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DATE: 2018/05/12(土)   CATEGORY: クネクネ事件簿
目撃! クネクネちゃん - オモラシ状態で電車やバスに乗り帰宅? -
 種別:オモラシ?
 状況:不明(お尻を濡らした状態でバス停や女子トイレの列に並ぶ)
 人物:50代くらい
 時期:2016年10月
 服装:ジーンズ


深夜の駅にて、女子トイレの列の一番後ろにじっと並んでいる50代くらいの女性。
よくみると・・・・・ジーンズのお尻の部分が濡れている!

もしかしてちびってる・・・・と思ったがじっと並んでいて焦っている様子はない。

しばらくするとトイレから出てきた。
やはりお尻に不自然な大き目のシミがあった。
とはいってもオモラシにしては小さい。
酔っぱらっているのか少しふらついているようだったが特に周囲を気にしている様子はなく普通に歩いていた。

駅の改札を出た後、30代くらいの募金活動か何かをしている女性から話しかけられていたが普通に話して断っていた。
その後、21時20分頃にバス停でバスを待つ列に並んでいた。
後ろに並んでいる40代くらいの女性は気づいていないようだった。


おそらくお酒を飲んでいたか何かでトイレに間に合わなくなりわずかにジーンズ(と下着)を濡らしてしまったが、そのまま電車で帰ってきたのだろう。
そこまで尿意はないが駅で念のためにトイレを済ませてバスで家に帰ろうとしていたのだと思われる。


右足の方が多めに濡れていて左足の方にはオシッコが広がっていないようだった。
そういうものなのか・・・・。



☆21時21分58秒バス停にて
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☆21時22分19秒バス停にて
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☆21時22分28秒バス停にて
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☆お尻のみ
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DATE: 2017/02/18(土)   CATEGORY: クネクネ事件簿
広場小学校クネクネ事件簿7 赤羽美香(小6)
 人物:小学6年生  赤羽美香
 時期:1998年3月
 状況:帰りの会で
 服装:ジーンズ、白のパンツ 


(トイレトイレトイレ!)
真新しい広場小学校の新校舎。
赤羽美香はその廊下を早足で歩き女子トイレへと急ぐ。
女子トイレの入口にはドアはない。
個室に飛び込みドアを閉めカギをかける。

(ああ、トイレ着いた!! 急げ急げ・・・・。)

真っ白な洋式便器を見つめながらトントンとせわしなく足踏みをしながら衣服に手をかける。
しかし長いロングスカートは捲り上げられない。

(漏れちゃう漏れちゃう!!)

最後の力を振りしぼり気力で耐える美香。
そして、スカートを捲り上げパンツを降ろし洋式便器に腰掛けるまで耐えた。

(なんとか間に合った・・・・。)

間一髪で危機を乗り越えホッとする美香。

後始末を終えて水を流すとカギを開け個室を出る。
「ふぅ・・。漏れる寸前!」
手を洗いながら思わずつぶやく美香。
その様子をクラスメイトの照浦くんが驚いた様子で見ていたが気づいていないようだった。


別の日。
「トイレ・・・・。」
その日も赤羽美香その廊下を早足で歩き女子トイレへと急いでいた。

「えっ、美香ちゃんも・・・・。」
同じく女子トイレに急いでいたクラスメイトの女子が聞く。

「うん、授業中ずっと我慢してたの・・・・。」
美香が答える。

「トイレトイレトイレ!」
そして2人で控えめに叫ぶ。

「ははは、なんだよそれ!?」
近くにいたクラスメイトの男子が笑いながら言った。

「えー、別にいいじゃん、トイレ行きたいんだもん!」
クラスメイトの女子が言った。


そして・・・・。

(なんでいつもこうなっちゃうんだろう・・・・・。)
(あのときも・・・・。
(その前の時も・・・・。)
(そして今も・・・・。)
(早めにトイレに行っておけば・・・・。
(きちんとトイレさえしておけば大丈夫なはずなのに・・・・!)

箒掛けをしながら後悔する美香。
休み時間にトイレに行くのを忘れてしまい掃除の時間になってしまったのだ。
今から女子トイレに行っても掃除中だし何よりも休み時間にトイレに行き忘れていたことを先生やクラスメイトに知られるのは恥ずかしい。
しかも、6年生。最高学年なのだからなおさらだ。

(とにかく掃除が終わったら速攻でトイレに行なないと!)
(それまではなんとかして我慢するのよ!)

そう決意して掃箒掛けをする美香。
しかし、不必要なまでに動き回ったり、背筋を伸ばしたり折り曲げたりとどこか落ち着きがない。

(トイレトイレトイレ・・・・。)

全く掃除に集中できない美香。

「ちょっと、美香ちゃん! そっちはもう掃除したよ!」
友達から指摘される。

「6年生なんだからもっとしっかりしようよ・・・。」
別の友達も言う。

「ごめん! ちょっと今トイレ我慢してて・・・・。」
恥ずかしいのをこらえて尿意を告白する。
顔が熱くなるのを感じるが口に出したことで少し気持ちが楽になった。

「え、大丈夫! トイレ行ってきたら?」
友達が心配して言う。

「う、うん・・・・。でも、今トイレ掃除中だよね・・・・大丈夫、まだ我慢できるから・・・・。」
少し迷いつつも断る美香。

(ああ、でもしてきた方がいいかな・・・・?)
(結構我慢つらくなってきてるし・・・・。)
(もう一回聞かれたら行くって言おうかな?)
(誰かが一緒についてくれくれれば心強いし恥ずかしくないけど・・・・。)
そんなことを考える美香。

「そうよね。トイレも掃除してるよね?」
「私、2年生のとき、掃除中にメッチャトイレ行きたくなったのに掃除中で死ぬかと思った!」
「えー、なにそれ?」
「笑いごとじゃないよ! もうトイレトイレトイレって感じなのに掃除中で入っていいかわからなくて我慢しながらじっとしてることしかできなくてすごくつらかった・・・。6年生のお姉さんが気づいて入っていいよって言ってくれてああやっとトイレできる~ってなった!」
「ははは、おもしろい!! でも、私も1年生のときは休み時間にトイレ行くの忘れてて先生に言ってトイレ行かせてもらったことあった!」
「あったあった!! そんなこともあったけどもう6年生でもうすぐ中学生なのよね私たち・・・。」
「本当よねぇ・・・・。いろいろなことがあったよね・・・・。」
思い出話に浸る友達。
再び孤独に一人で尿意に耐える美香。

(トイレに行きたい・・・・・!!)
(でも、もう6年生だし我慢我慢・・・・。)
(大丈夫・・・もうすぐ掃除の時間も終わるしそしたらトイレに行けるから・・・・。)

漏れそうになりながらもトイレを我慢する。
尿意に気を取られながらも頑張って掃除も終わらせた。

「あ、そろそろ帰らないと!」
「そうね! 片づけよ!」
友達が箒やチリトリを片付けはじめた。
美香も重い膀胱をかばいながら箒をもってついていく。

「よし、じゃあ教室に戻ろ!」
「うんっ! 美香ちゃんもほら急いで!」

友達に言われるままについていく。
走ると膀胱に響くがあとほんの少しだと必死にこらえる。

(あっ! トイレだ!!)

