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DATE: 2008/02/27(水)   CATEGORY: 現代風の物語
歴史の授業中の戦い
  歴史の授業では十字軍の戦いについて教師が話しています。しかし、琴美ちゃんは別の戦いのことで頭がいっぱいでした。

 (あう・・・オシッコがしたいよお・・・・。)
 琴美ちゃんはお友達との話に夢中になっていてトイレ休憩を忘れてしまいました。授業が終わるまで何とか我慢しようと思っていましたが、だんだん辛くなってきました。
 (でも、恥ずかしくてトイレに行きたいなんていえないよお・・・かといって漏らすのは余計恥ずかしいし・・・・。)
 琴美ちゃんとオシッコの長い戦いが始まりました。

 「琴美様! 限界が近づいております! 早くオシッコの許可を!」
 琴美ちゃんの中のオシッコ我慢隊長が叫んでいます。しかし、許可を出すわけにはいきません。
 (だめだよお・・・・。ここはトイレじゃないもの・・・授業が終わったらすぐトイレに行くからそれまで持ち堪えてよー。)
 「うむむ・・・・致し方ない! 授業が終わるまで何とか持ち堪えられるよう戦います!」

授業が終わるまではまだ20分ほどあります。琴美ちゃんのお腹の中には朝に飲んだコーヒーがどんどん溜まり、オシッコ我慢を辛くしていきます。
 (どうしよう・・・我慢できるかなあ・・・? あうう、こんなことならコーヒーなんて飲むんじゃなかった・・・。)

 「琴美様! 兵士たちの士気が低下しております! やはり、コーヒーを採用したのが原因かと・・。」 
 我慢隊長は再び叫びました。
 (そ、そんなこといっても、もう・・・。)
 「やはり、もう兵士たちも限界です! 許可を出してください!」
 (だめだめだめ・・・こんなところでしちゃだめよお・・・・。)

 残りの授業時間は後、15分になりました。
 (まだ・・・五分しかたってないの!? で、でも、意外と我慢できるものね・・・うん、大丈夫! きっと、休み時間まで我慢できるはず・・・・。)
 だが、そのとき、強い尿意の波が押し寄せてきました。
 ぶるっ
 (ああっ!漏れちゃう・・・。)
 強い尿意に思わず、体を震わせる琴美。しかし、足をきつく閉じ、なんとかやりすごしました。

 「琴美様! 敵が新型の石弓で攻撃してきました。なんとか、クロス戦法で撃破しましたが、かなり大きな被害です。ここは降伏し、オシッコの許可を・・・・。」
 (いやあ! だめなの・・・それだけはダメなの・・・。)
 琴美は我慢隊長の言葉を再び退けました。
 「ですが、このままではいずれ、敗北してしまいますぞ。」
 (違う!そんなことないもの! 我慢できるもん! もっとちゃんと戦いなさいよー!)

 残り時間は10分。琴美は我慢を続けていました。
 (どうしよう・・・・我慢できるかな・・・・。こんなに我慢したのはあのとき振りね・・・。)
 琴美は小学校の時の修学旅行を思い出した。その時の班別行動でなかなかトイレが見つけられる、ギリギリまで我慢したこともあった。だが、なんとかトイレを見つけるまで我慢することができた。
 (大丈夫・・・今回もきっと平気! あのときより、我慢できる体になっているだろうし・・・。)

 「琴美様! 過去の勝利を思い出させてくれたことで、兵士たちのやる気が回復してきました!」
 (そう・・・この調子で頑張るのよ・・・。)
 「了解しました! しかし、このままの状況が続くとは思えません。敵軍も様々な戦術を考えてきています。」

 授業は後、五分で終わります。
 (後、五分!後、300秒! もうちょっとだ・・・それにもしかしたら、早めに終わりになるかも・・・。)
 琴美は期待しました。しかし、期待に反して、授業は終わらなそうです。
 (あう・・・、やっぱりチャイムの時間まで待つしかないのか・・・・)

 「琴美様! 兵士たちはオシッコの許可を期待していたため、士気が低下しています!」
 (ええっ! またなの!? 何とかならないの!?)
 「・・・・やはりここは、許可を出すことしか・・・。」
 (だ、だめよお! せっかくここまで我慢したのに・・・。今更トイレに行きたいなんていえないよ!)

 授業終了時刻が近づいてきました。
 (あと少し、あと少し、あと少しの我慢だ!)
 キーンコーンカーンコーン。
 授業終了のチャイムがなります。
 (良かった! 助かった!)
 琴美は思いました。ですが、その油断がいけなかったようです。
 じょ・・・・。
 (い、いやああ! ち、ちびっちゃった!)
 琴美の純白のショーツにオシッコが数滴飛び出してしまったのです。思わず、両手で前を押さえて、なんとか押しとどめました。

 「琴美様! 敵は純白の門まで攻めてきました!」
 (あう・・・知っているわよ・・・。うう、これ以上漏らさないようにしないと・・・。)
 「そうですな! この様子では純白の門が破壊されるのも時間の問題です。」
(だ、大丈夫よ・・・・もう、トイレ休憩ができる時間だから・・・。)
 琴美は自分に言い聞かせ、我慢をしていました。しかし、琴美の予想に反して、休み時間はなかなかはじまりません。「もう少しだから・・・」などといいつつ、歴史授業は続けられていました。
 (な・・・なんで、こんな日に限って・・・。は、早くトイレさせてー!!)

 それから二分後、ようやく授業は終わりました。琴美はトイレへと急ぎます。
 (トイレトイレトイレ!! 漏れちゃう・・・・。)
急いでいるため、どうしても振動が膀胱に伝わり、排尿欲求を高めてしまいます。
 (あう・・・・お、おしっこが・・・・。トイレトイレトイレ! ガマンガマンガマン・・・。)
 琴美の歩き方は足をくねくねとさせる、ぎこちないものになってしまいました。
 (うう・・・・変に思われていないかなあ・・・・。でも、こうしないとオシッコがあ・・・・。)

 「琴美様! 前押さえの許可を!」
 (い、いやよ! クロスだけでも恥ずかしいのにそんなことできない!)
 「ですが、このままでは、我が軍は全滅してしまいます!」
 (し・・・しょうがないわねえ・・・・。トイレに入ったら前押さえをしてもいいわ! だけど、ここではダメ!男の人も見ているんだもの・・・。)
 「うむむ・・・致し方あるまい。」

 (後ちょっと・・・後ちょっとでオシッコタイムだから我慢・・・我慢しないと・・・・。)
 琴美は内股気味になってくねくねしながらトイレを目指していました。そして、遂に目指すトイレの目の前に来ました。白い四角形に、ピンク色の女性のイラストが目に入りました。
 (良かった! やっとトイレだ! もう、我慢しなくても良くなる!)
 ですが、膀胱一杯のオシッコたちはその隙を狙ってきました。
 じょおおお・・・・。
 (や、ま、待って! トイレは目の前なの! 本当に今度こそ、もう少しの辛抱だから・・・!)
 慌てて、オチビリを止めましたが、琴美の純白のショーツはもう、びしょびしょです。オシッコを吸収しきれなくなり、その上に履いていた紺色のブルマにも染みてきてしまいました。

 「琴美様! 敵がカタパルトを運んできました。カタパルトによる攻撃は強力で、純白の門が一瞬にして破壊され、敵は次の紺色の門にまで迫ってきています。」
 (あうう・・・・そんなのわかっているわよお・・・・。もうすぐ前押さえするから、それでなんとか持ち堪えてちょうだい!)
 「は、はい! 仰せの通りに・・・・。」

 琴美はようやくトイレに入りました。そして、すぐに手を前に持っていき、スカートの上から股間を力いっぱい押さえました。
 (うう・・・す、少しは楽になったけど、やっぱりオシッコがしたい・・・急いで、トイレしないと・・・。あ・・・ああっ!!そんなあ!)
 琴美は思わず、泣きそうになりました。女子トイレの個室は全て使用中で、しかも、順番を待っている人が二人もいます。
 (うう・・・こんなときに限って・・・・。こんなにオシッコがしたいのにい!)
 琴美は前を押さえる力を強め、足をくねらせたり、その場で足踏みをしたりと必死に尿意を堪えます。

 「琴美様! 今度こそ、約束どおり、オシッコの許可を・・・」
 (ダメダメダメダメ!! 後、少しだけなの! 少しだけだから延期して!)
 「その言葉は、何回も聞いていますが・・・・」
 (今度こそ・・・今度こそ許可してあげるからあ・・・・。)

 一人の女子がスッキリした顔で個室から出てきました。そして、並んでいた人が一人、個室へと入っていきました・・・。
 (いいなあ・・・・あの子はオシッコができて・・・・気持ちいいだろうなあ・・・。)
 琴美は思いました。
 (ああ・・・オシッコ、オシッコがしたい!!)
 琴美は強まる一方の尿意に耐え切れず、スカートをたくし上げ、ブルマの上から直接出口を押さえ始めました。琴美のブルマがどうしても顔をだしてしまいます。とても恥ずかしかったのですが、そうしないともうオシッコがもれちゃいそうなのです。
 (恥ずかしいよお・・・・でも、こうしないともう我慢が・・・それに、トイレに間に合っても、スカートをたくし上げられなかったら失敗しちゃうかもしれないし・・・。)
 
