選択肢2
(聞こえない振りをしよう・・・。そうよ、小学生のときは、知らない人に話しかけられても答えちゃいけないって言われてたし・・・。)
ゆきなは下を向いたまま、うつむいていた。
(ん? 聞こえなかったのかな? )
若い男性は不思議に思っていました。
(うう・・・は、早くどっか行ってよ・・・。)
ゆきなは思いました。いくら話す機会がない相手といっても、男性にオシッコが漏れそうだと悟られたくはなかったので。前押さえはもちろん、その場を歩き回ったりもできず、かなりの尿意と戦う必要があったのです。
(ああ・・・、我慢・・・我慢しないと・・・・。)
(うーむ・・・・。見た目どうりおとなしい子だなぁ・・・。内気なのかな? でも、なんだか普通になった。私の気のせいだったかな? 知らない女の子に話しかける不審者だと思われても困るし・・・。)
「大丈夫なら別にいいんだよ。それじゃ、失礼するよ。」
そういうと男性は去っていった・・・。
(もう少し・・・もう少し我慢すれば・・・!)
ゆきなは下を向きながらも、チラチラと男性の方を見ながら思った。そして、男性がある程度はなれたところに行ったのを確認すると、スカートの前に左手を持っていき、思いっきり、押さえつけた。 前だけでなく下の方まで押さえつけたので、かなりガニ股で不恰好になっていた。 さっきの男性がいなくなった後も、周囲には何人もの人がいたが、そうでもしないと漏れちゃいそうなほどゆきなの尿意は強まっていた。
電車が到着した。ゆきなは急いで飛び乗った。恥ずかしい思いをしてまで並んでいた甲斐があり、座席に座ることができた。座席にオシッコの出口を押さえつけることで少し我慢が楽になりました。
(ううっ・・・。少し楽にはなったけど、やっぱり、辛いなぁ・・・。途中の駅で降りて、トイレに行こうかな・・・。)
ゆきなの家の最寄り駅までは後、五駅あります。
(おトイレできれば気持ちいいだろうなぁ・・・。あっ! で、でもできなかったら・・・。)
普段降りる駅以外だとどこにトイレがあるかわからない可能性もあります。もし、座席から離れた状態でモタモタしていたら、ゆきなの膀胱が限界に達して、大変なことになってしまいます。
(しかたがない、いつもの駅まで我慢しよう! あの駅のトイレなら良く知っているし、ホームからも近い、そこまで我慢よ!!)
ゆきなはいつもの駅までオシッコを我慢することにしました。
尿意に堪えながら、なんとかジュースを飲み干すと開いた容器を通学用の鞄に詰め込みました。
(飲んじゃったから余計おトイレしたくなっちゃうかも・・・。でも、これで準備は万端! いつもの駅についたら今度こそおトイレに行けるわね!)
途中、尿意の波が引いたこともあり、塾の復習をしたりもしていましたが、再び尿意の波は襲ってきました。
(あうっ! ま、またしたくなってきちゃった・・・!)
ゆきなは激しい尿意に耐え切れず、お尻をもじもじと前後に動かし始めました。しかし、それだけでは尿意を堪えきれず段々とお尻の動きが激しくなっていきます。
(ううっ・・・。が、我慢できないよぉ・・・。で、でも変なカッコして出口を手で押さえちゃうのはもう恥ずかしいし・・・。)
ゆきなはそう考えていました。お尻をもじもじ動かすのも十分おかしな格好で、変に思われていることには気付いていないようでした。
(頑張れ! 頑張るのよ私! 後、1駅だけなんだから・・・!!)
ゆきなは強く自分に言い聞かせました。そして、自分の降りる駅につきました。ですが、なかなか降りようとしません。
(ここで立ち上がったら、座席で押さえられなくなっちゃう・・・。でも、降りないわけにはいかないし・・・。)
しばらく悩んだ後、思い切って立ち上がりました。しばらく歩くとやはり猛烈な尿意を堪えきれなくなったようで、左手で前を押さえ始めました。
(はうううっ!! 歩きながらだとうまく押さえられないよぉ・・・。)
不自然な格好で歩き続けようやく夢にまで見た駅の女子トイレが見えてきました。ゆきなは耐え切れず、走り出し、トイレに駆け込みました。
(もうちょっと・・・・。もうちょっとでオシッコができる!!)
ゆきなはトイレの個室に駆け込むと急いで鍵をかけました。
(えっと、鞄はどこに置こうか・・・。ああっ!! もう限界!!)
ゆきなは身体を大きく九の字に曲げ、トイレの床に鞄を投げ捨てるとスカートをたくし上げました。
(ああんっ!! スカートが長くてなかなかパンツを降ろせないよぉ・・・。ちゃんとスカートの長さの校則守っているんだからオシッコさせてよぉ!!)
足を大きく上げ下げし、スカートと校則に八つ当たりしながら、ゆきなは泣きそうな顔をしていました。
(オシッコオシッコオシッコ!! 漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃう!!!)
それから2,3分が経過しました。
女子トイレの個室から水を流す音が聞こえてきました。
(・・・・・はぁぁぁぁぁ。スッッッキリしたぁぁぁぁぁ!!)
どうやらゆきなはオモラシをせずにすんだようでした。
(なんとか間に合った・・・。まぁ、小学生じゃないんだから当たり前なんだけど・・・。でも、頑張ったよね、私!)