美香の目の前にトイレが現れる。
完成したばかりの新校舎の綺麗なトイレ
ドアがないため中が見える。女子トイレの個室はガラガラのようだ。

(やっとトイレ・・・・トイレに行ける!!)
「ちょっと、トイレ行ってくるね!」

最後の力を振り絞って声を出す美香。

「え、でももうすぐ帰りに会だよ! あとにしなよ!」

返ってきたのは予想外の言葉。
頭の中が真っ白になる。

(え、うそ・・・・トイレ行っちゃいけないの・・・・。でももう・・・・。)

トイレに行きたくてたまらない美香。
しかし、遅刻して戻ったら優しい外町先生(生徒のためを思って厳しくしているという意味での優しいであり、実際には厳しくて怖い先生というイメージを持つ生徒が大半)になんて言われるか・・・・。
焦りでうまく考えることができず友達の言われるままに教室に戻ってしまった美香。

教室には既にほとんどの生徒が掃除を終え戻ってきており着席し帰りの会の始まりを待っていた。

(どうしよう・・・本当にもう帰りの会が始まりそう・・・・今さらトイレ行けない・・・・
(でもいますぐ行かないともう・・・・。)
(でもでも絶対に無理!! いつもの45分の授業や集会の間でも恥ずかしくてトイレに行きたいなんて言えないのに短い帰りの会すら我慢できなくてトイレだなんて・・・。)
(我慢するしか・・・・帰りの会が終わった後すぐにトイレに行ってズボンを脱いでパンツを・・・。)
(あうっ!!)

我慢に我慢を重ねた膀胱からわずかに液体が漏れ出しそうになり体を震わせる美香。

(もうダメ・・・・!)

選択の余地はなかった。

「ねぇ、やっぱり私トイレに行きたいの!」

再び友達に言う。
右手ではジーンズの上から軽く出口を押さえてしまっている。

「え、うそそんなにやばかったの! どうしようでももう時間ないし・・・・。」

友達も慌てだした。

「でももう無理・・・。ねぇ、どうしよう・・・・・。」

諦めることはできない美香。
バタバタとその場で足踏みを始める。右手は落ち着きなく足を撫でまわしている。

「そんなこと言われても・・・ねぇ、どうしたらいいと思う?」
「帰りの会だからすぐ終わるよ! でも、もうそれでも我慢できないくらいなのよね?」
「行った方がいいと思うけどどうしよう行っていいのかな?」

どうすればいいか友達もわからない様子。
まさに「漏れる寸前!」
絶体絶命と思われたがそこで思わぬところから助け船が出た。


「あ、お手洗い?」

様子に気づいた優しい外町先生。

「行ってきていいですよ!」

美香の危機的な状況にさすがに注意するのは酷だと思ったのかすぐさまトイレの許可を出した。
その言葉を聞くや否や教室を飛び出し走り出す美香。

(トイレトイレトイレトイレトイレ!!)

左手の中指をジーンズの股下に滑り込ませたまま器用に全力ダッシュをする美香。
静かな廊下に足音が響き渡り振動が膀胱を刺激する。

(漏れちゃう漏れちゃう本当に漏れちゃう!!)

再びトイレの前の前までやってきて美香。
だが、そこで遂にオシッコが漏れ出してしまった。

(えっ!! うそっ!?)

焦りながらも両手で股間をガッチリと押さえてトイレに入り便器との距離を縮める。

(急がなきゃ!!)

迷う間もなく一番近い個室に入る。
真っ白な和式便器が目に入った。
なんとかドアは閉めたがカギまでかける余裕はなかった。
右手でジーンズの上から出口を必死に押さえその場で足踏みをしながら左手でゆっくりと確実にホックを外しファスナーを降ろす。

(あとは脱ぐだけ!!)

両手を離すと同時に広がる生温かい不快な感触。
素早くジーンズを下におろし、パンツも引っ張り下げる。
そしてお尻を出したまま、和式便器にしゃがみ込んだ。
真っ白だったパンツはかなりの部分が黄色く染まっていたがなんとか残りはトイレにすることができた。

(あ・・・・間に合って・・・・ない・・・・・漏れちゃった・・・・・。)

ホッとする間もなく黄色く染まったパンツを見て焦りを隠せない美香。
トイレットペーパーで拭くも状況はほとんど改善されない。

(どうしようどうしよう・・・急がないと!)

今は帰りの会の時間。
急いで教室に戻らないとと考えることしかできない6年生の美香。
パンツを拭きとるのをあきらめ履き直す。

(うわっ・・・・。)

下半身に広がる濡れた不快などこか懐かしい感触。
6年生なのに・・・・最高学年なのに・・・・もうすぐ中学生なのにとこれほどまでにない情けない気持ちに襲われる。

(でも急がないと・・・・。)

ジーンズを引っ張り上げお尻を包む。
そして素早くファスナーを上げ、器用にホックを閉め、水を流す。
ドアを開け急いで手を洗うと教室へと走る。
教室に近づくと外町先生の声が聞こえてきた。

「いいですか・・・・。いままで先生はみなさんに少し厳しいことも言ってきました。」
「今までみなさんのためを思って厳しくしてきましたが、本当は褒めるところももっとたくさんあるとても良い子供たちでした。」
「私だけでなく低学年、中学年のときの担任の先生もきっと同じ考えだと思います。今まで6年間の学校生活をみなさんはとても真面目に一生懸命頑張ってきたました。」
「もうすぐ中学生になるということで不安な人も多いと思いますが、みなさんならきっと大丈夫です。」
「中学校に入ってからもしっかりと先生の言うことを聞き・・・。」
「いいえ、もう大人になるのだから自分で考えて時には先生や他の大人たちの言うことに疑問を持ちつつ人生を歩んでいってほしいと思います。」
「中学生になってからも高校生になってからもそのあとも大変なことや難しいこと、悩むことはたくさんあると思います。」
「そんなときにこの広場小学校での6年間で経験してきたことや教わってきたことが少しでも役に立ってくれると幸いです。」
「6年間がんばってきたみなさんならばきっと大丈夫です。あなたたちはもう立派な大人です。先生は安心して広場小学校を卒業させられます。」

       (この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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DATE: 2017/01/22(日)   CATEGORY: クネクネ事件簿
広場小学校クネクネ事件簿6 斎城由加利(小6)
 人物:小学6年生  斎城由加利
 時期:1997年11月
 状況:教室に残されて
 服装:青のジャンパースカート、黒のブルマ、白のパンツ



その日は木曜日。
部活がなく早く帰れる予定の日だった。
普段部活動で忙しく授業が終わってもなかなか家に帰れない生徒たちにとっては毎週楽しみにしている日であった。
広場小学校6年1組の教室にはいつもより僅かに楽しげな雰囲気が漂っているようだった。

(帰ったら何しようかな?)
斎城由加利も吹奏楽部の練習がなく早く帰れることを楽しみにしていた。
(久々にのんびりとテレビが見れる! 買ってあったお菓子を食べながらのんびりゴロゴロして・・・・ああ、それはやめておこう。太っちゃったら困るしね。照浦くんに嫌われちゃったら大変!)
そんなことを考える由加利。