 「琴美様! 先ほどの作戦は非常に素晴らしいです! カタパルト部隊の殲滅に成功しました。 このままならば持ち堪えられそうです。」
 (あうう・・・そんなの褒めないでよお・・・。)

 水を流す音が聞こえ、また、一人、個室から出てきました。彼女は琴美の格好を見て、思わず笑い出してしまいました。
 (う、うう・・・笑われちゃった・・・で、でも後一人! 次は私がトイレを使う番よ! 誰か早く出て・・・早く出てお願い!!)
 琴美はその場で激しく足踏みをしながら願いました。願いが通じたのか、再び、水を流す音が聞こえてきました。
 (良かった! ・・・・あ、後、ちょっとだ!)  
 片手をショーツの中に入れて、必死にオシッコを押しとどめながら琴美は思いました。その場で飛び跳ねながら順番を待っていた琴美の前のドアが開きました。やっと琴美が使えるトイレができたのです。
 (あそこにしゃがみこんでオシッコだ!)
 琴美は個室の中に滑り込むと、ドアを閉め、鍵をかけようとしました。しかし・・・・。
 じょろろろ・・・・。
 (い、いやあん! 今度の今度こそ、後少しだけだからあ!)
 ショーツに続いて、ブルマにも吸収しきれなくなった数滴のオシッコが足を伝って、降りていく感触を琴美は感じていました。

 「琴美様! 遂に、紺色の門も突破されました! 数人の兵士が門を乗り越え、城内に侵入しようとしています! どうかオシッコの許可を!」
(ま、待って!! 今すぐ許可するから! 最後の力を振り絞って戦ってちょうだい!)

 琴美はショーツとブルマを下ろしました。もう、鍵をかけている余裕はないと感じたためです。既にスカートをたくし上げていたため、すぐに下ろすことができました。
 じょおおおお・・・・しゅうううう・・・・・。
 (は・・・ははは・・・ま、間にあったあ!!)
 琴美はようやく地獄のようなオシッコとの戦いに勝利し、激しい尿意から解放されてたのでした。しかし、ショーツとブルマにはかなりのオチビリをしてしまい、完全な勝利とは言えなそうです。

 「琴美様。 この戦いにはギリギリのところで勝利したようですね。 さて、敵はいなくなりましたが、破壊された純白の門と紺色の門はどのようにして修理しましょうか?」
 (あう・・・そ、それはあ・・・・ど、どうしよう?)


 
                 




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仲良し二人組みの失敗
(ねえ・・・おトイレ行きたくない?)
 (うん・・・・いきたい。)
 (どうする? 行かせてもらう?)
 (・・・やだよ。恥ずかしい。)
 授業中の教室で愛華と愛理はこそこそと話していました。二人は大の仲良しです。休み時間のたびに楽しいお話を二人でしています。しかし、今日は少し楽しみすぎてしまったようです。休み時間に済ましておくべきトイレ休憩を忘れてしまっていました。
 (もう、愛華がおしゃべりばっかりしているから・・・・。)
 (何よ!愛理だって色々と話していたじゃない!)
 (ああ、でも、おトイレ行きたいなあ・・・早く、授業終わらないかな?)
二人はそわそわと、どこか落ち着きのない様子で授業を受けていました。

 キーンコーンカーンコーン
 
 (ふう、やっと、チャイムだ! ああ、でもまだ授業続けそうな感じだ・・・。)
 (あう・・・あとちょっと・・・我慢するのよ私!)
 「それでは授業を終わりにします。号令お願い。」
 ようやく、休み時間になりました。
 「ようやく終わったね! 愛理、それじゃあさっそく・・・ 」
 トイレに行こう。そういいかけた愛華に男の人の高い声が聞こえてきました。
 「あ、あの!」
 振り返ると、背の低い男子学生が一人立っていました。愛華と愛理を交互に見つめながら何か言いたそうにしています。
 「な、何か用かな?」
 愛理は言いました。
 「えっと・・・そ、そのお・・・・。」
 彼はもごもごと何か言おうとしていますが、なかなか話し始めません。
 (も、もう! 用があるなら早く言ってよ! もう、我慢が・・・・。)
 (おトイレ、おトイレ・・・・、やっと休み時間になったと思ったのに・・・。)
 「二人っていつも一緒に帰っているよね。」
 やっと、話し始めました。
 「うん、そうだよ。」
 二人は答えました。
 「それで・・・・そのお・・・・ボクも一緒に帰っていいですか?」
 恥ずかしがりながら男子学生は言いました。
 「え・・・・そうねえ・・・愛理どうする?」
 二人は迷いました。同じクラスではありますが、それほど仲が良いわけでもない男子からの突然の誘いだったのですから。迷っている二人を彼はなきそうになりながら交互に見つめます。
 「いい・・・よね、愛華!」
 「う、うん、一緒に帰ろ!」
 愛理は言いました。
 「ありがとう!! じゃあ、放課後また会おうね!」
 男子学生は顔を急に明るくすると、去っていきました。
 「行ったみたいね・・・それじゃあ、愛理、今度こそトイレ・・・ってもうこんな時間!?」
 「休み時間が終わっちゃうね・・・帰りのホームルームは10分くらいで終わるだろうからその後にしよう・・・。」
 二人はようやくおとずれた休み時間にトイレに行くことができませんでした。
 
 ホームルームの途中、いよいよ限界が近づいてきた二人は足をくねくねさせています。
 (愛理・・・・・どうしよう・・・すごくトイレに行きたい・・・。)
 (そうよね・・・。これが終わったらすぐ行かないとね・・・。あの子には愛華からトイレ休憩ここと話してね・・・)
 (な・・・・なんで? いやよ、愛理が先に帰るよう言ったんだから愛理がいうべきでしょ。)
 (なによ。愛華だって、一緒にかえろうっていったじゃない?)
 二人とも異性にトイレ休憩を申し出るのは恥ずかしいようです。ですが、どっちかが言わないとトイレにはいけません。二人はいつまで我慢すればよいのか不安に感じ始めていました。

 ホームルームが終わりました。急いでトイレに立とうとした二人に、男子学生が走り寄ってきました。ニコニコととても嬉しそうな顔をしています。
 「えっと・・・・それじゃあ、帰りましょうか?」
 愛理は言いました。
 「そうね・・・・帰りましょ。」
 愛華も言いました。そして、三人は廊下を歩き始めました。途中、二人の女子は女子トイレをうらめしそうに見つめていましたが、一人の男子は気づいていませんでした。
 (ああ、あそこのトイレに行きたかったなあ・・・っていうかいつまで我慢すればいいんだろ・・・。)
 (うう、授業が終わってもうとっくにあそこでスッキリしているハズだったのに・・・。)
 
 三人は校舎を出て、歩いていました。
(も、もう無理・・・我慢できないかも・・・。ねえ、愛理・・・やっぱり、トイレ休憩のために一旦、学校に戻ってもらおうよ・・・。)
 (い、イヤよ・・・・そんなにトイレしたいなら愛華が言えばいいじゃないの。)
 (やだよお・・・恥ずかしいよお・・・・。じゃあ、一緒に言おう、二人で同時に・・・。)
 (そうねえ・・・・・うーん・・・・やっぱりダメ! それより、二人だけでひそひそ話すのやめない? せっかく、誘ってくれたのにさあ・・・。)
 男子学生は会話に入れないので、また泣きそうな顔になっていました。
 「えっと・・・今日は、誘ってくれて、ありがとう。 ・・・・(なんて話しかければいいんだろう?)」
 愛華は話しかけました。
 「そのお・・・・・今日はいい天気ですね。」
 愛理も話しかけました。
 「そうですね・・・。」 
 男子学生も話しました。ですが、また、黙り込んでしまいました。
 (うう・・・何かもっと話そうよ・・・気まずいよ・・・。)
 黙っていると、どうしてもオシッコの重みが気になってしまいます。尿意から気をそらすためにも二人は必死に話題を探します。

 「今日は、私たち、どっちと一緒に帰りたくて誘ってくれたの?」
 愛華は気になっていたことを聞いてみることにしました。
 「えっと・・・それは・・・・・。」
 しかし、男子学生は顔を赤らめ、困ったような顔をしたまま、なかなか答えてくれません。
 (あう・・・失敗した・・・。ああ、また、トイレのことが気になってきちゃった・・・トイレトイレトイレに行きたいー!)
 (愛華のバカー! もっと答えやすい質問をしなさいよー! あう、も、もう我慢があ・・・。)