下着を身につけ、スカートを元に戻すと、ゆきなはトイレから出てきました。
(なんだか疲れた・・・。勉強だけじゃなくてトイレにまで苦労するとは思わなかった・・・。でも、やっと家に帰れるわね。)
ゆきなは疲れきった顔で家へと戻っていきました。
ゆきなは下を向いたまま、うつむいていた。
(ん? 聞こえなかったのかな? )
若い男性は不思議に思っていました。
(うう・・・は、早くどっか行ってよ・・・。)
ゆきなは思いました。いくら話す機会がない相手といっても、男性にオシッコが漏れそうだと悟られたくはなかったので。前押さえはもちろん、その場を歩き回ったりもできず、かなりの尿意と戦う必要があったのです。
(ああ・・・、我慢・・・我慢しないと・・・・。)
(うーむ・・・・。見た目どうりおとなしい子だなぁ・・・。内気なのかな? でも、なんだか普通になった。私の気のせいだったかな? 知らない女の子に話しかける不審者だと思われても困るし・・・。)
「大丈夫なら別にいいんだよ。それじゃ、失礼するよ。」
そういうと男性は去っていった・・・。
(もう少し・・・もう少し我慢すれば・・・!)
ゆきなは下を向きながらも、チラチラと男性の方を見ながら思った。そして、男性がある程度はなれたところに行ったのを確認すると、スカートの前に左手を持っていき、思いっきり、押さえつけた。 前だけでなく下の方まで押さえつけたので、かなりガニ股で不恰好になっていた。 さっきの男性がいなくなった後も、周囲には何人もの人がいたが、そうでもしないと漏れちゃいそうなほどゆきなの尿意は強まっていた。
電車が到着した。ゆきなは急いで飛び乗った。恥ずかしい思いをしてまで並んでいた甲斐があり、座席に座ることができた。座席にオシッコの出口を押さえつけることで少し我慢が楽になりました。
(ううっ・・・。少し楽にはなったけど、やっぱり、辛いなぁ・・・。途中の駅で降りて、トイレに行こうかな・・・。)
ゆきなの家の最寄り駅までは後、五駅あります。
(おトイレできれば気持ちいいだろうなぁ・・・。あっ! で、でもできなかったら・・・。)
普段降りる駅以外だとどこにトイレがあるかわからない可能性もあります。もし、座席から離れた状態でモタモタしていたら、ゆきなの膀胱が限界に達して、大変なことになってしまいます。
(しかたがない、いつもの駅まで我慢しよう! あの駅のトイレなら良く知っているし、ホームからも近い、そこまで我慢よ!!)
ゆきなはいつもの駅までオシッコを我慢することにしました。
尿意に堪えながら、なんとかジュースを飲み干すと開いた容器を通学用の鞄に詰め込みました。
(飲んじゃったから余計おトイレしたくなっちゃうかも・・・。でも、これで準備は万端! いつもの駅についたら今度こそおトイレに行けるわね!)
途中、尿意の波が引いたこともあり、塾の復習をしたりもしていましたが、再び尿意の波は襲ってきました。
(あうっ! ま、またしたくなってきちゃった・・・!)
ゆきなは激しい尿意に耐え切れず、お尻をもじもじと前後に動かし始めました。しかし、それだけでは尿意を堪えきれず段々とお尻の動きが激しくなっていきます。
(ううっ・・・。が、我慢できないよぉ・・・。で、でも変なカッコして出口を手で押さえちゃうのはもう恥ずかしいし・・・。)
ゆきなはそう考えていました。お尻をもじもじ動かすのも十分おかしな格好で、変に思われていることには気付いていないようでした。
(頑張れ! 頑張るのよ私! 後、1駅だけなんだから・・・!!)
ゆきなは強く自分に言い聞かせました。そして、自分の降りる駅につきました。ですが、なかなか降りようとしません。
(ここで立ち上がったら、座席で押さえられなくなっちゃう・・・。でも、降りないわけにはいかないし・・・。)
しばらく悩んだ後、思い切って立ち上がりました。しばらく歩くとやはり猛烈な尿意を堪えきれなくなったようで、左手で前を押さえ始めました。
(はうううっ!! 歩きながらだとうまく押さえられないよぉ・・・。)
不自然な格好で歩き続けようやく夢にまで見た駅の女子トイレが見えてきました。ゆきなは耐え切れず、走り出し、トイレに駆け込みました。
(もうちょっと・・・・。もうちょっとでオシッコができる!!)
ゆきなはトイレの個室に駆け込むと急いで鍵をかけました。
(えっと、鞄はどこに置こうか・・・。ああっ!! もう限界!!)
ゆきなは身体を大きく九の字に曲げ、トイレの床に鞄を投げ捨てるとスカートをたくし上げました。
(ああんっ!! スカートが長くてなかなかパンツを降ろせないよぉ・・・。ちゃんとスカートの長さの校則守っているんだからオシッコさせてよぉ!!)
足を大きく上げ下げし、スカートと校則に八つ当たりしながら、ゆきなは泣きそうな顔をしていました。
(オシッコオシッコオシッコ!! 漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃう!!!)
それから2,3分が経過しました。
女子トイレの個室から水を流す音が聞こえてきました。
(・・・・・はぁぁぁぁぁ。スッッッキリしたぁぁぁぁぁ!!)
どうやらゆきなはオモラシをせずにすんだようでした。
(なんとか間に合った・・・。まぁ、小学生じゃないんだから当たり前なんだけど・・・。でも、頑張ったよね、私!)
下着を身につけ、スカートを元に戻すと、ゆきなはトイレから出てきました。
(なんだか疲れた・・・。勉強だけじゃなくてトイレにまで苦労するとは思わなかった・・・。でも、やっと家に帰れるわね。)
ゆきなは疲れきった顔で家へと戻っていきました。
スポンサーサイト
選択肢2-2
鞄を投げ捨て、スカートをたくし上げました。
(トイレの床に鞄なんて置きたくなかったけど、モタモタしてたらオモラシになっちゃうよー!!)