(今日は部活がない!)
照浦くんも早く帰れることを楽しみにしていた。
(走って帰ってドラ○エ5をやるぞ! 今日こそグレイトドラ○ンを仲間にするんだ!)
そんなことを考える照浦。

しかしそんな楽しげな雰囲気は突然変わることになる。
担任の外町先生が苛立った様子で教室に入ってきたのだ。

「えー・・・。明日は体育館で集会があるから椅子の足を拭いて体育館に持っていくようにと言ったはずですがみなさんやりましたか?」
先生の言葉に教室は先ほどとはうって変わって張り詰めた空気が広がった。
教室の生徒たちは全員椅子に座っている。
みんな先生から言われたことをすっかり忘れていたのだ。

”やりましたか?”
と聞かれてもやっていないのだからやりましたとは答えられない。
かといってやらなければいけなかったことを”やっていません”と答えるのは勇気がいる。

6年1組の外町先生は「優しい外町先生」と自称していた。
しかし、それは生徒のためを思って厳しくしているという意味での優しいであり、生地たちは厳しくて怖い先生というイメージを持つ者が大半であった。

そんな優しい外町先生の質問に誰もどう答えればいいのかわからなかった。
教室に気まずい沈黙が続く。


(ええっ、帰れないの・・・・。)
そんなことを考える由香里。

(帰りの会なんかよりも早く帰ってテレビ見たいのに・・・。それとトイレ行きたいのよね・・・。)
由香里はトイレを我慢していた。

(さっき行っておこうと思ったけど帰りの会が終わってすぐ行けば平気だと思っていたから友達と話しちゃったんだよねぇ・・・。こんな日に限って延びるなんて・・・。)
(そういえば5時間目のあとも給食のあともいってなかった・・・。)
(マズイ・・・。そろそろ給食の牛乳が形を変えているころだ・・・・。)




20分くらいしただろうか?

「先生・・・すみません・・・・。」

クラスメイトの大川くんが手を挙げた。
いつも明るくクラスの中心になっている子だ。

「今日はこのあとドラマの台本を覚えないと行けなくて・・・・。」
大川くんは子役としてテレビのドラマに出演しているのです。

「椅子のことを忘れていて申し訳ありませんでした。反省しています。次からは忘れないようにしようと思います。今から椅子の足を拭いて体育館にもっていこうと思いますので今日は下校してもよろしいでしょうか?」

大川くんが話し終えるとまた長い沈黙が流れた。

「わかりました・・・。次からは気をつけてくださいね。」

外町先生は言った。
そして、大川くんは椅子の足を拭いたあと教室を出て行った。


(いいなぁ・・・。)
(私も帰りたい・・・・いや、それよりもトイレに行きたい!)
(学校のトイレですっきりして家に帰りたい・・・・家のトイレでもいいから行きたい・・・・・ああっ!! トイレトイレトイレ!!)

トイレに行きたい気持ちが強くなる由香里。

(どうしよう・・・。椅子の足を拭くのを忘れていたのが問題なのよね・・・・。)
(ということは忘れていたことを謝って椅子の足を拭いてからなら帰っていいのよね・・・・。)
(早く謝った方がいいよね・・・・。そうしないとトイレが限界になりそうだし・・・・。)
(どうやって謝ろう・・・えっとえっと・・・ああ、もうっ! トイレのことが気になってうまく考えられない!!)
(とりあえずもう少し様子を見よう・・・・。)
(他の子が何人か謝れば許してもらえるだろうし・・・・・。)


それからさらに10分ほどしただろうか?

「先生!」

クラスメイトの新川くんが手を挙げた。
楽しげな性格で勉強もできる子だ。

「今日はこのあと塾に行く予定があって・・・・。」
新川くんは塾に通っていたのだ。

「椅子のことを忘れていてごめんなさい。これからは言われたことを忘れたりは絶対にしないようにします。今から椅子の足を拭いて体育館にもっていきます。」

新川くんが話し終えるとまた長い沈黙が流れた。

「そうですか・・・・。ではなぜ今回は忘れてしまったのですか?」

外町先生は言った。
しかし新川くんは答えることができなかった。

「もうこうなったら大川くんの真似をして自分だけでも帰るか・・・・という考え方でいいのでしょうか? 先生はあまり納得できませんね・・・・。」

再び長い沈黙。


(うう・・・。ダメなの・・・・?)

この言葉に思わず顔をゆがめる由香里。

(なんで・・・・。椅子の足を拭くのを忘れていたのが問題なんでしょ・・・・・。)
(なのに謝って今からやってもダメだなんて・・・・。)
(どうしよう・・・・。トイレ・・・・・トイレに行けないじゃない!)
(ええっ・・・・こんなに長く帰りの会が続くことなんてあるの・・・・・。)
(他にトイレを我慢してる子はいないのかな?)
(きっともうすぐ帰らせてもらえるよね・・・・。無理でもトイレ休憩にしてもらえるよね?)
(早くトイレに行きたい!!)

焦りが強まる由香里。


「先生!」

クラスメイトの佐川くんが手を挙げた。
性格は悪いが勉強はできる子だ。

「みんなもう帰りたいと思います。塾があったりそれぞれ予定があったりするでしょうし・・・・。」
自分だけ帰ろうとするのは良くないという外町先生の話に鋭く否定する佐川くん。

「みんな椅子のことを忘れていたことは反省していると思いますし僕も反省しています。みんなで今から今から椅子の足を拭いて体育館にもっていって帰るということでよろしいのではないでしょうか?」

佐川くんが話し終えるとまたまた長い沈黙が流れた。

しかし、外町先生は納得せず誰も帰ることはできなかった。


それからさらに10分ほどして外町先生が教室を出て行った。

 「ねぇ、なんなのこれ?」
 「いつまでいればいいの?」
 「どうしよう、塾があるのに・・・。」

ざわつきだす教室。

(そうよね困るよね・・・・。みんなやりたいことがあるだろうし・・・・。)
(それに私はトイレに行きたいし・・・・。)
(ああっ・・・。トイレ! トイレに行きたい!!)
(他に我慢している人いないのかな?)
落ち着かない気持ちでキョロキョロと周囲を見渡し共犯者を探す。

「おい、新川! 何か他にいい案はないのかよ!?」
「ええ・・・。そんなこと言われても・・・。俺以外にもみんな何か考えてよ!」
「そうだよ! そうだ、斎城由加利は何か言い案ないのか!? いつもこういうとき真っ先に手を挙げて話してるじゃん!」

(えっ!? 私!?)

トイレのことしか頭にない状態で急に話しかけられて慌てる由加利。

「私トイレ行きたいのよ! ちょっと今日はもう頭使う余裕ないから・・・・。」

必死に苦笑いを浮かべながら答える。
尿意を告白したことで少し気が楽になるが再び話しかけられなくなり再度辛さが押し寄せてくる。

(トイレトイレトイレ・・・・。トイレに行きたい!!)
(ああ・・・。どうしよう・・・・。このままじゃまずいよ・・・・!!)