 歩き始めて五分、男子学生の家が近づいてきました。
 「あの・・・あれがボクの家です。」
 「そ、そうなんだ・・・それじゃあ、ここでお別れだね。」
 「今日はありがとう。 新しくていい家だね・・・。」
 愛華と愛理は無理やり笑顔を作りながら話しました。切迫した尿意で顔から冷や汗がたれてきてしまっています。
 (ああ、やっと解放される・・・でも、私たちの家まではまだ10分くらい歩かないと・・・。我慢・・・できるかな? ちょっと恥ずかしいけど、あの子がいなくなったら手でスカートの上から前を押さえちゃえ・・・。)
 愛華は思いました。愛理も同じようなことを考えていたことでしょう。
 そして、遂に家に着きました
 「じゃあ、ここで・・・。今日はありがとう。二人と帰れて嬉しかったよ・・・。」
 (はあ・・・なんとか漏らさずに済んだ・・・・。やっと前押さえができる・・・・。)
 「今日は、あまり話しに入れなくてゴメン・・・・でも、これからは気をつけようと思う・・・・ボク、頑張るから・・・だから、また、一緒に・・・・。」
 (いやああん・・・・、も、もういいよお・・・・。は、早く前を押さえないと・・・が、我慢が・・・。)
 愛華と愛理は前を押さえたくてたまりませんでした。しかし、男子の目の前で押さえるのはどうしても恥ずかしかったのです。
 でも、オモラシをしてしまうのはもっとイヤです。そのため、足をクネクネと動かしたり、その場で軽く足踏みをしたりとどうしても不自然な行動が目立ってしまいます。
 「あれ? もしかして、おトイレに行きたいの?」
 遂に男子に気づかれてしまいました。二人は慌てて否定します。
 「ち、違うよお・・・な、なんで!?」
 「したくないよ・・・女の子はトイレなんていかないのよねえ、愛華?」
 「そ、そうそう、それじゃあ、また学校でね!」
 二人は内股になりながら、そそくさとその場を離れ、脇道に入っていきました。男子学生から見えない位置まで移動すると、速攻で、前押さえを始めたのは言うまでもありません。

 「良かったあ・・・漏れるかと思ったあ・・・。」
 両手で前を押さえながら愛華が言いました。
 「ま、全くもう・・・両手でそんなところを押さえて子供ねえ・・・。」
 そういう愛理も片手でかなりの力で同じ場所を押さえて、もじもじくねくねしています。
 「ああ、でもどうしよう・・・・本当にもう漏れそう・・・家まで我慢なんてできないよお・・・。」
 「そうね、私たちの家までは後10分は歩かないとだめだし・・・。あの子の家で借してもらったら?」
 「イヤ! そうやって私にだけ恥ずかしい思いさせておいて、自分もついでに借りるつもりなんでしょ!?」
 「冗談よ・・・それじゃ、今までの我慢が台無しだ物ね・・・、でも、家以外のトイレといったら・・・・・あっ!」
 二人の頭にはある場所が同時に思い浮かびました。そして、同時に走り初めました。

 たったったったった・・・・。

 同じ方向に走り続ける二人、しかし、走ることによる振動はオシッコで満杯になった膀胱を刺激してしまいます。
 (ひい・・・も、漏れちゃう、漏れちゃう・・・でも、急がないと・・・。)
 (あうう・・・。も、漏れちゃいそうだ・・・なんで、愛華は平気なの?)
 振動の辛さに耐えつつ必死に走る二人。急がないと我慢が限界に達してしまうというのもその理由でしょう。ですが、もう一つ大きな理由がありました。
 (こ、公園のトイレに先に入るのは私よ! 愛理がし終わるのを待っているなんて無理!)
 二人が目指している公園には一つしかトイレがないのです。今の二人にとって、使用中のトイレを目の前にしてオシッコを我慢するというのは拷問でしかありません。

 二人の前に目指していた小さな公園が見えてきました。そこには古びたボックストイレがあります。普段の二人は絶対に使わないトイレですが、オモラシをしてしまうよりはずっとマシだと考えていました。
 (つ、着いた! あそこでようやくオシッコができる!!)
 二人は思いました。しかし、その油断した隙を狙い、二人のお腹の中のオシッコは外に出ようとしていました。

 ちょろ・・・。
 (ああん・・・も、もれちゃった?)
 愛理の水色と白の縞々のショーツに数滴のオシッコがかかってしまいました。ですが、片手で前を押さえ、なんとか押しとどめ、オモラシにはいたりませんでした。
 愛華は両手で前を押さえたためか、オチビリにはいたりませんでした。ですが、その場でうずくまり、かかとで股間を押さえ、とても辛そうです。
 (うう・・・・オチビリしちゃったんだ・・・・。で、でも、トイレは目の前だ・・・愛華より先にトイレに入ればきっと間に合うはず!)
 そう思い、愛理は愛華に追いつこうと、再び歩き始めました。しかし、愛華もいつまでもうずくまってはいません。立ち上がって歩き始めます。
 (まずい・・・このままじゃ、愛華が先に入って私は・・・。こ、こうなったら・・・。)
 愛理は愛華の肩に手をかけ、歩くのを邪魔し始めました。
 「愛華・・・トイレに先に入るのは私よ! 両手でそんなところを押さえられるなら、間に合わなくても別に恥ずかしくないんじゃないの?」
 「な、何それ? そ、それとこれとは話が違うよー!! 私が先だもん! 愛理は上品な女の子だからトイレなんていかなくても平気なんじゃないの!?」
 愛華も負けていられません。愛理より少し状況がマシとはいってももうオモラシ寸前です。愛理に手をかけて邪魔しようとします。
 
 二人はお互いに邪魔されながらもなんとかトイレの前まで移動しました。 
 (トイレ目の前なのにー! 早くオシッコがしたいのにー!)
 (漏れちゃう漏もれちゃ漏れちゃう・・・・トイレトイレトイレ!)
 愛華も愛理も一秒でも早くトイレに入りたいのです。どちらも譲る様子はありません。
 「ね、ねえ、今日の宿題、愛理の分もやってあげるから先にトイレ使わせてくれない?」
 「断る! 私は愛華の宿題一週間分やってあげてもいいよ・・・だからトイレ先に入らせて!」
 「だ・・・だめえ・・・・。お願いだから先に行かせてよお・・・・。これから一生、愛理にトイレの順番譲るからあ・・・。」
 「・・・それでもイヤ! 今、トイレに行きたいの!」
 トイレの前で、足をくねくねさせ、片手を前に、片手を相手の肩にかけて、議論は続きました。
 「お願い!!なんでもするから先にトイレに!!」
 「ダメなものはダメ!」
 「そ、そんなあ・・・・あっ!」

 しゅっ・・・。

 愛理に続いて愛華もオチビリをしてしまいました。 黄色と白の縞々のショーツに黄色の部分を増やしてしまいました。その場にうずくまり、かかと押さえで、必死に、オモラシを防ぎました。
 「あう・・・ち、ちびっちゃったよお・・・・本当にトイレに行かせてよお・・・本当にもう漏れちゃう・・・・。」
 愛華は懇願しましたが、愛理も既におちびりを経験しています。譲るわけにはいきません。
 (絶対に、私が先に入るんだから! でも、このままじゃ、いつまでたっても平行線のまま、そして、二人とも漏らしちゃうことは目に見えている・・・。今のままでは間に合う確率はかなり低いわね・・・しょうがない!)
 愛理はある決断をしました。
 「あ、愛華・・・こ、ここはジャンケンでどっちが先に入るか決めない?」
 (私が勝つ確率は半分の50パーセント・・・高いとはいえないけど、このままじゃあ、ほとんどゼロだろうししょうがない。)
 「ジャンケン・・・わ、わかったわ、そうしよう。」
 愛華も不毛の議論を続けるよりは、半分の確率に賭けることにしました。

 「いくわよ・・・最初はグー・・・・じゃんけんぽん!」
 その結果は二人の予想を反したものでした。二人ともグーを出していた。

 (ええっ!! またやるの!?)
 脱力感から二人はオシッコ我慢を緩めてしまいました。体をぶるりと震わせて、もう一度、出口を押さえつけました。

 「あ・・・あいことは・・・ね・・・・、じゃあ、もう一度よ・・・。」
 「そ・・・そうね・・・。」
 二人は次の勝負をすることにしました。
 (今度こそ・・・今度こそ、勝つのよ! そしたらダッシュで、トイレに入って、パンツをおろしてオシッコできるんだから!! 絶対、絶対によ!)
 愛華は考えました。そして、トイレに駆け込む自分を想像しました。
 (勝つ・・・勝たないと・・・。そして、トイレに入って、鍵をかけて、スカートをたくしあげて、パンツをずらして・・・。うん、待ちに待ったトイレタイムはもう目前よ!!)
 「最初はグー!」
 お尻を出してトイレにしゃがみこむ自分を想像しつつ、愛理は言いました。
 「ジャンケンポン!」
 スッキリした顔でトイレから出る自分を想像しつつ、愛華も言いました。

 (・・・・そ、そんなあ!!)
 なんということでしょう。二人ともチョキを出していたのです。またしてもあいこになってしまいました。
 (こ・・・今度こそ、オシッコするつもりだったのにい・・・・。)
 そう思った愛華に強烈な排尿欲求が襲ってきました。

 しゅううう・・・・。

 (い、いやああああ! オモラシはイヤ!)
 両手で前を押さえつけて、飛び跳ねまわり、なんとかオシッコを止めました。ですが、
 黄色と白の縞々のショーツはびしょびしょになってしまいました。