ゆきなは身体を大きく九の字に曲げ、スカートをたくし上げました。
(ああんっ!! スカートが長くてなかなかパンツを降ろせないよぉ・・・。ちゃんとスカートの長さの校則守っているんだからオシッコさせてよぉ!!)
足を大きく上げ下げし、スカートと校則に八つ当たりしながら、ゆきなは泣きそうな顔をしていました。
ちょろちょろちょろっ・・・・。
ゆきながパンツを降ろすよりも早く、満杯になった膀胱はオシッコを放水し始めてしまいました。
(ああっ!! だ、ダメッ!!! と、とまってぇ!!)
ゆきなは必死にオシッコを止めようとしましたが、もう止まってはくれません。
ゆきなはおちびりを止めるのを諦め、和式トイレに跨り、パンツを脱ごうとしました。
焦りながら乱暴に、スカートをたくし上げ、なんとかパンツを降ろすことに成功しました。
(はぁ・・・はぁ・・・、はぁ・・・すっきりしたぁ・・・・。)
息を弾ませながら、ゆきなはパンツをずり降ろし、スカートをたくし上げた状態で和式トイレに跨っていました。
パンツは濡れて、ぐしょぐしょになってしまったものの、半分以上は和式トイレの中に済ませることができたようです。
足は濡れてしまっていましたが、トイレットペーパーでふき取れました。
靴下も少し濡れていましたが、たいしたことはありませんでした。
(ううっ・・・、パンツが濡れちゃって気持ち悪い・・・。もう、小学生じゃないのに・・・。恥ずかしいよぉ・・・。)
下着を身につけ、スカートを元に戻すと、ゆきなはトイレから出てきました。
(勉強は小学一年のときより、ずっとできるようになったのに・・・。おトイレで失敗してちびっちゃうなんて・・・。。)
ゆきなは疲れきっり、落ち込んでいました。
「大丈夫だったかな?」
さっきの若い男性に言われました。
「は、はい・・・・! えっと、その・・、、ありがとうございました。」
ゆきなはうつむきながらそう言うと、走って去っていった。
(本当は大丈夫じゃないかも・・・。でも、そんなこと知られちゃったら、もう電車乗れないよぉ・・・!)
その後、ゆきなは急いで家に戻りました。パンツを濡らしてしまったことが家族にバレないかドキドキしていましたが、なんとかバレなかったようです。
(トイレの床に鞄なんて置きたくなかったけど、モタモタしてたらオモラシになっちゃうよー!!)
ゆきなは身体を大きく九の字に曲げ、スカートをたくし上げました。
(ああんっ!! スカートが長くてなかなかパンツを降ろせないよぉ・・・。ちゃんとスカートの長さの校則守っているんだからオシッコさせてよぉ!!)
足を大きく上げ下げし、スカートと校則に八つ当たりしながら、ゆきなは泣きそうな顔をしていました。
ちょろちょろちょろっ・・・・。
ゆきながパンツを降ろすよりも早く、満杯になった膀胱はオシッコを放水し始めてしまいました。
(ああっ!! だ、ダメッ!!! と、とまってぇ!!)
ゆきなは必死にオシッコを止めようとしましたが、もう止まってはくれません。
ゆきなはおちびりを止めるのを諦め、和式トイレに跨り、パンツを脱ごうとしました。
焦りながら乱暴に、スカートをたくし上げ、なんとかパンツを降ろすことに成功しました。
(はぁ・・・はぁ・・・、はぁ・・・すっきりしたぁ・・・・。)
息を弾ませながら、ゆきなはパンツをずり降ろし、スカートをたくし上げた状態で和式トイレに跨っていました。
パンツは濡れて、ぐしょぐしょになってしまったものの、半分以上は和式トイレの中に済ませることができたようです。
足は濡れてしまっていましたが、トイレットペーパーでふき取れました。
靴下も少し濡れていましたが、たいしたことはありませんでした。
(ううっ・・・、パンツが濡れちゃって気持ち悪い・・・。もう、小学生じゃないのに・・・。恥ずかしいよぉ・・・。)
下着を身につけ、スカートを元に戻すと、ゆきなはトイレから出てきました。
(勉強は小学一年のときより、ずっとできるようになったのに・・・。おトイレで失敗してちびっちゃうなんて・・・。。)
ゆきなは疲れきっり、落ち込んでいました。
「大丈夫だったかな?」
さっきの若い男性に言われました。
「は、はい・・・・! えっと、その・・、、ありがとうございました。」
ゆきなはうつむきながらそう言うと、走って去っていった。
(本当は大丈夫じゃないかも・・・。でも、そんなこと知られちゃったら、もう電車乗れないよぉ・・・!)
その後、ゆきなは急いで家に戻りました。パンツを濡らしてしまったことが家族にバレないかドキドキしていましたが、なんとかバレなかったようです。
選択肢1-2
まずはドアノブに鞄をかけようとしました。
ですが、ノブは小さく、教科書の一杯詰まったゆきなの鞄をかけられそうにはありませんでした。
(ええっ、そ、そんなぁ・・・。ああ、どうし、早くしないと漏れちゃうよぉ・・・。)
せわしなく足踏みをしながらキョロキョロするゆきな。
(あっ、あれよ!)
ゆきなはフックを見つけ、そこに鞄をかけようとしました。しかし、背の低いゆきなにはなかなか届きません。
(オシッコオシッコオシッコ!! 漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃう!!!)
左手でスカートの前を押さえながら、鞄を持つ右手をあげ、ピョンピョン飛び跳ねるゆきな。
(も、もう・・・・ダメッ!!)