 5分ほどして先生が教室に戻ってきて教室は再び静かになった。
 しかし先生の怒りを沈められる謝罪の言葉を話せる人はいなかった。
 トイレに行きたいとこの状態で言うものもなく、全員教室から出られなくなった。

(もうっ!! 誰か何か言ってよ!!)
(トイレ・・・トイレトイレトイレトイレ!!)
(どうしよう本当にもうおトイレが限界かも・・・・・・。)
(もし我慢できなかったら・・・・い、いや小学6年生にもなってそんなことは・・・・。)
(ああっ!! でもトイレ!! トイレがしたいよぉ・・・・。)

必死に我慢を続ける由加利。

 30分以上はたったであろう。
 さらに時間が経過し、再び外町先生が教室を出て行った。

 「本当になんなのこれ?」
 「あー! もう塾おわっちゃうよー!」
 「大川のやつ絶対こんなことになってるとは思ってないだろうな・・・・。」

再びざわつきだす教室。

 「どうしよう、本当にトイレ行きたい・・・・。」
 膀胱が既に限界寸前の由加利は震える声で言った。

 「帰るのはあきらめてトイレだけ行かせてもらったら?」

 新川くんが言った。

 「うう・・・。それはなんだか恥ずかしいからイヤ・・・・。でも、もう我慢できないかも・・・・。」

 悩みつつも先生に声をかける勇気が出ない由加利

 「どうしようどうしよう・・・・。」

 笑顔を作りつつも必死に考える由香里。

 「そうだなぁ・・・・。」

クラスメイトの哲川くんが手を挙げた。
大柄な体で大人びた話し方をする子だ。

「人生において忍耐というのはとても大切なことだ。」
「しかし、人間というのはいかなるモノにも耐えられるわけではない。」
「耐えることができない物事というものにも長い人生の間には必ず直面することがある。」
「その場合は耐えられなくても仕方のないことだ。」
「我慢が限界に達したそのときには、我慢をあきらめるのも選択の1つだ。決して恥ずべきことではない。人間であるのだからな・・・・・。」

哲川くんはゆっくりと話した。

「つまり・・・・。どういうことなの・・・・。」

全く理解する余裕のない由香里。

「どうしても我慢できないなら漏らしてもいいってことじゃないの?」

新川くんが説明した。

「そう・・・・。人生には無理だということもある・・・・!」

哲川くんも言う。

「えー! そんなのやだよー!」

思わず叫び膀胱に振動を与えてしまう由香里。

(イヤだよ・・・・。来年には中学生になるのに・・・・。)
(も、漏らすなんて・・・・・。)
(小学1年生のときですら漏らした子なんて1人しかいないのに・・・・。)
(でも、何回かヤバかったことあったし他の子も見られていないだけで・・・・。)
(ああっ・・・!! ダメダメ!! 我慢しないと!!)
(余計なことを考えたら・・・・本当に漏れちゃう!!)

前かがみで椅子に座り耐える由香里。
机の下ではジャンパースカートの上から下腹部付近を隠れてせわしなくさすっている。

(トイレ・・・トイレ・・・トイレトイレ・・・・トイレトイレトイレトイレ!! トイレに行かないと漏れちゃう!! もう限界!!)

その時突然電話の音が教室に響いた。
突然の音にちびりそうになる由香里。
6年生の教室は新しくなったばかりの校舎にあり教室に1つづつ電話がついていた。

「おい、どうする?」
「誰か出た方がいいんじゃないのか?」
「え、でも勝手に席を立っていいのか?」
「いや、みんな座ったままじゃ誰も電話に出れないだろ!」

しばらくすると新川くんが席を立ち電話を取った。
どうやら電話の先の相手は新川先生のようだ。

「早く帰りなさいだってさ!」

新川くんが言う。
同時に教室中が明るくなる。

「なんだよ帰っていいのかよ!!」
「ああ、もう塾終わった・・・でもやっと帰れる!!」
「お母さんたち心配して・・・・なさそうよね・・・・。何してたのって怒られそう!」

教室がかつてないほどざわつきだしたがそれどころではない由香里。

「ああっ!! やっとトイレに行ける!!」

声を出すと同時に立ち上がり一目散にトイレへと走る由香里。

(トイレトイレトイレ!! やっと行ける!! )
(急いでスカート上げて、パンツ降ろして・・・・。)
(一番手前の和式にしゃがんで・・・・。)
(あっ!! やっと見えてきた!!)

新校舎のドアがない真新しいトイレが目に入る。
普段は外から見られて少し恥ずかしいがこのときばかりはありがたかった。
ドアを開けることがなく女子トイレ内に入り個室に飛び込む。
しかし、そこで遂にオシッコが漏れ出してしまった。

(ああっ!! な、なんで!! ここまで耐えたのに・・・・。)

急いでドアを閉め器用にカギをかけると和式便器を跨ぎ、青いジャンパースカートに手をかけ捲り上げる。
固いジャンパースカートに手こずっている間にもパンツの中に生暖かい液体が広がっていく。
それでもなんとかパンツを降ろしお尻を出して和式便器の上にしゃがみ込んだ。

(は、はぁぁぁぁぁ・・・・・。)

なんとかトイレにすることはできたものの真っ白だったパンツはクロッチの部分を中心に黄色く染まってしまっていた。

(うう・・・・。やっちゃった・・・・・。)
(来年には中学生になるのに間に合わなかった・・・・。)
(これじゃあ、あの人に嫌われちゃう・・・・。)

あと少しのところでトイレを失敗してしまった由香里。
彼女にとって一生忘れられないであろう苦い思い出となってしまったのであった。

       (この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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DATE: 2016/12/28(水)   CATEGORY: クネクネ事件簿
広場小学校クネクネ事件簿5 古野由香里(小6)
 人物:小学6年生  古野由香里
 時期:1997年6月
 状況:修学旅行で
 服装:白のキュロット、白地に点々模様のパンツ


今日は広場小学校の6年生が修学旅行に行く日だ。
「よーし! いよいよ今日だな!」
「楽しみだー!」
「池上のやつ遅いなぁ・・・。」
「おいおい、こんな日に遅刻かよ・・・・。あっ! 来たみたいだぞ!!」
「おお! 走ってる走ってる! って池上の靴ボロボロだぞ!!」
「すげー! アイツいつものボロ靴で修学旅行に行くつもりかよ!!」
「昨日ずっとそう言ってたけどまさか本当に履いてくるとはさすが池上だな!!」
男子たちは大盛り上りだった。

しかし、不安な気持ちの生徒もいた。
(大丈夫かな・・・?)
照浦くんもその1人だった。

(時間足りなくならないかな?)
(お土産ちゃんとみんなの分買わないとなぁ・・・・。)
(同じ部屋の人とうまくやれるかなぁ・・・?)