 愛理も同じような状況でした。

 ちょろろろろ・・・。

 (いや・・・と、止まって!)
前を片手で力いっぱい押さえますが、それだけでは止まりません。もう片方の手で、スカートの上からショーツをつかむと、上に引っ張り上げ、ようやく止まりました。

「は、はやくさ、三回目の勝負をし、しようよ・・・・。」
 愛華は言いました。ですが、愛理はオシッコを止めるのに両手を使ってしまっていて、なかなか始められそうにありません。愛華も片手押さえでは辛そうです。
 「も、もうちょっと待って・・・。」
 愛理はショーツを引っ張り上げながら、足をくねくねさせて、歩き回っていました。
 「早くしてー!! もうっ! なんだかんだいって愛理も随分と恥ずかしい格好しちゃっているじゃないのよ!?」
 「ち、違うわよ・・・。別にしなくても大丈夫なんだから・・・・。」
 愛理は両手を離しました。しかし、足は不自然に内股です。
 「もういいわよ。それじゃあ、勝負しましょう・・・最初はグー・・・・」
 愛理は言いました。ですが、両手を離した隙を愛理の膀胱に溜まった満杯のオシッコは見逃しませんでした。
 (ああん! も、漏れちゃう・・・。)
 思わず、両手で今まで封印していた両手前押さえをしてしまいました。しかし、もう遅かったようです。

 ちょろろろろ・・・しゃああ・・・・。

 オシッコを吸収しきれなくなった水色と白の縞々のショーツを突き抜けて、愛理のオシッコは足をつたいこぼれ落ちていきます。
 (だ・・・だめだ・・・もう、今度こそ限界だ・・・。)
 愛理はジャンケン勝負を放棄して、トイレに向かって走り出しました。
 「ああっ!! ずるい!!」
愛華は叫びました。このまま愛理にトイレに入られたら、愛華はオモラシをしてしまうことでしょう。愛華は愛理の腕をつかみました。
 (あっ! ダメだ・・・トイレに行けない・・・。もう、我慢できないよお・・・・。)
 
 しゃあああああ・・・・・。

 遂に愛理は本格的なオモラシをしてしまいました。白のソックスを黄色に染め、茶色い地面を変色させます。
 「捕まえたわよ愛理!! さあ、ジャンケンの続きを・・・ってええっ!?」
 愛華は愛理のおもらしに気づきました。
 「あ・・・愛理?」
 「う・・・・うえええん! ま、間に合わなかったよお・・・・。」
 愛理の目から涙がこぼれてきました。涙を拭くと、愛理は言いました。
 「こんなことなら意地張ってないで両手で押さえてれば良かった・・・・。あ、愛華、早くトイレ入りなよ・・・・。」
 「え、で、でもお・・・。」
 「私を犠牲にしたのに、愛華までオモラシしちゃったら何にもならないでしょ! いいから行ってきなさい!」
 「あ、ありがとう!」
 愛華はトイレに入ることにしました。
 (間に合わなかった愛理のためにも絶対、トイレでオシッコしてやるんだから!)
 右手でぎゅっと前を押さえながら、左手でトイレのドアを開け、すばやく中に入り込みました。夢にまで見た和式トイレが愛華の目に入りました。
 (まず、鍵をかけて・・・そして、スカートをたくし上げて、パンツをおろしてオシッコ! オシッコがしたいー!)
 左手で鍵をかけようとする愛華。右手では前を押さえないとオシッコが飛び出してきてしまいます。しかし、左手だけではなかなか鍵がかかりません。初めて使うトイレなのでなれていないのです。
 (あれ?か、かからない! ええーん、しまってよお・・・。早くしないとオシッコ・・・オシッコがあああ・・・・。)

 しゅうう・・・・しゃあああ・・・・・。

既にトイレでオシッコをする予定だった時間を過ぎています。愛華はショーツを身につけたままにも関わらず、オシッコをはじめてしまいました。黄色と白の縞々のショーツでは吸収しきれず、足をつたって、ソックスへと流れ落ちていきます。
 (ま、まだなのおおお!! 今度こそ、もう少しなんだから! 鍵をかけて、トイレにしゃがみこむまで待ってよお・・・・。)
 愛華はくねくねと足踏みをしながら、体をくねらせていました。左手をショーツの中に入れて、オシッコを押さえ込み、今度は、右手で鍵をかけはじめました。

 カチャ。

 ようやく鍵がしまりました。
 (後は、パンツをおろせば・・・・。)
 内股で、和式トイレに近づきます。しかし、そこにしゃがみこんでオシッコをするためには段になっているところを登らないといけません。内股で歩くことで、オシッコを押さえ込んでいる愛華にとっては勇気のいる行動でした。足を交差させたまま、一瞬、愛華は動きを止めました。
 (こ・・・ここを登らないと、トイレができない・・・・。ええい、ここまで来てオモラシなんかできない!)
 思い切って、足の交差を解き、大きく右足をあげました。

 しゃああああああああ・・・・・

 (あ、ああああっ!! やっちゃった!?)
 オシッコが今までにない勢いで、飛び出してしまいました。急いで、登りきると、ショーツを下ろし、しゃがみこみました。ですが、遅かったようです。ショーツもソックスもぐしょぐしょに濡れてしまっていました。
 (ふ、ふええええん!! トイレにいけたのに・・・パンツもちゃんとおろせたのに・・・。授業中も下校中も頑張って我慢してきたのにい・・・・。)
 愛華の目から大粒の涙が流れていました。


             
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盗賊ミュナの失敗2 -戦士学校跡地を駆け回り-
 ゼバルト王国で戦っているのは戦士や冒険者だけではない。各町や村には大体警備隊や自警団がいて、彼らもまた魔物やならず者から弱者を守るために戦っている。彼らの活躍はそれほど目立つことはない。だが、犯罪の防止や解決の支援に大きく貢献している。
 今日もとある町の警備隊は町での犯罪を減らすための会議をしていた。結果、町に現れた盗賊の逮捕することが決定した。
 「ではもう一度確認する。この似顔絵の人物がおととい新たに指名手配された盗賊ミュナ。そして、我々は今、彼女が潜んでいる宿を発見した。今からこの十人で彼女の身柄を確保に向かう。我々警備隊の中には戦士になり手柄をたてることを諦めてきたものも多い。だが、その事情は考慮するにしても最近は活躍が少なすぎる!今度の盗賊は決して大物とはいえない。全力を尽くそう。大犯罪を起こす前に我々の手で食い止めるのだ!」
 
 ドンドンドン!
 宿の部屋の扉を激しくたたく音にミュナは目を覚ました。
 (むにゃ?一体誰だ?)
 「警備隊だ!扉を開けろ!指名手配中の盗賊ミュナ!」
 声が響いた。
 (け、警備隊だ!やっばー☆ 捕まるー!)
 ミュナはベッドから飛び起き、短剣を手に持った。
 「部屋の鍵はないのか!?」
 「今、C部隊が主人に交渉にいっています。」
 「あ、今、戻ってきたそうです。」
 (まずいぞー 結構たくさん集まってきている・・・・(ーー;))
 ミュナは荷物をまとめると、窓から部屋の外に飛び降りた。二階だったが隣の建物の屋根の上に降りた為、怪我もなく、素早く屋根から屋根へと移動を始めた。警備隊が部屋の鍵を開け、侵入してきたが、重い鎧を来ていたため、ミュナを追いかけることは無理そうだった。
 「逃げられたか・・・」
 「どうしましょう隊長!」
 「C部隊はここで待機だ。他のメンバーで追いかける。」

 (ふう・・・すっきりした。)
 追っ手から逃げ切れたミュナは街の共同井戸で喉を潤していた。冷たい水が気持ち良さそうだった・・・だが。
 (うう、喉はすっきりしたけど・・・)
 ミュナは強い尿意を感じた。昨晩、酒場から盗んで飲んだゼバルド赤ワインが膀胱に溜まっていた。さらに井戸の水も加わっていくであろう。
 (トイレ・・・でも、宿屋には警備隊がいるだろうし、役場には指名手配の似顔絵があるだろうし・・・どうしよう。漏れちゃうよー。)
 困っている様子のミュナ。
 (うう・・・トイレー。あ、そうだ!この近くに戦士学校があったかも!うん、確かにあった。そこでかしてもらおう☆)
 ミュナの頭に戦士学校への地図が浮かび上がっていく・・・。ミュナは素早く戦士学校へと移動していった・・・。
 「すみませーん!おトイレ貸してください。」
 戦士らしい姿をした生徒が笑顔で出て来た。
 「ああ、いいですよ・・・・・ん・・・、ああっ!!」
 彼はミュナの後ろを見て、突然大声を出した。後ろにミュナの似顔絵があったためだ。
 「お前は指名手配中の盗賊だな!戦士学校の生徒として見逃すわけにはいかない!!」
 途端に後ろから人が押し寄せてきた。
 「指名手配犯!よし、ここは学級委員の私が先頭に立って戦いましょう!」
 「いや、俺だ!ここで手柄を立てないと点数やばいから戦わせろ!」
 「待ちなさい!素人が戦うのは危険だ。先生に任せておきなさい」
 ミュナは一目散に逃げ出した。風のように走り去るミュナを最後まで追いかけられるものは誰もいなかった。
 (ふえーん☆ 後、ちょっとでオシッコできたのにー(T_T))
 追っ手がいなくなり、走るのをやめたミュナ。