ゆきなは尿意に耐え切れなくなってしまいました。
しゅっ・・・しゅうううううううう・・・・。
パンツの中にオシッコが広がり、生暖かい感触が広がっていきます。
(ああっ・・・・、いっ、いっ・・・・いい気持ち・・・・。)
一瞬、ゆきなはとても強い快感を覚えました。無理もないでしょう。今まで必死に我慢してきたオシッコを放出して、膀胱が空っぽになろうしているのですから。
オシッコはパンツだけでは吸収しきれなくなり、スカートを濡らした後、足を伝って、靴下へも落ちていきます。
(あっ・・・・、私、オモラシしてる・・・・?)
ゆきなは排尿の快感が収まりつつあり、冷静に自分の状況を把握しはじめました。
(う、うそっ! ま、間にあわなかったってこと? うそでしょ? もう小学生じゃないのに・・・・。小学生だって滅多に失敗なんてしないのに・・・・。
足元には大きな水溜り。パンツはぐっしょりと濡れて変色していました。 制服のスカートも濡れて、変色してしまっています。 靴下も靴もびしょびしょです。靴の中にはオシッコが溜まって、とても気持ち悪いです。
ゆきなは激しく後悔しました。こんなにも後悔したのは生まれて初めてかもしれません。
どうして、もう少しだけ我慢できなかったのか。どうして電車に乗る前にトイレに寄らなかったのか。どうして、学校を出る前にトイレに寄らなかったのか・・・。
(ううぅ・・・。びしょびしょで気持ち悪いよぉ・・・。とりあえず拭いてみよう・・・・。)
トイレに備え付けられていた紙で濡れたところを拭きはじめました。しかし、そう簡単にふき取れるはずがありませんでした。
3,4分ほど拭き続けて、あまりの情けなさにゆきなは泣き始めてしまいました。
(ぐすっ・・・。うわぁぁぁん・・・・! なんで中学生にもなってオモラシなんてしちゃったのよぉ・・・! ううっ、冷たいよぉ・・・。)
後始末を諦め、下着を身につけ、スカートを元に戻すしました。
靴の中に溜まった水を取り出し、靴下、靴もそのままで、トイレから出ることにしました。
(スカートも靴下もびしょびしょ・・・。みんな漏らしたと思うだろうなぁ・・・・。 ううんっ!! 急いで帰れば気付かれないはず!)
ゆきなはトイレの個室から出て、早歩きで女子トイレを去りました。
「おや、さっきの・・・。大丈夫だったかな?」
さっきの若い男性に話しかけられましたが、ゆきなは答えませんでした。立ち止まっていたらオモラシに気付いてしまうかもしれません。
改札を抜け、駅を出て、涙目になりながら早歩きで、必死に自分の家を目指しました。
(勉強は小学一年のときより、ずっと頑張ってるのに・・・。どうして、オモラシなんてしないといけないのよぉ・・・。)
ゆきなは一日の勉強とオシッコ我慢で疲れきっていましたが、オモラシに気付かれないように休まず歩き続けました。
そして、ようやく家に着きました。
(着いた! まだ、誰にも気付かれていないはず・・・・!)
「あら、おかえり。」
「・・・・・。」
「夕飯でできてるわよ。 早く手を洗って、食べにきなさい・・・。あら?」
ゆきなの様子がおかしいことに気付きました。
「スカートが濡れてるわね? ・・・・それに、靴下も? もしかして・・・。」
「・・・・う、うう・・・うわぁぁぁぁん!」
ゆきなは遂に我慢しきれず泣き出してしまいました。
「あらあら、しょうがない子ね、中学生にもなって・・・。」
ですが、ノブは小さく、教科書の一杯詰まったゆきなの鞄をかけられそうにはありませんでした。
(ええっ、そ、そんなぁ・・・。ああ、どうし、早くしないと漏れちゃうよぉ・・・。)
せわしなく足踏みをしながらキョロキョロするゆきな。
(あっ、あれよ!)
ゆきなはフックを見つけ、そこに鞄をかけようとしました。しかし、背の低いゆきなにはなかなか届きません。
(オシッコオシッコオシッコ!! 漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃう!!!)
左手でスカートの前を押さえながら、鞄を持つ右手をあげ、ピョンピョン飛び跳ねるゆきな。
(も、もう・・・・ダメッ!!)
ゆきなは尿意に耐え切れなくなってしまいました。
しゅっ・・・しゅうううううううう・・・・。
パンツの中にオシッコが広がり、生暖かい感触が広がっていきます。
(ああっ・・・・、いっ、いっ・・・・いい気持ち・・・・。)
一瞬、ゆきなはとても強い快感を覚えました。無理もないでしょう。今まで必死に我慢してきたオシッコを放出して、膀胱が空っぽになろうしているのですから。
オシッコはパンツだけでは吸収しきれなくなり、スカートを濡らした後、足を伝って、靴下へも落ちていきます。
(あっ・・・・、私、オモラシしてる・・・・?)
ゆきなは排尿の快感が収まりつつあり、冷静に自分の状況を把握しはじめました。
(う、うそっ! ま、間にあわなかったってこと? うそでしょ? もう小学生じゃないのに・・・・。小学生だって滅多に失敗なんてしないのに・・・・。
足元には大きな水溜り。パンツはぐっしょりと濡れて変色していました。 制服のスカートも濡れて、変色してしまっています。 靴下も靴もびしょびしょです。靴の中にはオシッコが溜まって、とても気持ち悪いです。
ゆきなは激しく後悔しました。こんなにも後悔したのは生まれて初めてかもしれません。
どうして、もう少しだけ我慢できなかったのか。どうして電車に乗る前にトイレに寄らなかったのか。どうして、学校を出る前にトイレに寄らなかったのか・・・。
(ううぅ・・・。びしょびしょで気持ち悪いよぉ・・・。とりあえず拭いてみよう・・・・。)
トイレに備え付けられていた紙で濡れたところを拭きはじめました。しかし、そう簡単にふき取れるはずがありませんでした。
3,4分ほど拭き続けて、あまりの情けなさにゆきなは泣き始めてしまいました。
(ぐすっ・・・。うわぁぁぁん・・・・! なんで中学生にもなってオモラシなんてしちゃったのよぉ・・・! ううっ、冷たいよぉ・・・。)
後始末を諦め、下着を身につけ、スカートを元に戻すしました。
靴の中に溜まった水を取り出し、靴下、靴もそのままで、トイレから出ることにしました。
(スカートも靴下もびしょびしょ・・・。みんな漏らしたと思うだろうなぁ・・・・。 ううんっ!! 急いで帰れば気付かれないはず!)