今までの遠足や社会見学とは違い旅館に一泊する長い旅行。
いろいろと不安になる。

女子生徒の中にも不安を持つ生徒はいた。

(予定通り回れるかな?)
(道に迷ったりしないといいなぁ・・・。)
(大丈夫よね・・・・あれだけ頑張って予定立てたものね。)

そう考えたのは古野由香里ちゃん。
しかし、不安に思っていた事とは違うことで不幸に襲われることになることにその時はまだ気づく余地もなかったのだ。


6年生たちはバスに乗り込み目的地に向かった。
途中、何回かトイレ休憩があった。

「あ~゛ づかれた~!」
そう言ったのは斎城由加利ちゃん。

「どうしたの?」
「どうしたもこうしたもないよ! 別の学校から修学旅行に来ている生徒たちがトイレの前でたむろっていて、めっちゃ怖かったしなかなか入れないしで、もうトイレに行くだけで一苦労だよ!」
「ええっ! 大変だったねー!」
「大変なんてものじゃないよもー!!」
由加利はかなり疲れた様子だった。

そんなハプニングもあったが、バスはなんとか最初の目的地に着いた。
そこで6年生全員が昼食を食べた。
「さて、次はいよいよ班ごとの行動ですね。」
担任の外町先生が言った。
「先生は最終目的地の笛在公園で待っていますので、みなさん、予定通りしっかりと行動してください。もし、何かあったらすぐに連絡するように!」
次は班ごとの行動だ。
事前に作った班での行動。予定は事前に生徒たちだけで立てており、先生は同行しない。
由香里が一番不安に思っている時間だった。

「大丈夫かな?」
一緒の班の女子に由香里は話しかけた。
「きっと大丈夫だよ。何回も見直したし、先生からのOKも出たもの。」
「時間とか足りなくなったりしないよね?」
「余裕を持った予定にしてあるから平気平気!」
そんなことを話していた。

由香里は他の班のメンバーと最初の目的地である笛在神社へ向かっていた。
時間が足りなくならないよう早歩き気味で歩いていた。
そのためか予定の時間より早く着きそうだった。
不安な気持ちが若干和らぐ由香里。
だがそれと同時に由香里は別のことが気になってきていた。

(トイレに行きたい・・・・。)

気持ちが緩んだことで今まであまり気にしていなかった尿意に気になり出してきた。
(どこかにないかな?)
きょろきょろと周囲を見渡すがトイレらしき建物は見つからない。
(ないなぁ・・・。どうしよう・・・笛在神社まで行けばあるよね?)
別の不安に襲われつつも歩き続ける由香里。

「あ、あれじゃない!」
由香里たちの班は最初の目的の笛在神社に到着した。

「着いたー!!」
到着を喜ぶ班のメンバー。
「これだよね笛在神社!」
「そうだね!」
「・・・・・・。」
「・・・・。」
「笛在神社って何があるんだっけ?」
「神社があるんじゃない?」
「・・・・・・。」
「・・・・。」
「照浦くんは何か知ってる?」
「・・・・・・。」
「・・・・。」
まだ、10代の照浦たちには神社がどういうものかはわからないし歴史にそれほど興味があるわけでもなかった。
記念すべき最初の目的地に着いたわけだがどうコメントしていいのかわからないようだった。

「・・・とりあえず歩いて回ろうか。」
「そうだね。10分くらいしたらまたここに集合にしよう。」

班のメンバーはばらばらになって笛在神社を見て回ることにした。
といっても神社をいくら見ても楽しめるものではなかったのでただただ歩いているだけといった方が正しかったかもしれない。

(大丈夫かなぁ・・・・。)
由香里は再び不安な気持ちに襲われていた。
(次の目的地にもちゃんと着けるよね?)
(それにトイレも行きたい・・・。)
(ここトイレあるよね?)
(見に来ている人も多いしどこかにありそうな感じなんだけど・・・。)
落ち着き無く歩き回る由香里。

「あ、由香里ちゃーん! 何かおもしろいものあった!」
同じ班の赤羽美香が由香里に話しかけた。
「あ・・・、ううん。」
「そうだよね! 歴史ある神社って言われてもどこを見ればいいのかわからないよね・・・。」
「うん。・・・・ねぇ、どこかにトイレないかな?」
思い切って聞いてみる由香里。
「トイレ? ああ、向こうにあったよ! 行ってくる?」
「あ、うん。」
2人はトイレに向かって歩き始めた。

(良かった・・・。トイレあるみたい!)
由香里は安堵した。
(とりあえずトイレには行けそう・・・。)
そんなことを考える由香里。しかし安心するのはまだ早かったようだ。

「ええっ! 何これ!? 絶対おかしいよこれ!!」
女の子が大きな声で怒鳴っているのが聞こえた。
「これ、トイレって言えないでしょ絶対!?」
「イマドキ、ぼっとん便所とかおかしいよね明らかに!」
「うわっ・・・。ここからでもニオイが漂ってくるんだけど・・・。」
「しかもなんかハエまで飛んでるじゃん! 誰がこんなの使うのよ!?」
別の学校から来た修学旅行中の生徒のようだ。
由香里と同じようにトイレを探していたがあまりの汚さに怒っているようだった。

(えっ・・・。トイレ使えないの?)
再び不安な気持ちに襲われる由香里。

「どうする?」
「決まってるじゃん! こんなところでする人なんていないよ!」
「それもそうよね。」
彼女らはここのトイレを使わないようだ。

(どうしよう・・・・。)
由香里は悩んだ。
(トイレ行っておいた方がいいよね。)
(でも、みんな使わないって言ってるし・・・。)
(誰も行かないところに行くってなんかヤダな・・・。)
(別にすぐ行かないといけないわけでもないだろうし・・・・。)
トイレは早めに済ませておきたいがまだ我慢できそうな気持ちもする由香里。

「どうする? 私たちも行かないでおく?」
美香が聞く。
「う、うん・・・。ちょっとやめておこっか。」
思わずそう答えてしまった由香里。

2人は少し早く集合場所に戻っていった。
班の他のメンバーも全員いた。
「あ、古野と赤羽も来た! なんだよ全員戻ってきたのかよ!」
「そんなこと言ってもここそんなにおもしろとこじゃないししょうがないだろ!」
男子たちはそんなことを話していた。

「おい、何かおもしろいところなかったのかよ?」
「ないわよ。私たちトイレしか行ってないし。」
美香が言った。

「あ、トイレってどこにあるのか?」
今まで黙っていた照浦が口を開いた。
別にトイレに行きたいわけではないのだが念のため行っておこうと考えたのだった。

「あ、トイレ? 行かない方がいいよ。」
美香が言った。
「え? 行かない方がいいってどういうこと?」
照浦が聞く。
「だってあれおかしいよね!」
美香が答える。

「おかしいってどういうこと?」
意味が分からずイライラし始める照浦。
「絶対におかしいって言ってたものね。」
美香が答えるが照浦はその説明でも納得してくれなかった。
「ああ、ほらさぁ・・・。なんていうかすごく汚いみたいなの・・・。水洗式でもないしニオイもすごいから行かない方がいいと思うよ。」
由香里が補足した。

(うーん・・・。なんで汚いと行かない方がいいってことになるんだろう・・・。そんなに何時間もいるわけじゃないのに・・・。でも今はまだしたくないし行かなくていいか! 2人もまだしたくないから平気なんだよねきっと。)
そんなことを考えつつもようやく納得した照浦だった。

「それでどうする? 俺もう神社みるの飽きたよ!」
「じゃあ、少し早いけど次の目的地に行かない? 早い分には問題ないと思うよ。」
由香里が言った。

「賛成!! 誰か反対の人いる? ・・・・よし、いないな! それじゃあ、次の目的地に向かって出発!!」
由香里たちは笛在神社を出て次の目的地に向かって歩き始めた。

(早めに次の目的地に着いていた方が安心だしね。)
(それにトイレにも行きたい・・・。)
(行けないと思うと余計行きたくなってきちゃった・・・。)
(やっぱりさっきのトイレで急いで済ませてくれば良かったかな?)
(次の目的地ではしておかないと・・・・あるよねトイレ?)またまた不安な気持ちになる由香里。
だが、
その不安の割合はトイレに関することが大幅に増えつつあった。