 (どうしよう・・・・どこ?どこのおトイレに行けばいいの? どこか・・・どこでもいいから・・・おトイレにいかなきゃ・・・。)
 そのとき、ミュナの耳に町の人々の会話が入ってきた。
 「町外れにある戦士学校跡地に魔物が住み着いているんだってねえ・・・誰か退治してくれないかしら・・・・」
 「難しいんじゃないの?まだ被害はほとんどないんだから、役場の方でも予算を出しにくいだろうし・・・・」
 「でも、まだほとんど設備は壊れていないらしいじゃないの。何かの建物として再利用できるかもしれないしこのまま魔物の住処にしておくのはもったいないわよねー」
 (戦士学校跡地・・・・設備はこわれていない・・・・それだ! 魔物がいるんじゃ、誰も近づけないだろうし、そこのおトイレでオシッコしてこよう!! 大丈夫!魔物が出てきても逃げればいいんだし☆)

 

 ミュナは町はずれにある戦士学校跡地に到着した。走るのは早かったが、振動は尿意を高めていた。
 (ここが戦士学校跡地・・・・確かに建物はまだ丈夫そうだけど、随分と汚れているしおトイレ大丈夫かな?)
 ミュナは少し疑問に思ったが、今から町に引き返す余裕はなさそうだ。彼女に残された道は旧戦士学校でトイレを探すことのみだった。
 
(えっと・・・ここは教室・・・ここは職員室・・・おトイレがないよー。)
 そのとき、ミュナはあることに気付いた。
 (この構造・・・私が通っていた戦士学校にそっくり・・・ということはおトイレも同じ場所にあるかも!)
 ミュナはトイレに向かって走った。走るのは速く、途中に現れた魔物もなんなくよけられた。
 「後、少し! 後少しでオシッコできる!! 急げ急げ!! もれちゃうよー☆」
 戦士学校跡地には魔物はいるが人間の言葉を理解できる生物はいないと感じたミュナは独り言をいい始めた。時折手を股間に押し当てて、我慢することもあった。
 「あ、あそこだ、あそこのトイレでオシッコだー♪」
 ミュナは遂にトイレを見つけた。
 「でも、もう漏れちゃいそうだあ! 準備準備☆」
 彼女はガチャガチャとショートパンツのベルトをはずしはじめた。トイレに飛び込み、すぐに放尿ができるようにだ。ミュナの頭の中はもう既にトイレ気分になっていた。
 「オシッコオシッコ!やっとできるー♪♪♪」 
 じょわああ・・・
 「ってえええええ!! まだだめー(T_T)」
 ミュナはオシッコをしてしまった。だが、まだトイレに入ったわけではないし、ショートパンツをはき、その下には下布も身につけている。これではトイレを探し出した意味がない。
 「急げ!急げ!ああ、急がなきゃ!」
 ミュナは歯を食いしばり、両手で股間を押さえ、飛び跳ね周りなんとか排尿をとめることに成功した。そして、あらかじめ、はずしていたベルトを投げ捨て、トイレに駆け込むべく、扉に手をかけた。
 「あれー? 扉が開かない。」
 ミュナは絶望的な表情をした。思いっきり力を入れても扉が開かないのだ。
 戦士学校跡地は建物が老朽化し、雨漏りもしていた。その水が偶然にもトイレの扉を腐らせ、扉の開閉を不可能にしていたのだろう。
 「もおおおおうううううう!!限界なのにー。どうしようどうしよう・・・大ピンチ!!」
 ミュナは考えた。このまま、服をぬらしてしまうよりはその場でトイレを済ませてしまおうとも。だが、誰もいないとはいえ、建物の中で排泄をするつもりにはなれなかった。
 「うう・・・せっかくここまで我慢してきたのに・・・・。そうだ、学校は確かシンメトリーとかいう左右対称のつくりになっていたはず・・・・反対側に行けばもう一つトイレがあるかも。」
 ミュナは再び走り出した。膀胱に振動が響き、辛そうだったが、かなりの速度であった。
 (あ!ベルト・・・・さっきのところにおいてきちゃった・・・でも、取りに行く時間も付け直す時間もないよー☆ しょうがないオシッコしてから取りに行こう・・・まずはオシッコしないとお腹が破裂しちゃうよー。)
 ミュナは戦士学校跡地の入り口に戻った。目指す場所まで後半分だ。
 「ああ、もう駄目!!我慢できない!!」
 ミュナは走るのを止め、その場でくねくねしながら足踏みをはじめた。
 「もう無理!!ここでする!!」
 彼女はショートパンツの前ボタンをはずし、脱ごうとした。
 「でもでも、やっぱり嫌だ! ずっと我慢してきたのにもったいないよ☆ やっぱりおトイレまで我慢しなきゃ!」
 ミュナの頭に朝から今までの辛かった我慢が思い出され、学校の廊下での排尿をためらわせた。だが、ショートパンツのボタンを留めなおす余裕はなかった。
 ミュナは右手をショートパンツの中にいれ、下着の上からの前抑えを試みた。左手ではショートパンツを引き上げての間接的に股間を押さえていた。
 (さっきまでより少し楽になったかも・・・。よし!これで我慢だ。)
 しかし、この方法では走りにくい。トイレに向かう速度は落ちてしまった。そして、普段は人に見せない赤の下着が丸見えで情けないことこの上なかった。それを見る人は誰もないのだが。
 
 「もうすぐ・・・もうすぐだ。辛かった・・・辛かったけどこの我慢も終わる。あそこのトイレで今度こそオシッコ・・・。」
 ミュナは再びトイレにたどり着いたのだった。だが、この油断が命とりになるのだった。
 じゅわわわわ・・・・・
 「あぁん!だからまだだって!!」
 赤の下着に黒いシミが広がっていく。数滴、下着からオシッコの雫が垂れてきた。
 ミュナは左手を下着の中に入れ、直接オシッコの出口を抑えた。その上から右手でも押さえ、オシッコは再びとめられた。 だが、ショートパンツが下がり、ミュナの靴にあたった。
 (ああ、パンツが・・・。もう、いいや!後、少しでオシッコするんだから、どうせ脱ぐんだし。)
 ミュナは足を大きく振り、ショートパンツを放り投げた。いうまでもなく、手を離しかがんで
片手でパンツを直接持つ余裕などなかった。
 下半身を下着一枚にした。ミュナはトイレの扉を開いた。
 「ああ、今度は開く☆ 遂にトイレに到着!!!!!!!」 
 その通りだった。だが、その到着したトイレには巨大な蜘蛛の姿をした魔物が待ち構えていた。ミュナは蜘蛛が大の苦手だった。
 「きゃあああああ・・・・いやああああ!!」
 ミュナは急いでトイレの扉を閉めた。
 「はあ・・・はあ・・・・こ、怖かったあ・・・・・。でも、どうしよう・・・あんなのがいるトイレになんて入れるわけないよお・・・・・。戦う・・・む、無理! 普通の蜘蛛でさえも苦手なのに勝てるわけないよお・・・・。 も、もうだめ・・・せっかくここまで我慢したけどオモラシしちゃうんだ・・・。」
 諦めかけるミュナ。だが、そのとき、あるものが目に入った。
 「あ・・・男子トイレ! 普通だったら入りたくないけど、誰も見ていないし・・・、ええい、オモラシよりましだ!」
 疾風のごとき速さで、ミュナは男子トイレに駆け込んだ。幸いにも、扉は開き、中には魔物などはいなかった。
 「トイレ・・・トイレだあ!! やっと使えるトイレがあった!」
 個室に駆け込み、赤の下着を下ろす。すぐにお尻をだして、座ることができた。
 しゅううううう・・・・・。
 「ま、間に合ったあ♪♪♪ (^^♪ ♪♪♪」
 満面の笑みを浮かべるミュナ。
 「ふう・・・スッキリ☆ やっぱり頑張ってよかった・・・。盗賊やめて頑張って真面目に働こうかな?」

 後始末を終え、再び下着を身につけるミュナ
 「あう・・・・冷たい・・・結構ちびっちゃっていたからなあ・・・・。」
 我慢して下着を履いたミュナ。そして、あることに気づく。
 「あ・・・・ショートパンツがない(T_T) どこに投げ捨てたんだっけ・・・?」



                   

