恥ずかしくてたまらない姿だろうが、夜叉子はオシッコがしたくてそれどころではなかった。

「もう無理ー!! お家まで我慢できないー!!」
叫び続ける夜叉子。
「おいおい、俺の車を汚さないでくれよ!!」
「そうよ! まだローンが残ってるんだから! ・・・・仕方ないわね、これにしちゃいなさい・・・。」
差し出されたタオルを股間に挟み、オシッコをしようとする夜叉子。

「・・・・・でないー!!」
しかし、なれない環境で、なかなかうまくオシッコがでてくれない様子。
「お、ハンバーガー屋さんがあったぞ! そこでトイレを借りよう!」
駐車場に車が止まろうとしていた。

「オシッコー!!」
急いで車を降りようとする夜叉子を母が止めた。
「車の外に出るなら、ズボンを履きなさい!」
すぐトイレに行けるつもりだった夜叉子には辛いお預けだ。

「オシッコオシッコオシッコ!!」
バタバタさせる足になんとか、ズボンを通ろうとする母。
「でちゃうー!!!!」
叫び続ける夜叉子。

「もう、これでいいわ。 あとちょっとだから我慢して!」
オーバーオールを中途半端に履かせ、パンツとお尻を隠すと、夜叉子を抱えて走り出した。

ハンバーガー屋のトイレに入った2人。
「あ・・・・。」
気の緩みから、さっきはでなかったオシッコがいまさらになって夜叉子のパンツにちびりだしてきた。
「ちょっと、夜叉子!! まだしちゃダメよ!!」

店の男女共用トイレに入る。
幸いにも空いていた。
「ほら、急いで!!」
和式トイレに夜叉子を座らせる。
だが、そのとき、夜叉子は既にパンツをぐっしょりと濡らしていて放心状態だった。

「なにしてるのよ!! はやくズボン脱がなきゃダメでしょ。」
買ったばかりのオーバーオールを濡らさないように、大慌てで脱がせる母。
しかし、既に少し濡れてしまっていた。

「あっ・・・・・、トイレ!! オシッコー!!」
われに返り、和式トイレにしゃがみこむ夜叉子。
「あーっ!! パンツまだだー!!」
立ち上がり、パンツを脱ごうとする夜叉子。
しかし、焦りと汗で、うまく脱げない。
足をオシッコが伝い始める。

「パンツ履いたまましちゃいなさい!!」
そういわれるが、無視してパンツを脱ごうとする。
夜叉子には、パンツを履いたままオシッコはできないという変なプライドがあるようだ。
なんとかパンツを脱ぎ、再びしゃがみこんだころには、夜叉子のオシッコはほとんど漏れ出した後であった。
激しい尿意と戦うため、個室の中をもぞもぞと動き回っていたため、床にオシッコが飛び散ってしまっていた。

「もうっ! こんなに濡らして・・・。」
母はトイレットペーパーで軽く床を拭き始めた。
「だってぇ・・・・。」
言い訳をしようとする夜叉子。

「ほら、終わったら、早くパンツを履いて!」
「いやぁ! ぬれちゃってる!」
「しょうがいがいでしょ、あんたが漏らしちゃったんだから! 早く帰って洗濯しないと汚れ落ちなくなるでしょ! 急ぎなさい!」
「ううー・・・・・。」
冷たくなり、気持ち悪いパンツとオーバーオールを無理やり履かされて、シミを隠しながら、抱きかかえられ、早足で車へと連れられていく夜叉子であった。

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