次の目的地を目指して歩き続ける由香里たち。
だが、次第に由香里は足取りが重くなってきた。
(どうしよう・・・トイレ行きたい!)
(どこかにトイレあるよね?)
(もしなかったら・・・。)
(そもそも予定のコースにちゃんと沿って歩いているよね今?)
どんどん不安な気持ちが高まる由香里。
次第にお腹が痛み出してきた。

(どうしようどうしよう・・・。)
足取りが遅くなる由香里。

「なんか、トイレ我慢してたらお腹痛くなってきちゃった・・・。」
そう口に出す由香里。
驚いた様子で照浦が振り返る。
(あ・・・。)
そのまま黙り込む由香里。

(えっ! そんなにトイレ行きたかったの!)
そんなことを考える照浦。
(それならさっき行っておけば良かったのに・・・大丈夫なのかな?)
不思議そうな顔をする照浦。


「・・・・ねぇ、次のところってトイレあるよね?」
今度は照浦に聞こえないように小声で話す由香里。
「わからないけどあるんじゃないかな?」
美香がそう答える。
(うーん・・・。美香もこう言っているしあるよねきっと。)
不安な気持ちがまた少し薄まる。
トイレの我慢は自分との戦いだ。どんなに辛くても誰も変わってくれない。手伝ってくれることもない。一人で孤独に耐え続けるしかない。
しかし誰かが話を聞いてくれるだけでも心強い味方ができたように思い気持ち的には楽になる。
そんなことを考える由香里だった。


「着いたー!!」
「ここでいいんだよね、笛在左衛門の墓。」
「そうだと思うよ。ほらここにも看板あるし!」
「で、ここには何があるの?」
「お墓があるんじゃない?」
「・・・・・・。」
「・・・・。」
有名な人の墓と言われてもどうコメントしていいのかわからない様子の班のメンバー。

(トイレトイレ・・・・。)
そんな中、一人トイレを探してきょろきょろする由香里。
しかし、トイレらしき建物は見つからなかった。

(ええっ・・・もしかしてここトイレないの!?)
再び不安でお腹が痛み出す由香里。
トイレがないと考えた途端、尿意も急速に高まっていってしまった。

(どうしよう・・・・。)
一人孤独に尿意と戦いながら悩み続ける由香里。

「それでここにどれくらいいるの?」
「20分いる予定。」
「えー、長いよー! ただの墓なんてそんなに見るところないよー!」
班の男子が言った。

(20分もトイレがないところにいないといけないの!?)
すがる思いで美香の方を見るが自分が何気なく言った言葉は既に忘れているようだ。
トイレの我慢は自分との戦いだ。どんなに辛くても誰も変わってくれない。手伝ってくれることもない。一人で孤独に耐え続けるしかない。

(自分で何とかしないと・・・・。)
由香里は決心した。

「ねぇ、早めに次の目的地に行かない?」
焦る気持ちを男子、特に照浦に知られなようにさりげなく提案する由香里。

「そうだよね。お墓ばっかり20分も見ていてもしょうがないしね。」
「でも、ここに着くまでにも既に40分近く早く着いてるよ。」
「えっ! そんなに!?」
「遅れるかもしれない長く観光したいかもしれないって考えるのはいいけどさすがに計画に余裕もたせすぎだって!」
「そうかもね? ちなみに次の目的地は笛在公園でそれが最後の予定だよ。」
「うそ!? それじゃあ、思いっきり時間余っちゃうじゃん! 何も急ぐ必要ないじゃん!」
なかなか話がまとまらない班のメンバーたち。

(どうしよう・・・。おトイレ行きたいのに!)
考える由香里。

「ねぇ、どこか別のところ行かない? 先生も予定は多少変更していいって言ってたし。」
なんとかして早くトイレに行きたい由香里は必死に考えて言った。

「そうだね。それもいいかもね。行くとしたらどこにする? ここの笛在博物館ってどうかな?」
班の男子が言った。

(博物館・・・うん、それなら絶対トイレがあるよね!)

「でも博物館って遠いんじゃなかったっけ? 私ちょっと足が痛くなってきたんだよね・・・・。」
美香が言った。
「うーん、地図を見る限り結構遠いね。ほら、ここにも歩いてる人がいるし・・・ってこれはただのイラストか?」
班の女子のセリフに笑う他のメンバー。
だが、由香里は笑う余裕などない。

(博物館ならトイレあるからそこにしてほしいんだけど・・・。)

「やっぱり予定通り笛在公園でいいんじゃない? 時間は余るかもしれないけど・・・・。」
班の男子が言った。

「公園かぁ・・・。公園ってトイレなさそうだよね?」
近所の小さな公園を思い浮かべて由香里は言った。

(困ったなぁ・・・。博物館にして欲しいんだけど・・・・。)

「ここの笛在寺ってどうかな? 地図でみる限りそんなに遠くないよ。」
班の女子が言った。

「お寺ならトイレあるよね?」
由香里が言う。
しかし、照浦が再び驚いた様子でこっちを見ていたため黙り込む。

「せっかくだから笛在寺にも行ってみようよ。私も近くなら歩けるから大丈夫だよ。」
美香が言った。

そのあとしばらく班のメンバーでああだこうだ話し合っていたが最終的に笛在寺に行くことに決定した。


しばらく歩き笛在寺に着いた。
なんとか由香里の膀胱はまだ持ちこたえていた。

さっそくお寺に入る班のメンバー。
どうやら住職さんがいろいろと話をしてくれるようだった。

(トイレはありそうね! とりあえず住職さんの話を聞いてからトイレを貸してもらおう!)
(頑張れ頑張れ・・・・・もう少しの我慢だ! もう少しでトイレができる!)
そう考える由香里。
しかし油断するのはまだ早かった。

「ほら! 賽銭箱! お寺なんだからお賽銭を入れるのが常識だぞ!」

強めの口調で言う住職さん。

「笛在寺って知ってるだろ!? まさか知らないわけじゃないよな? ほら。雑誌にもこうやって載っている寺なんだぞ。」

そう言って乱暴に本を見せる。

(どうしよう・・・・。)

住職さんの話し方にトイレを借りる気持ちがすっかり吹き飛んでしまった由香里。

「・・・・ねぇ、お賽銭っていくらくらい入れればいいのかな?」
小声でこっそりと美加が言った。

「小銭でいいんじゃない?」
班の男子が言う。

「・・・どうしよう? 財布の中に細かいお金がない・・・・。」
照浦が困った顔で言った。

「・・・・ちょうど小銭があるから貸してあげる!」
由香里はそういって財布から小銭を取り出した。

そのあとも聞きたくもない自慢話を聞かされ続ける班のメンバーたち。

ようやく解放されたころには全員くたくたになっていた。


(良かった・・・・なんとか出られた・・・・でも・・・・。)
解放され安心したと同時に再び押し寄せてくる尿意。


「さて、どうする?」
「時間は・・・・まだまだあるよ!」
「お寺以外のところで何か楽しそうなところないの!?」
「やっぱり博物館かな?」
「博物館っていろいろと説明されない? もう話聞くのイヤだよ!」
「ほんとだよねー! もう疲れたよー!」
「まだ早いけど笛在公園に行かない?」
 再び別の場所に行くか、最終目的地の笛在公園に行くかを話し合う。

(ああもうっ・・・・トイレ行きたいトイレ行きたいトイレ行きたい!!)
話し合いに参加することができずそわそわする由香里。

(やっぱりさっきおトイレさせてもらえばよかった・・・・でも今更戻るわけにもいかないし・・・・どうしようもうこのままじゃ・・・。)
トイレを我慢できないのではないかと不安になる由香里。
最高学年の小学6年生にもなってトイレを失敗する。
それも修学旅行という大事な行事で。
(ダメダメダメ!!)