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盗賊ミュナの失敗
たたたた・・・・・
 ゼバルト王国のとある草原を走る一人の若者。彼女の名は盗賊ミュナ。
 草原を颯爽と駆け、途中をのんびりと歩いていたゴブリンから剣を奪い取り、あわてて追いかけるゴブリンとの距離も徐々に離していった。
 (走れー、走れー☆ 走れ盗賊ミュナ!)
 ゴブリンはすっかり見えなくなった、しかし、ミュナはほとんど速度を緩めることなく走り続けた。
 (走れ!走れ!いっそげー☆)
 なぜこんなにも急いでいるのか理由はいくつかあった。一つは彼女が魔物だけでなく人から物を盗むこともある盗賊だったからだ。とはいっても金額は少なく、人に危害を加えることもめったにない。隣町では指名手配されたが、町から離れた草原では捕まえようとする人はいない。他の町に逃げ込めば一般人と何も変わることなく生活できる状態だ。
 二つ目には彼女が走ることを得意とし、走るだけで楽しい、また、その能力をさらに鍛えたいということだろう。だが、最も大きいのは・・・
 (トイレ・・・・トイレに行きたいよー☆)
 彼女は尿意を催してしていたのだ。町の間が離れていることが多いゼバルト国では町を出る前に道の危険度や休憩できる施設を調べてから移動するのが普通だが、彼女はおおざっぱな性格からそれを怠っていた。
 (でも、あたしにはこの足がある!急げば何も問題ない☆)
 その考え方は適当であったが正しかった。彼女の直ぐ目の前に町があった。だが、そこに潜んでいた悪魔により正しさは揺らいでいくのだった。
 「ふふふ・・・・まずは、宿屋だな」
 悪魔デスギロンはミュナが向かうであろう宿屋に向かった。そうとは知らずにミュナも宿屋向かうのだった。
 (ようやく町についたー☆ (^_^;) あ、宿屋発見!ただちにトイレ拝借へ☆)
 ミュナは宿屋に入るとカウンターにむかっていった
 「すいませーん、トイレ貸してください! 宿代は後で払いまーす☆」
 受付は言った
 「申し訳ありません・・・ただいまお手洗いは・・・・」
 ミュナはトイレの前に看板があることに気付いた・・・。彼女には気付かないだろうが悪魔の仕業だ。
 (え・・・掃除中!? そんなー。また、ガマンするのー)
 ミュナの尿意は結構切羽詰っていた。こらえきれず宿屋をでて別のトイレを探すことにした
 (急げ、急げー、漏れるー☆)
 ふと、ミュナの目に武器屋が目に留まった。
 (お、武器屋発見☆ さっき盗んだ剣を換金しておこう。身軽で走りやすくなりそうだし・・・。)
 「おじさーん!この武器買い取ってくださいな☆」
 武器屋は答えた
 「おお、わかった。これは700G、いや、800Gくらいの価値があるかな?」
 武器屋が話している途中でミュナは足をくねくねさせながら言った。
 「おじさん、ちょっとトイレ貸してくれない?」
 「トイレかあ・・・でも、最近、泥棒が多いから関係者以外は店に入れないことにしているんだよ。」
 (ええ、そんなあ・・・。もう、誰よ泥棒って!私が苦しんでいるのに!人のことを考えて盗みなんかやめなさーい・・・って私も隣町では泥棒だったのか☆ (ーー;))
 「ねえ、いいでしょう・・・・もう、漏れちゃうよー!」
 ミュナはさらにいった。
 「あ、そうだ、これでどう?」
 ミュナは剣を武器屋の腕から取り戻した。
 「へへーん☆ トイレ貸してくれないなら別の店に売りにいっちゃうよーだ。どうする?目の前のお客さんを見捨てちゃっていいのお?」
 「ははは、そう来たか。うーむ、確かにライバルの武器屋に客を取られることになるのは痛い。よし、貸してやるよ!」
 「ありがと!」
 そういうとミュナはトイレに向かって走り出した・・・。だがまた直ぐ走ってもどってきた。
 「先に奥さんがはいっちゃったよー!(T_T)」
 「ありゃあ、それは困ったな・・・。」
 「くううう、駄目だー限界☆ 他のところでしてくる!」
 ミュナは武器屋も去っていった。
 (走れー走れー。ううう、お腹に響くよー。)
 ミュナの満杯になった膀胱は走ると中身をちびりそうになる。
 (ぬぬぬぬぬぬうう、途中の泉の水をたくさんのんじゃったからなー、あんなに飲むんじゃなかった。)
 ミュナは今更遅い後悔をした。そのとき、目の前を町の人が通りかかった。
 「あ、おばさん!こんにちは!あたしこの町にはじめてきたんですけど、この町の役所ってどこにあるんですか?」
ミュナは次は役所を目指すことにしたようだ。おばさんは答えた・・・。
 「役所ねえ・・・確かここをまっすぐいって三番目の曲がり角を右に行ったあと・・・あれ二番目だったかな?」
 なかなかおもいだせないようだ。ミュナは足と体をくねくねさせ時折、手を後ろに回し、お尻の下の方をもじもじと抑えた。その結果、なんとか思い出すまで尿意をこらえた。
 「・・・とまあ、こんなところだねえ。ん、お嬢ちゃんもしかしてオシッコしたいのかい?うーん、トイレなら私の家の方が近いかな?でも、この位置だと・・・」
 おばさんは予想外の長話を始めてしまった。予想外の展開にミュナは焦った。
 (ふえええーん☆ まだ続くのー? 本当に漏れちゃうよー)
 シュウウウウ・・・・
 ホットパンツに守られたミュナの赤の下布が熱くなった。少しちびってしまったのだ。ミュナはその場で飛び跳ね、ステップを踏み、何とか決壊をとめた。
 (漏れた☆ というかちびったあー。大丈夫!まだ少しだけ、でも早くしないとー 大ピンチだあ!!)
 「やっぱり、役所の方が近いかな?でもって役所の場所は・・・」
 おばさんの話を遮ってミュナは言った。
 「ああ、大丈夫です。ちゃんと覚えています。では役所に急ぐので失礼しまーす。道教えてくれてありがとー (^^♪ 」
 ミュナは再び走り出した。じっとしているよりは楽になったがしばらく走ると膀胱に負担がかかりはじめた。
 (漏れる!漏れる☆ 本当に漏れるー!!)
 ミュナの限界は近かったが、何とか役所にたどり着くことができた。しかし、そこにも悪魔が先まわりし、罠を仕掛けていた。
 ミュナは役所に入ると一目散にトイレを目指した。だが、鍵がかかっていた。
 (うっそー (T_T) また、使用中!? こんなにオシッコしたいのにー。)
 ミュナは扉の前をそわそわと歩き回りながらガマンすることに決めた。流石にこれ以上走り回ると下腹部への負担からオモラシにつながると考えたためだ。
 (漏れちゃう!漏れちゃう!オシッコしたいよお☆)
 シュワアアア・・・・
 また少しちびってしまった。何とかその場にしゃがみこみ。排尿をとめたが、今回のオチびりは大きかった。ミュナの真っ赤な下布には黒っぽい赤色の大きなしみができてしまった。
 (早く変わってよー。限界だよー☆)
 だが、なんとかミュナは自分の前まで持ち堪えた。
 (ああ!! おトイレ!おトイレだあ 会いたかったよお・・・(^_^;) これでやっとオシッコできる☆)
 トイレに飛び込み、 扉を閉めたミュナはすばやく、ホットパンツのベルトとホックをはずした。盗賊であるだけあり、器用な指先ですぐにそれは成功した。 お尻を出すと、トイレに座った。
 シャアアアア・・・・
 (ふう・・・良かった、間に合った・・・。 ああ、でも、かなり、下着にシミができちゃってる・・(T_T))
 トイレから出たミュナの歩き方はどこかぎこちなかった。