ゆきなはトイレの個室から出て、早歩きで女子トイレを去りました。
「おや、さっきの・・・。大丈夫だったかな?」
さっきの若い男性に話しかけられましたが、ゆきなは答えませんでした。立ち止まっていたらオモラシに気付いてしまうかもしれません。
改札を抜け、駅を出て、涙目になりながら早歩きで、必死に自分の家を目指しました。
(勉強は小学一年のときより、ずっと頑張ってるのに・・・。どうして、オモラシなんてしないといけないのよぉ・・・。)
ゆきなは一日の勉強とオシッコ我慢で疲れきっていましたが、オモラシに気付かれないように休まず歩き続けました。
そして、ようやく家に着きました。
(着いた! まだ、誰にも気付かれていないはず・・・・!)
「あら、おかえり。」
「・・・・・。」
「夕飯でできてるわよ。 早く手を洗って、食べにきなさい・・・。あら?」
ゆきなの様子がおかしいことに気付きました。
「スカートが濡れてるわね? ・・・・それに、靴下も? もしかして・・・。」
「・・・・う、うう・・・うわぁぁぁぁん!」
ゆきなは遂に我慢しきれず泣き出してしまいました。
「あらあら、しょうがない子ね、中学生にもなって・・・。」
選択肢1
「ち、違いますよ!」
ゆきなは尿意を否定した。
「ん、そうか。それはすまなかったな。 でも、あまり飲み物を持ったまま、歩き回るのはお行儀良くないよ。」
「は、はい。すみません・・・。」
ゆきなは答えた。
(良かった・・・なんとか誤魔化せた・・・。で、でもおトイレ・・・おトイレの我慢が・・・。)
ゆきなの尿意は相変わらずの強さでした。しかし、今までどおり、あたりを歩き回って気分を紛らわすことはできません。ついさっき、お行儀が悪いと指摘されたばかりなのですから。
(ああ、おトイレ行きたい! 足踏みしたい! スカートの上から押さえたい!!)
ゆきなは様々な欲求に襲われましたが、どれもできませんでした。すぐそばにいる男性に尿意を悟られてしまうためです。
ガタガタガタガタガタン・・・・。
ようやく電車が到着しました。
(やっと来たわね・・・。もう、遅すぎるわよ! もうちょっとで我慢できなくなるところだったじゃない!)
ゆきなは電車が到着するや否や、中に走りこみ、我先にと、座席に座りました。恥ずかしい思いをしてまで並んでいたかいがあって、座ることができました。
(ふぅ・・・。やっぱり、座っていると楽になる・・・。でも、駅まで持つかなぁ・・・。)
ゆきなの家の最寄り駅までは五駅あります。その間、ゆきなにとって尿意を堪え切れるかは難しいところです。
(途中の駅で降りて・・・。ああ、ダメダメ! もし、トイレが見つからなかったら・・・・。)
普段降りる駅以外だとどこにトイレがあるかわからない可能性もあります。もし、座席から離れた状態でモタモタしていたら、ゆきなの膀胱が限界に達して、大変なことになってしまいます。
(やっぱり、いつもの駅まで我慢しよう! あの駅のトイレなら良く知っているし、ホームからも近い、あそこまでならギリギリ我慢できるハズ!!)
ゆきなは自分がいつも利用する駅までオシッコを我慢することに決めました。
尿意に堪えながら、なんとかジュースを飲み干すと開いた容器を通学用の鞄に詰め込みました。
(飲んじゃったから余計おトイレしたくなっちゃうかも・・・。でも、これで準備は万端! いつもの駅についたら今度こそおトイレに行けるわね!)
途中、尿意の波が引いたこともあり、塾の復習をしたりもしていましたが、再び尿意の波は襲ってきました。
(あうっ!! ま、またおトイレが・・・! も、漏れちゃう!)
ゆきなは激しい尿意を堪えるため、お尻を座席に強く押し付けると、上下に揺らし始めました。
(・・・はっ! 私ったら、何してるの!?)
ゆきなはさっき話していた男性のことを思い出しました。彼はまだ同じ電車の斜め前の席に座っていました。
(こ、こんなことしてたら気付かれちゃうじゃない! 「やっぱり、オシッコ漏れそうなんじゃないのかー?」って! 普通に! 普通にしているのよ!)
ゆきなはなるべくお尻を動かさないようにしながら、必死に我慢していました。
しかし、その頑張りも、後二駅のところまで来ると限界になってしまいました。
(も、もうダメッ!! も、漏れちゃう!!)