「やっぱり笛在公園に行こうよ!」
「そうだね! もう疲れたし終わりでいいよね!」
話はいつの間にか笛在公園に行く方向でまとまりつつあった。

(えっ! ちょ、ちょっと待ってよ! 笛在公園ってトイレあるの!?)
トイレのことしか頭にない由香里は焦った。

「でも、公園ってトイレなさそうじゃない?」
慌ててそう言う由香里。
しかし話し合いに夢中な他のメンバーたちの耳には入っていないようだった。
ただ一人、照浦だけは驚いたような表情で由香里の方を見た。
照浦の視線に気づき何も言えなくなってしまった由香里。

「笛在公園でいいよね?」
「私も足痛いしそうしてくれると助かる!」
話し合いの流れは変わりそうにない。

「あまり綺麗じゃなさそうだけど、公園にもトイレあるよね?」
そう小声でつぶやくことが精いっぱいの由香里だった。

その後も話の流れは変わらず笛在公園に向かって歩き出した班のメンバーたち。

(笛在公園にトイレがありますように!! できれば水洗式の綺麗なトイレがありますように!!)
必死に祈る由香里。

(とにかく公園まで我慢しないと・・・・大丈夫・・・きっとトイレあるよね・・・なかったらもう・・・・。)
重い膀胱に刺激を与えないように慎重にしかしみんなに遅れないように必死に歩く由香里。


笛在公園までは無事に着いた。

「ねぇ、トイレどこかな?」

一刻の猶予もない由香里は誰にともなくつぶやく。

(公園って結構広いのね・・・・・トイレあるよね? でも、すぐ見つかるかな? もし見つからなかったら・・・・。)

泣き出したい気持ちになる由香里。

幸いにも公園に入りしばらく歩いたところでトイレは見つかった。

「あっ! トイレあった。」

早歩きでトイレに向かう由香里。
既に膀胱は限界寸前だ。

(大丈夫・・・・これなら使える! 助かった!!)

外見はいかにも公園の公衆トイレという感じでお世辞にも綺麗とは言えなかったが水洗式で由香里にとっても十分満足できるレベルのトイレであった。

ピンク色の壁に囲まれた空間に入る由香里。
独特の匂いが鼻を刺激する。

(あっ!!)

条件反射というものだろうか。
我慢に我慢に我慢を重ねていたものがここにきて漏れ出してきてしまった。

(えっ! ちょっと待ってよ!!)
パンツの中に突如として広がった生暖かい感触に冷静さを失いつつも個室の1つに飛び込む。

急いでドアを閉めカギをかける。

(あとは脱ぐだけ・・・・。)

キュロットの前ボタンを外すとパンツと同時につかんで和式便器にしゃがみ込む。
しかし、既に白地に点々模様のパンツには存在しないはずの黄色い部分ができていた。

(どうしよう・・・・ここまで我慢したのに・・・・。)

目に涙を浮かべる由香里。
よくみると真っ白だったキュロットにもごくわずかに黄色い液体が付着している。


その後、時間をかけ後始末を行ったがパンツの黄色い部分はなくならなかった。

仕方なくトイレを出ることにした由香里。
とても情けない気持ちだ。

立ち上がりゆっくりと黄色く変色したパンツを履く。
冷たくなり不快な感触がさらに情けない気持ちを高める。

丁寧にスカートを整えると意を決してドアのカギを開け、個室から出てトイレを後にする。

トイレを失敗したことを気づかれないか不安になりつつもみんなと合流し修学旅行へ戻っていった。

そのあとは旅館に着き着替えの時間になるまで常に不安との戦いであった。
キュロットの黄色いシミに気づかれないか・・・・。
黄色く変色したパンツに気づかれないか・・・・。
特に大浴場でキュロットを脱ぐときなど戦々恐々としたものであった。

(なんだか全然楽しめなかったわね・・・。)

トイレのことと濡れたパンツのことばかりが脳裏に浮かんだまま由香里は旅館の布団で眠りについた。


(なんだか楽しかったのかなぁ・・・・・。)

旅館の布団で眠ろうとする照浦の脳裏に歩いているときに見た光景が次々と浮かびあがる。
お寺や神社は全く楽しくなかったのになぜだろう。
不思議な気持ちのまま照浦は眠りにつくのだった。


       (この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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DATE: 2016/12/03(土)   CATEGORY: クネクネ事件簿
広場小学校クネクネ事件簿4 長宗友美(小4)
 人物:小学4年生  長宗友美
 時期:1990年3月
 状況:校長先生の話の途中で
 服装:青のスカート、緑色のパンツ



「全員ちゃんとついてきてるかな!?」
登校中の小学生のグループ。
「それじゃあ、確認! 1年生は手を挙げて!」
5年生のお姉さんが言いました。
「はーい! 1年生でーす!」
手を挙げたのは長宗友美ちゃん。小学4年生のお姉さんです。
「あんたは4年でしょ!」
お姉さんのいつものツッコミに他のたちは児童たちは大笑い。

「友美お姉さんおもしろーい!」
楽しげに笑う児童たち。

「いやぁ・・・。そんなに面白いかな? あら?」
友美はあることに気づいた。

「照太くん、どうかしたの? 具合悪い?」
3年生の照太くんが元気がないことに気づいたのでした。

「ううん、平気。でも、なんか6年生のお兄さん達がいないと寂しいなぁ・・・。」
照太が言った。
季節は3月。少し前に6年生が卒業して行ってしまったです。

「あっ! そっか! でも、明日から春休みだよ! そしたら今度は新しい1年生が入ってくるよ! きっとまた楽しくなるよ!」
友美は言った。

「ああ、そうだよね!」
「よーし、それじゃあ、今日も新しい遊びを教えるわよ! 名づけて! 電柱ジャンケン、スーパーデラックス3! 今までより新しいルールが増えているからちゃんと覚えてね!」
「うん!」
照太たちは友美の考えた新しい遊びを楽しみながら学校へと歩いて行きました。





学校につき、友美は4年1組、照太は3年2組の教室へと入って行く。

(ふぅ・・・。)
少し疲れた様子の友美。
下の学年の子たちから人気なのは嬉しかったが、毎回、色々な面白い話を考えるのに少し疲れていたのだ。

(でも、明日から春休み! 少しゆっくり休もう・・・。)
友美はそんなことを考えていた。

「それでは、終業式があるので、みなさん体育館へ移動しましょう。」
先生が言った。
友美たちは体育館へ移動した。

「午後から何する?」
「ゲームボーイ持ってウチに来いよ!」
「おう、わかった! やっぱりいいよな! 午前中で授業が終わるって!」
「あっヤバッ! 先生がこっち見てるぞ!」

男子たちがそんなことを話しているのが友美の耳に入ってきた。

(そうそう! 今日は午前中で学校が終わり! そしたら明日から春休み!)