                 
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騎士リーナの失敗
 どこまでも続く大草原。騎士リーナは白馬で走り続けていた。
 (早く・・・・はやく・・・・。ああ、もう、もっとはやく走りなさいよ!)
 馬をうまく操っていたがそれでも焦っているようだった。なぜ、彼女は焦っているのだろうか?
 彼女が走っていたのはゼバルト王国でも僻地の方。田舎で宿や休憩地も少なく長旅にはなっていた。しかし、あらかじめ、十分な水と食糧を用意しておいた。予想以上の気温で水は多く飲んでいたがまだ十分残ってはいる。
 (早く・・・・うう、振動が膀胱に響く・・・。)
 彼女は強い尿意を催していたのだ。僻地であるため、トイレらしき施設は全く見当たらない。人通りは全くといっていいほどないため、時々草むら等で用を足してはいたが、何もない大草原が続くここでは流石に憚られた。
 (うう、もう少しだと思うのだが・・・・。)
 そのとき、彼女の前に森が見えてきた。
 (ああ、あそこだ。あの森の近くにトイレ・・・いや、村があるはずだ。)
 リーナの険しい表情が少し和らいだ。だが、排尿できるという安心感が尿道口を緩めてしまった。
 (はうううう・・・危ない危ない・・・・ちびってしまうところだった。)
 何とか腰を揺らし排尿欲求を押しとめた。森の近くの村の建物が見え、それは少しずつ大きくなっていった。そして、遂に村人まで確認できるようになった。
 (あの、女の子に聞いてみよう。しかし、同性とはいえいきなりトイレというのは・・・・まず、宿屋に泊まろう。そして、そこで借りればいい。)
 「こんにちは。ここはザバザバ村ですね?」
 「あ、どうもこんにちは。そうですよ。ようこそ、ザバザバ村へ。旅の戦士の方ですか!?」
 「ああ、そうだ。宿屋で休みたいのだがどこにありますか?」
 「え、ええとお・・・・今はありません。」
 (ええ!?どういうこと?)
 「去年まではあったんですけど田舎で来客が少ない村なので、経営が難しかったらしく今はないんですよ宿屋は・・・」
 (そ・・・そんなあ・・・・。)
 どちらかというと都会出身だったリーナには想像もしていないことだった。戦士学校を卒業して間もないため、まだまだ出身地以外のことはあまり詳しくはないのだろう。
 「あ、でも、ここの村の人は旅人に部屋を貸してもいいという人が多いので村長さんに相談してみてはどうでしょうか?」
 「あ、ああ、そうする。役場はどこ?」
 リーナはまず、役場からまわることにした。
 (ま、まずい・・・本格的に切羽詰ってきた。)
 思っていたよりも小さかったため、見落としそうになったが役場を見つけた。まず、馬を入り口に繋ぐことにした。しかし、焦ってなかなか縄を結べない。
 (ああ、もうトイレは目の前なのにー。) 
 そのとき、尿意の波が襲った。必死に足をもじつかせるリーナ。しかし少しちびってしまった。
 (う、うそ・・・・漏れた?本当に急がないと・・・・。)
 なんとかむすび終え、中に入る。
(中も狭いなあ・・・。人がほとんどいない・・・・。ええっと、トイレはどこかな?)
 「おお、旅の戦士かね?ザバザバ村へようこそ。遠かったじゃろ・・・。」
 高齢で男性の村長が話しかけてきた。他に職員らしき人はいない。これも都会育ちのリーナには予想外のことだった。
 (うう、また、トイレタイムが遠のいていくー。とりあえず挨拶しないと・・・。)
 「こ、こんにちは、リーナと申します。近くの森にコボルトが住み着いたと聞き退治に来ました。」
 「おお、それはありがたい!すまないのお、役場も人手不足なもので資料は用意できていないのじゃ・・・ええと、今のところ入っている情報は・・・」
 村長は魔物に関する情報を口頭で伝え始めた・・・話は事細かで充実していたが、リーナには聞き取る余裕がなかった。
 (ああ、もういいから早くおしっこしたい・・・・。)
 「話は大体わかりました。まだまだ若い私ですが、戦士学校での成績はまずまずでしたのでその程度の魔物ならば退治してみせます!ご心配なく!」
 リーナは話をさえぎり言った。
 「そうか、そうか、それは頼もしい・・・・。さて、報酬に関する話に移ろう・・・このような不便な地にまで足を運んでくれたことを考え、なるべく多く出したいとは思うが、我が村は財政的にも少し苦しく・・・」
 「いえ、ご心配なく。自分の腕を試せ、戦いの実戦経験を積めるのであれば報酬は多少安くても問題ありません。」
 リーナは再び話を遮った。リーナは地元では有名な商人の娘で他の若手戦士よりは高価な武具を持ち生活費、交通費にも困ってはいなかった。だが、後々のことを考えると資金が多いにこしたことはない。早く排尿したいという生理的欲求の影響が大きかった。
 「それはありがたい。それではこの額でお願いしよう。これが依頼書です。」
 (ああ、やっと終わった。今度こそおしっこ・・・・。)
 だが、油断したリーナを再び尿意の波が襲った。再びちびりそうになり、たまらず後ろから左手で股間を押さえた。だが、前からでないため、うまくいかない。足をバタバタさせ、なんとか治まった。
 「むう、どうかしたかな?」  
 村長が不思議そうな顔をする。
 (ま、まずい・・・このままでは漏れそうなのがばれる・・・。)
 「い、いえ、何でもありません。それでは!」
 リーナは役場を去った。彼女は再びトイレ休憩を目前にして逃してしまったのだった。

 (も、もう!漏れそうなのにー。でも、どうしよう・・・・戦士学校なんかもなさそうだし、市場だって小規模なものでトイレなんかないだろうな・・・となると民家だけ?だめだめ、知らない人の家でいきなりおしっこさせてもらうなんて・・・・。)
 「あら、また会いましたね。役場はわかりましたか?」
 さっき道案内をしてくれた女の子だ。
 「あ、ああ、こんにちは。おかげさまでコボルト退治が決まりました・・・。」
 「そうですか。おつかれさまです。宿はどうですか?」
 「あ・・・そ、その・・・忘れていました。」
 「良かったら家にとまりませんか?父も母もぜひ、旅の話を聞きたいといっていましたので。」
 「あ、ありがとう。では泊まらせてもらおう。」
 (よ、よかったー。今度こそちゃんとトイレを借りよう・・・。)
 だが、安心感から再び尿道口が緩んでしまった。こらえきれず足踏みをはじめるが、排尿は防げず、ちびってしまった。下着にできていた小さなしみが少しずつ広がる・・・。
 「では、こっちですのでついてきてください。」
 リーナは誰も見ていないことに気付くと、パンツを持ちあげ、股間を間接的に押さえた、なんとか排尿をとめたが歩く速度はゆっくりで、リーナはじりじりした。
 (どのあたりに家があるんだろう?早くおしっこしないと・・・。うう、下着が冷たくなってきた)
 「この家です。どうぞ、おあがりください。」
 リーナは家に入った。まず、家の者に挨拶をしようとした。できることならトイレに駆け込みたかったが彼女のプライドが許さなかった。
「はじめまして、遠いところをよくいらっしゃいました・・・・コボルト退治をよろしくお願いします。」
 (お手洗いをお借りします)
 (御手洗いを貸してください)
 (お手洗いはどちらでしょうか)
 家族との挨拶の間もリーナにはうわの空だった・・・どうやってトイレを借りるかの方がずっと重要であった。 
 「それではそちらの部屋をお使いください」
 (よし、トイレを借りよう!!今しかない!今度の今度こそ本当におしっこ・・・)
 しゅううううう・・・・
 リーナは遂におちびりとはいえない程度の排尿をはじめてしまった。股間に生暖かい感覚が広がっていく・・・。 
 (はう!?本当にって・・・まだ!!まだなの!!トイレでしないと・・・)
 「あ、あのお!!」
 「はいなんでしょう」
 急いでトイレを借りようとするリーナ。だが、放尿はなかなか止まらない・・・
 「お・・・おしっこ!!おしっこさせてください!!」
 しゅああああ・・・
 (うう、止まらないよお・・・・急がないと・・・。)
 「おといれをお借りします・・・・」
 リーナはトイレを探して家中を走り回った。
 (う、うそ・・・なんで・・・なんで見つからないの・・・)
 リーナはもう、半分くらいもらしてしまっていた。家のいたるところに水で変色した床が見える。
 (せめて・・・・せめて、少しだけでもトイレで・・・。でも、もうこの家で探していないところなんて・・・。)
 そのとき少女の声がした
 「ここから家の裏庭へ!! 家のトイレは外にあるんです。」
 (外・・・そういえばそういう建物も田舎にはあると聞いた事が・・・いそがなくては・・・・・。)
 少女の声を頼りに、リーナは家の外に飛び出した。少女もトイレに向かって走り、扉を開けて待っていてくれた。
 (あ、あれは・・・・)
 リーナの目にトイレが映し出された。家の外にあるということ以外は毎日見慣れた形のトイレだ。使い方もよく知っている・・・・しかし。
 しゅうう・・・・ぴちょん。
 (ま、間に合わなかった・・・・。 
 結局、最後の一滴すらトイレですることはできなかったのだ・・・。その場にへたり込むリーナ。
 「どうしたんですか!?もう、直ぐそこですよ早くしないと・・・・」
 「もう・・・・いいのよ・・・・。全部出ちゃったの・・・・。」
 

             
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旅の剣士と戦う悪魔
  デスギロンは次のターゲットを探すため、ゼバルト王国の別の町へと移動した。町を遠くから眺めていると低い、しかし女性の声がした。
 「悪魔だな!勝負しろ!」
 振り向くと一人の旅の剣士がいた。どうやらデスギロンの姿が見えるようだった・・・。
 「いかにも、私は悪魔デスギロンだ!私と勝負したいというのか?」
 「そうだ!我が名は剣士センデス!ちょっとは名の知れたゼバルト王国の魔法剣士だ!人々を不幸にする悪魔め、勝負しろ!成敗してくれる!」
 「おもしろい!引き受けよう。時間は今日の日没まででどうだ?それまでにお前を不幸にすれば私の勝ち、そうでなければ私の負け。負けた場合は私は消滅する。これでどうだ?」
 「ふ、よいだろう。だが、私は戦士学校を優秀な成績で卒業した後、数多くの魔法も覚えた、若きエリート剣士。そう簡単には不幸になどならないぞ!」
悪魔はひるむことなく、呪文を唱え始めた・・・・。センデスは一瞬顔をこわばらせ、身構えた。しかし、しばらくすると、また、笑みを浮かべ、堂々と言い放った。
 「どうした悪魔よ!呪文の失敗か?私はなんともないぞ!」
 それを聞いて悪魔も笑みを浮かべながら答えた。
 「その呪文は直ぐには影響を与えないが成功していると思うぞ。さて、ゼバルト王国に来たのは久しぶりだし、そのあたりを見てくるか・・・日没までには戻る。せいぜい不幸にならないよう頑張るんだな。」
 そういうと悪魔は去っていった。