ゆきなは、鞄を足元に置くと、前かがみになり、左手で、オシッコの出口を押さえました。しかし、限界寸前の尿意はそれだけでは収まってくれません。右手も、座席とスカートの間に押しこみ、グイグイと出口を押さえ続けました。ゆきなは恥ずかしくてたまりませんでしたが、オモラシを防ぐためにはそれ以外に方法はありませんでした。
「・・・・。なんだ、やっぱりトイレに行きたかったんだね・・・。」
さっきの男の人がまた話しかけてきました。ゆきなにはもう答える余裕はありませんでした。
「かなり辛そうだけど大丈夫かな?」
ゆきなは、強い尿意で朦朧としつつも、無言でこくんと強くうなづきました。
そのとき、電車の発車ベルが鳴り、ドアが閉まりました。
「・・・ああ、遅かったか・・・。どうして今の駅で降りなかったんだい? それにここまでいくつか駅はあったじゃないか? 田舎ならともかく、この辺りは10分に一本くらい電車あるし・・・。」
ゆきなは恥ずかしさからうつむいてじっとしていました。
「我慢すると身体に悪いし、次の駅では必ずトイレに行くんだよ。いいね。」
そう言うと男の人は自分の席に戻っていきました。
(おトイレおトイレおトイレ!! 早くおトイレに行きたい!!)
ゆきなは猛烈な尿意との戦いを続けていました。お尻を上下に揺すり、ぎゅっと座席に押し付け、必死でオシッコが漏れ出すのを防いでいました。
(も、もうダメッ!! おトイレ・・・、おトイレでオシッコしないとお腹が爆発しちゃうよぉ・・・!)
電車は次の駅で停車するため、速度を落とし始めました。
(やっと着いた・・・! でも、次の駅で降りないと・・・。)
「ほら、もうすぐ駅だよ! 降りる準備をして。」
男の人が話しかけてきました。
(えっ!! ここの駅で!? ど、どうしよう、ここ降りたことないし・・・。トイレの場所わからないし・・・。)
「ほらほら、モタモタしているとまた、発車しちゃうよ。」
ゆきなはお尻をもじもじさせたまま、立ち上がらないでいました。電車は駅に入りつつあります。
「どうしたんだい? もしかして我慢しすぎて立てなくなっちゃったかな?」
「ち、違います!」
ゆきなは今までより一回り大きな声で言った。
「た、ただその・・・。降りたことない駅なので・・・。場所が・・・、おトイレの場所わからないし・・・。」
ゆきなは答えました。
(で、でもこのままじゃ、本当に限界かも・・・。やっぱり、降りた方がいいかな?)
ゆきなは思いました。でも、いくら駅に降り立ったところでトイレの場所がわからなければオモラシあるのみです。
(もしかしたら・・・、い、いやきっと、この人が答えてくれるはず! 「そうだったのか。それじゃ、おじさんはここの駅に何度か行ったことあるから、案内してあげるよ」って。少しはずかしいけど、そうすればおトイレができる! もう我慢しなくてもよくなるんだ!)
ゆきなはそう考えました。でも、その期待は裏切られることになりました。
「ああ、そうだったのか、すまなかったな。私もこの駅についてはあまり知らないし、まだ降りない方がいいかもな。」
(ええっ!! やっぱり、もう一駅我慢しないといけないの!?)
ゆきなは一瞬、目の前が真っ暗になりました。
(でっ、でも・・・、せっかくここまで我慢してきたんだし・・・。ここで漏らしちゃうわけには・・・。な、何言ってるのよ! もう、大人みたいなものなのに、漏らしちゃうなんて絶対にダメに決まってるじゃないの!)
ゆきなは全身の力をオシッコの出口に集中し、我慢をしていました。 片手でスカート
の上から出口を全力で押さえ、お尻も座席に力一杯、押し付けて、激しく上下に揺らしていました。
(うう、おトイレ、おトイレ、おトイレっ!! も、漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃうううっ!! はやくオシッコがしたいっ!! オシッコ出ちゃううっ!!)
「まもなく、○○駅。○○駅です。」
電車のアナウンスが聞こえてきました。
(もう、ちょっと・・・・!もう少しでオシッコできるわ! で、でもここで気を緩めちゃったら全てが水の泡! 油断しないようにしないと・・・。 さっきだって、電車が来ます来ますっていって全然来なかったんだし・・・。)
ゆきなは駅が近づいても、気を緩めず、オシッコの出口を押さえながら、お尻を揺らし続けました。
電車が駅に到着し、ドアが開きました。
「ほら、今度こそ、着いたよ。早くトイレに行かないと・・・。」
若い男性が言っています。
(そ、そんなことわかってるよ・・・。もう限界寸前だってわかってるもん・・・。で、でもっ・・・。)
座席から立ち上がるとお尻でオシッコをとどめておくことができなくなってしまいます。そのため、ゆきなはなかなか立ち上がる決心がつかないでいたのでした。
(で、でも降りなかったら、絶対に漏らしちゃうし・・・。)
ゆきなは思い切って立ち上がりました。幸いにもオシッコは漏れ出さずに済みました。
「さあ、トイレはこっちだよ。ほら急いで急いで。」
(うう、わかってるよぉ! 恥ずかしいから黙っててよぉ・・・。)
ゆきなは左手で前を押さえながらトイレへと向かっていました。いや、正確にいうと押さえようとしながら。歩きながらでは押さえることは難しいのでした。
(ああんっ! 全然押さえられないよぉ・・・。も、もう限界! で、でも走ってトイレに行くのは恥ずかしいし・・・。いや、前押さえも恥ずかしいんだけど・・・。)
ゆきなは葛藤を繰り返しながらトイレへと歩き続けました。
ゆきなはトイレへの距離を縮めていき、トイレの見える位置までやってきました。
(やっと着いた! ようやくオシッコできる!)
しかし、その考えがいけませんでした。
ちょろっ・・・・・。
(い、いやっ! ちびっちゃった!?)
ゆきなは遂にオシッコをちびってしまいました。
(いやあっ!! ま、まだダメッ! おもらし、しかも、こんなところで・・・!!)