友美も口に出さないだけでウキウキしていた。
どこか楽しげな表情で体育座りをする友美。
その斜め後ろには照太くんが体育座りをしていた。

(あっ! 友美お姉さんだ! かっこいいなぁ・・・・。ボクも来年には友美お姉さんみたいな4年生になれるのかな?)

照太はそんなことを考えていた。


終業式は無事に進んでいた。
しかし、
(トイレ行きたいなぁ・・・。)
友美はトイレを我慢していた。
学校ではいつも早めにトイレに行くようにしていた友美だったが、もうすぐ春休みということで油断してしまっていたのだった。
(でもこんな大勢の人がいる中でトイレに行くわけにはいかないし・・・。)
顔を曇らせる友美。

「それでは最後に校長先生のお話です。」
先生の声が聞こえてきた。
(最後か・・・これが終わったらトイレに行ける!)
(うん、大丈夫!)
(あと少しの我慢・・・頑張れ頑張れ・・・。)
表情を明るくする友美。
しかし、この考えが後に一生忘れられない悲劇を招くことになるのであった。

「え~・・・というわけで休みの間の事故はいくつも起きています。」
「みなさんも車には十分気をつけ、危険な川や池には子供だけで入らないよう・・・」
校長先生の話は続いている。

(まだかなぁ・・・。トイレ行きたいのに・・・!)
再び顔を曇らせ始める友美。
前を押さえそうになる気持ちを理性で押さえつける。
後ろには同じクラスの4年生。
隣には隣のクラスの4年生と照太たち3年生。
こんなに人が多い中で前を押さえるなど4年生のお姉さんとしてもプライドが許さなかった。

「・・・・とこれで春休みについての注意事項を終わります。」
校長先生が言った。
(終わった・・・ああっ、トイレトイレ!!)
これでようやくトイレに行けると安心する友美。
しかし、安心するのはまだ早かった。

「さて・・・。来年は新しい1年生が入ってきます。みなさんは・・・・。」
再び話し続ける校長先生。
(ええっ・・・まだなの!?)
友美は心臓が締め付けられるような感覚に襲われた。

(どうしよう・・・・。)
友美の脳裏にオモラシの4文字が思い浮かぶ。
(ダ、ダメ!! 4年生にもなってオモラシなんて・・・それもこんなに人が多いところで・・・・!)
必死に否定する友美。
しかし、膀胱からは絶えず強い尿意が押し寄せてくる。
(ううっ・・・・トイレ・・・。)
耐えきれず上下に擦り合わせたり、時折足を組み替えたりして尿意を紛らわそうとする友美。
だが、とてもそれだけでは耐え切れそうにない。
次第にお尻や背中をもぞもぞと動き出し始めてしまった。

「今、1年生や2年生のみなさんは新しい1年生に笑われないような一人前の広場小学校一員にならなければいけません!」
「今、3年生や4年生のみなさんは新しい1年生のお手本となるよう立派な学校生活を心がけなければなりません!」
壇上では校長先生が話し続けている。

(トイレ・・・トイレトイレトイレ!!)
一方、友美は必死に尿意に耐えていた。
来月には5年生となり1年生のお手本とならなければいけない。
そんな自分が今オモラシをしそうになりお尻をもじもじ動かしている。
情けなくてたまらないがどうしようもなかった。



(あれ? 友美お姉さんどうしたんだろう?)
斜め後ろに座る照太くんが友美の様子がおかしいことに気づいた。
(もしかして、トイレに行きたいのかな?)
(休み時間に行かなかったのかな?)
(4年生のお姉さんでも失敗しちゃうことあるんだ・・・・。)
照太はそんなことを考えていた。



(ううっ・・・・トイレにさえ行っていれば・・・。)
そんなことを考えながら激しく後悔する友美。
お尻や背中をもぞもぞ動かす情けない動きはもう止めることができない。
(これから高学年のお姉さんにならないといけないのに・・・。)
(4年生にもなってトイレに行き忘れちゃうなんて・・・。)
(とにかく我慢!! あと少しなんだから我慢!!)
(オモラシなんて絶対にダメ!!)
(ちゃんと校長先生の話が終わってからおトイレでオシッコしないとダメ!!)
(それまで我慢・・・なんとしても我慢しないと・・・・。)
(我慢・・・我慢よ我慢・・・・我慢するのよ!)
そう考え必死に耐える友美。
しかしそれは突然訪れた。


(あっ・・・!!)
パンツを生暖かく湿らせていく感覚が友美を襲った。
(ダメダメダメ!!)
必死に押さえようとしても効果はなかった。
止まることなく広がり続ける生暖かい感触。

(オモラシ・・・しちゃってる!! )
信じられない気持ちの友美。
(どうしよう・・・・。)
まさか4年生にもなってオモラシをするとは思ってもいなかった友美。
どうすればいいかわからず時間だけが過ぎていく。
友美の履いていた青のスカートに情けないシミができていく。その下に履いている緑色のパンツもドス黒く変色していることだろう。
そして、周囲の床には水溜りを作り始め、それはどんどん大きくなっていった。

「えっ、ええっ!?」
「うわっ!!」
周囲の同級生たちが友美の周囲に広がりつつある水溜りに気づいて騒ぎ始める。

(ううっ・・・。)
顔を真っ赤にし目に涙を浮かべる友美。
恥ずかしさと情けなさで何もすることができずにただ広がっていく水溜りの中に座り続けている。

「ちょっと! 何騒いでるの?」
若い女性の先生が異変に気づいて走ってきた。
「ああっ! もうっ! 騒がないの! 今から掃除するから!」
先生はまず周囲の児童たちに注意していった。
「それにあなたも・・・。」
次に先生は友美の方に目を向けた。
「おトイレ行かないとダメじゃないの!!」
友美に対して怒鳴る先生。
友美の目からは涙が流れ落ちていき止まらなかった。



「おトイレ行かないとダメじゃないの!」
突然体育館に響き渡る大きな怒鳴り声。
それは照太くんの耳にも入った。
(えっ、トイレ?)
長い校長先生の話にぼんやりとしていた照太くんであったが、予想外の単語に周囲をキョロキョロとしだした。
(ええっ!? 友美お姉さん!!)
顔を真っ赤にして泣く友美の姿が目に入り驚く照太くん。
(泣いてる・・・・それに水溜り・・・・それとトイレって・・・・。)
(オモラシしちゃったの!?)
すぐには信じられなかった。
自分より年上でしっかりもののお姉さんがオモラシ。自分でもしないような恥ずかしい失敗をしてしまうなどと。
(でも、あれそうだよね・・・・。)
(トイレに行き忘れちゃったのかな?)
(4年生・・・しかもあの子がやっちゃうなんて・・・・。)
照太にとっては一生忘れられない衝撃的な出来事となった。

そして、友美にとっても生涯忘れられなであろう恥ずかしく屈辱的な出来事になっていることであろう。


       (この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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