トイレまで後少しというところまで来て、足元に水溜りを作るなんてなんとしても避けなければいけません。
ゆきなはスカートの上からパンツを両手で力の限り引っ張り上なんとかオモラシを防ぎました。しかし、とても不恰好で子供みたいです。
「・・・! 大丈夫かい!? もう少しだから頑張って!」
若い男性が言います。
(もうっ!! そんなことはイヤというほどわかってるのにっ!!
とにかく、こんなところでオモラシなんて絶対にダメ!! 今ならまだ誰にも気付かれていないだろうから、急いでトイレへ! そして、女子トイレの中でオモラシ・・・・じゃなかった! トイレでキチンとパンツを降ろしてオシッコしないと・・・。)
もう、恥ずかしがっている場合ではありません。ゆきなは駆け足で女子トイレに向かいました。
(トイレ! トイレに着いた! )
女子トイレに入るとゆきなは急いで個室に飛び込みました。そして・・・。
1.まずは、鞄をかけることにしました。
2.鞄を投げ捨てて、スカートをたくし上げました。
ゆきなは尿意を否定した。
「ん、そうか。それはすまなかったな。 でも、あまり飲み物を持ったまま、歩き回るのはお行儀良くないよ。」
「は、はい。すみません・・・。」
ゆきなは答えた。
(良かった・・・なんとか誤魔化せた・・・。で、でもおトイレ・・・おトイレの我慢が・・・。)
ゆきなの尿意は相変わらずの強さでした。しかし、今までどおり、あたりを歩き回って気分を紛らわすことはできません。ついさっき、お行儀が悪いと指摘されたばかりなのですから。
(ああ、おトイレ行きたい! 足踏みしたい! スカートの上から押さえたい!!)
ゆきなは様々な欲求に襲われましたが、どれもできませんでした。すぐそばにいる男性に尿意を悟られてしまうためです。
ガタガタガタガタガタン・・・・。
ようやく電車が到着しました。
(やっと来たわね・・・。もう、遅すぎるわよ! もうちょっとで我慢できなくなるところだったじゃない!)
ゆきなは電車が到着するや否や、中に走りこみ、我先にと、座席に座りました。恥ずかしい思いをしてまで並んでいたかいがあって、座ることができました。
(ふぅ・・・。やっぱり、座っていると楽になる・・・。でも、駅まで持つかなぁ・・・。)
ゆきなの家の最寄り駅までは五駅あります。その間、ゆきなにとって尿意を堪え切れるかは難しいところです。
(途中の駅で降りて・・・。ああ、ダメダメ! もし、トイレが見つからなかったら・・・・。)
普段降りる駅以外だとどこにトイレがあるかわからない可能性もあります。もし、座席から離れた状態でモタモタしていたら、ゆきなの膀胱が限界に達して、大変なことになってしまいます。
(やっぱり、いつもの駅まで我慢しよう! あの駅のトイレなら良く知っているし、ホームからも近い、あそこまでならギリギリ我慢できるハズ!!)
ゆきなは自分がいつも利用する駅までオシッコを我慢することに決めました。
尿意に堪えながら、なんとかジュースを飲み干すと開いた容器を通学用の鞄に詰め込みました。
(飲んじゃったから余計おトイレしたくなっちゃうかも・・・。でも、これで準備は万端! いつもの駅についたら今度こそおトイレに行けるわね!)
途中、尿意の波が引いたこともあり、塾の復習をしたりもしていましたが、再び尿意の波は襲ってきました。
(あうっ!! ま、またおトイレが・・・! も、漏れちゃう!)
ゆきなは激しい尿意を堪えるため、お尻を座席に強く押し付けると、上下に揺らし始めました。
(・・・はっ! 私ったら、何してるの!?)
ゆきなはさっき話していた男性のことを思い出しました。彼はまだ同じ電車の斜め前の席に座っていました。
(こ、こんなことしてたら気付かれちゃうじゃない! 「やっぱり、オシッコ漏れそうなんじゃないのかー?」って! 普通に! 普通にしているのよ!)
ゆきなはなるべくお尻を動かさないようにしながら、必死に我慢していました。
しかし、その頑張りも、後二駅のところまで来ると限界になってしまいました。
(も、もうダメッ!! も、漏れちゃう!!)
ゆきなは、鞄を足元に置くと、前かがみになり、左手で、オシッコの出口を押さえました。しかし、限界寸前の尿意はそれだけでは収まってくれません。右手も、座席とスカートの間に押しこみ、グイグイと出口を押さえ続けました。ゆきなは恥ずかしくてたまりませんでしたが、オモラシを防ぐためにはそれ以外に方法はありませんでした。
「・・・・。なんだ、やっぱりトイレに行きたかったんだね・・・。」
さっきの男の人がまた話しかけてきました。ゆきなにはもう答える余裕はありませんでした。
「かなり辛そうだけど大丈夫かな?」
ゆきなは、強い尿意で朦朧としつつも、無言でこくんと強くうなづきました。
そのとき、電車の発車ベルが鳴り、ドアが閉まりました。
「・・・ああ、遅かったか・・・。どうして今の駅で降りなかったんだい? それにここまでいくつか駅はあったじゃないか? 田舎ならともかく、この辺りは10分に一本くらい電車あるし・・・。」
ゆきなは恥ずかしさからうつむいてじっとしていました。
「我慢すると身体に悪いし、次の駅では必ずトイレに行くんだよ。いいね。」
そう言うと男の人は自分の席に戻っていきました。
(おトイレおトイレおトイレ!! 早くおトイレに行きたい!!)
ゆきなは猛烈な尿意との戦いを続けていました。お尻を上下に揺すり、ぎゅっと座席に押し付け、必死でオシッコが漏れ出すのを防いでいました。
(も、もうダメッ!! おトイレ・・・、おトイレでオシッコしないとお腹が爆発しちゃうよぉ・・・!)
電車は次の駅で停車するため、速度を落とし始めました。
(やっと着いた・・・! でも、次の駅で降りないと・・・。)
「ほら、もうすぐ駅だよ! 降りる準備をして。」
男の人が話しかけてきました。
(えっ!! ここの駅で!? ど、どうしよう、ここ降りたことないし・・・。トイレの場所わからないし・・・。)
「ほらほら、モタモタしているとまた、発車しちゃうよ。」
ゆきなはお尻をもじもじさせたまま、立ち上がらないでいました。電車は駅に入りつつあります。
「どうしたんだい? もしかして我慢しすぎて立てなくなっちゃったかな?」
「ち、違います!」
ゆきなは今までより一回り大きな声で言った。
「た、ただその・・・。降りたことない駅なので・・・。場所が・・・、おトイレの場所わからないし・・・。」
ゆきなは答えました。
(で、でもこのままじゃ、本当に限界かも・・・。やっぱり、降りた方がいいかな?)
ゆきなは思いました。でも、いくら駅に降り立ったところでトイレの場所がわからなければオモラシあるのみです。
(もしかしたら・・・、い、いやきっと、この人が答えてくれるはず! 「そうだったのか。それじゃ、おじさんはここの駅に何度か行ったことあるから、案内してあげるよ」って。少しはずかしいけど、そうすればおトイレができる! もう我慢しなくてもよくなるんだ!)
ゆきなはそう考えました。でも、その期待は裏切られることになりました。
「ああ、そうだったのか、すまなかったな。私もこの駅についてはあまり知らないし、まだ降りない方がいいかもな。」
(ええっ!! やっぱり、もう一駅我慢しないといけないの!?)
ゆきなは一瞬、目の前が真っ暗になりました。
(でっ、でも・・・、せっかくここまで我慢してきたんだし・・・。ここで漏らしちゃうわけには・・・。な、何言ってるのよ! もう、大人みたいなものなのに、漏らしちゃうなんて絶対にダメに決まってるじゃないの!)
ゆきなは全身の力をオシッコの出口に集中し、我慢をしていました。 片手でスカート
の上から出口を全力で押さえ、お尻も座席に力一杯、押し付けて、激しく上下に揺らしていました。
(うう、おトイレ、おトイレ、おトイレっ!! も、漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃうううっ!! はやくオシッコがしたいっ!! オシッコ出ちゃううっ!!)
「まもなく、○○駅。○○駅です。」
電車のアナウンスが聞こえてきました。
(もう、ちょっと・・・・!もう少しでオシッコできるわ! で、でもここで気を緩めちゃったら全てが水の泡! 油断しないようにしないと・・・。 さっきだって、電車が来ます来ますっていって全然来なかったんだし・・・。)
ゆきなは駅が近づいても、気を緩めず、オシッコの出口を押さえながら、お尻を揺らし続けました。
電車が駅に到着し、ドアが開きました。
「ほら、今度こそ、着いたよ。早くトイレに行かないと・・・。」
若い男性が言っています。
(そ、そんなことわかってるよ・・・。もう限界寸前だってわかってるもん・・・。で、でもっ・・・。)
座席から立ち上がるとお尻でオシッコをとどめておくことができなくなってしまいます。そのため、ゆきなはなかなか立ち上がる決心がつかないでいたのでした。
(で、でも降りなかったら、絶対に漏らしちゃうし・・・。)
ゆきなは思い切って立ち上がりました。幸いにもオシッコは漏れ出さずに済みました。
「さあ、トイレはこっちだよ。ほら急いで急いで。」
(うう、わかってるよぉ! 恥ずかしいから黙っててよぉ・・・。)
ゆきなは左手で前を押さえながらトイレへと向かっていました。いや、正確にいうと押さえようとしながら。歩きながらでは押さえることは難しいのでした。
(ああんっ! 全然押さえられないよぉ・・・。も、もう限界! で、でも走ってトイレに行くのは恥ずかしいし・・・。いや、前押さえも恥ずかしいんだけど・・・。)
ゆきなは葛藤を繰り返しながらトイレへと歩き続けました。
ゆきなはトイレへの距離を縮めていき、トイレの見える位置までやってきました。
(やっと着いた! ようやくオシッコできる!)
しかし、その考えがいけませんでした。
ちょろっ・・・・・。
(い、いやっ! ちびっちゃった!?)
ゆきなは遂にオシッコをちびってしまいました。
(いやあっ!! ま、まだダメッ! おもらし、しかも、こんなところで・・・!!)
トイレまで後少しというところまで来て、足元に水溜りを作るなんてなんとしても避けなければいけません。
ゆきなはスカートの上からパンツを両手で力の限り引っ張り上なんとかオモラシを防ぎました。しかし、とても不恰好で子供みたいです。
「・・・! 大丈夫かい!? もう少しだから頑張って!」
若い男性が言います。
(もうっ!! そんなことはイヤというほどわかってるのにっ!!
とにかく、こんなところでオモラシなんて絶対にダメ!! 今ならまだ誰にも気付かれていないだろうから、急いでトイレへ! そして、女子トイレの中でオモラシ・・・・じゃなかった! トイレでキチンとパンツを降ろしてオシッコしないと・・・。)
もう、恥ずかしがっている場合ではありません。ゆきなは駆け足で女子トイレに向かいました。
(トイレ! トイレに着いた! )
女子トイレに入るとゆきなは急いで個室に飛び込みました。そして・・・。
1.まずは、鞄をかけることにしました。
2.鞄を投げ捨てて、スカートをたくし上げました。
| ホーム |