 センデスは町に入ることとした。まず、役場に向かった。
 「おお、センデスさん、いらっしゃい。相変わらずのりりしい姿ですなあ。依頼なら色々とありますよ。」
 そういうとセンデスに町の周辺に住み着いた魔物やならず者の情報を話し始めた。役場では旅の戦士や冒険者の引き受ける仕事の斡旋もしているのだ。
 (手ごろな依頼がいくつかある・・・しかし、私はこれでも今一応、悪魔と勝負をしているのだよな。ほかの魔物と戦うのは控えておこう。)
 「すまないが、今日は仕事はしないことにしていたのだ。だが、明日からの参考にするため情報だけ見せてもらってもいいか?」
 センデスは言った。
 「ああ、かまいませんよ。そこの掲示板にも色々と張っておいたのでどうぞどうぞ。」
 センデスは役場の奥へと進み、掲示板を眺めた。ふと、見るとほかの剣士や冒険者もいるようだ。お互いに情報を交換し合ったりするため決して珍しい光景ではないが・・・。
 (ほかの剣士にも悪魔退治を手伝ってもらうか?いやいや、普通の人には悪魔を見ることも感じることもできない。手伝ってもらえるはずがなかろう。ただ、悪魔が本攻撃に出たときのためにここで待機しておいた方がいいかな?)
 
 しばらくして、センデスは席を立ち、トイレに向かった。個室に入り、ベルトをはずし、ホックもはずし、パンツを下ろす・・・。
 (あれ・・・?)
 パンツが降りない・・・。
 (なぜだ、ベルトもはずしてあるし、ホックは全て外れているはずなのに・・・。)
 そう、物理的にありえない現象だがパンツが下ろせない。そのため、するべき行為をすることができなかったのだ。
 (おかしい・・・・そんなバカな・・・。まさかこれが・・・。)
 「気付いたようだな。そうこれが私の呪文の力だ。」
 急に声がして、センデスは体を振るわせた。悪魔デスギロンの声だった。
 「勝負というのもいいものだな。普段であればこんな強引な呪文は使わないのだが、何せ、私の命がかかっているのだからな。」
 「さて、このままだとどうなると思う。戦士学校を優秀な成績で卒業した後、数多くの魔法も覚えた、若きエリート剣士が子供でも滅多にしない失態を犯し、股間をぬらしてしまうとなると不幸以外の何ものでもないのではないか?」
 センデスは恐怖を覚え始めた。予想外の効力をもつ呪文であったためだ。
 「おやおや、急におとなしくなったようだな、剣士さん。さて、それではまたいくとするか。日没までにはまだ五時間以上あることだし・・・」
 悪魔は再び姿を消した。取り残されたセンデスは作戦を立て直すことにした。
 (これは・・・少しまずいかもしれない。確かに呪文の影響で尿意をこらえるしかなくなった。だが、五時間かあ・・・・。)
 考えれば考えるほど、尿意は強く感じる。そして、目の前の便器で放尿したくなってくる・・・。
 (うう、とりあえずここにいるとよけいしたくなってくる。一旦外に出よう。)
 センデスはトイレを去り、再び資料に目を通し始めた。だが、一時間もするとそわそわしてきた。足が自然と動いてしまう。
 (まずい、私ともあろうものが・・・・・とりあえず、町の外を歩き回ってみよう。その方が気がまぎれるだろう。)
 センデスは役場を後にした。確かに多少気を紛らわせたが、尿意が治まることはなかった。
 (く・・・こんなことなら水分を控えておくべきだった。)
 さっき、役場で飲んでいたお茶は少しずつ膀胱の水量を増やしつつあった。 
 (一体、今、体内にどの程度の水分があるのだろうか・・・結構水筒の水も飲んでいたし、最後にトイレを済ませたのは・・・。)
 思えば、センデスは町についてから一度も排尿をしていなかった。町から一里ほど離れたところにある、集落で休憩したときが最後だった。
 (あの時も結構ギリギリだったんだよなあ、少し焦った。でも今と比べると・・・・うっ!)
 尿意の波がセンデスを襲った。前を抑えたい欲求に駆られるが、人通りがあるため、ためらった。
 (まずい、どうしよう・・・そうだ、路地裏でこっそり抑えよう。)
 センデスはそそくさと路地裏に移動した。だが、そこで待ち受けていたもには・・・。
 しゃああああ
 (!!  何の音だ?水?水が流れて壁にぶつかる音だ。)
 見ると放尿している少年がいるではないか。そう、彼女が切望している行為を目の前でしている少年がいるのだ。羨望と嫉妬心からセンデスに怒りがこみ上げてきた。
 「そこの少年!!貴様何をしている!!街中で放尿するなど、言語道断!法律違反だ!!成敗して警備隊に突き出してくれる!!」
 センデスは思わず叫んだ!相手は突然の大声と、恐怖で泣き出してしまった。
 (しまった!相手は4,5歳の子供だ・・・。完全に八つ当たりではないか・・・。)
 「あら、ごめんなさい。この子、もう我慢できなかったみたいでつい・・・・。」
 少年の母と思われる女性が言った。
 「子供のしたことですのでどうか許してくれませんか?」
 「はい・・・そうですね、子供ならしょうがないですね・・・。私の方こそ何かすいませんでした・・・。」
 センデスはもじもじしながら言った。そのときまた尿意の波が襲ってきた。
 (はう・・・今度こそ抑えるぞ・・・限界だ!)
 センデスは前を押さえて、足をくねくねさせた。なきじゃくっていた子供がその姿を見て言った
 「ぐすん・・・あ、あれ、お姉さんもオシッコ?」
 「こら、坊や!ごめんなさいね。でも、少し顔色が悪いですよ、私たちの家はこの5軒ほど隣ですがお手洗いをお貸ししましょうか?」
 少年の母が言った。しかし、パンツを下ろせない以上、それだけでは苦しみから逃れられない。
 「い、いえ、結構です・・・それでは用事があるので失礼します・・・・」
 センデスはそそくさとその場を去っていった。

 センデスは町外れの洞窟に入っていった。ここならば他人の目を気にせずに済むと考えたためだ。魔物に襲われるという可能性があるが、剣での戦いでは勝ち残れる自信があった。
 足踏みをしながら時折前を押さえるが尿意は強くなる一方だ。
 (うう・・・うう、本当に漏れそうだ・・・。ええい、こうなったらしかたがない。)
 センデスは呪文を唱え始めた。すると箒が姿を現した。センデスはそれに急いでまたがると右へ左へ体を揺らし始めた。
 (私は魔法剣士。箒で飛ぶのだ!ええい、飛べ、浮かべ!)
 センデスは体を上下にも動かし始めた。しかし、宙に浮かび上がる様子は全くなかった。奇妙なシルエットが洞窟の中にあるだけだった。
 (私は魔法剣士・・・飛べない魔法剣士・・・・。うう、惨めだ・・・)
 センデスは目に涙を浮かべた。箒を用い、ゼバルトにおいては空を飛ぶ魔術は習得できないものは習得できないといわれている。ゼバルト王国の有名な大魔術師でも生涯、自力で空を飛べなかったものは数え切れないほどいる。それでも、エリートコースを進んできたセンデスにとって、習得できない魔法があることは辛いことだった。忘れかけていた情けなさ、惨めさを思い出すと同時に情けない、惨めな姿をしているセンデスであった。
 (ううう、後、どれくらいだろう?一体、いつまで、こんなことを続けていればいいの・・・私はエリート。人々から羨望される存在・・・しかし、このままでは・・・。)

 かなりの時間がたった。センデスにとっては何時間にも思えた。しかし、実際には数十分程度かもしれないとも思いなおした。ゼバルト王国では現在時計はほとんど普及していない。太陽の見えない洞窟では正確な時間を知ることができなかった。
 (つ、辛い・・・本当に辛いぞ。こんなことは生まれて初めてだ・・・・。いや、確かあの時は実際に少しもらしてしまっていたか?)
 センデスは同じく洞窟でミノタウロスを退治した時のことを思い出した。洞窟から出たとき既にかなり尿意が切迫していたが付近の住民から賞賛とお礼の声が相次ぎ、人だかりができたため、どうしても行きにくくなってしまったのだった。数時間ほどたち、改めて、祝賀会をひらくことになり、何とか宿に戻ることができた。トイレの個室に入った途端、顔をこわばらせ、控えていた前押さえを始め、その場で激しく足踏みをした。尿意がわずかにおさまった隙を突き、パンツと下着を脱ごうとするが焦ってうまくいかずちびってしまったのだ。
 (あの時も辛かった。でもちびっただけだ!今回も何とかなるはずだ。また、ちゃんとトイレができるに決まっている。あの時みたいに気持ちよく、さわやかにシャアアアー)
 じょば・・・・・
 放尿する様子を思い浮かべたためかセンデスは再びちびってしまった。
 (ぬう・・・・!こらえろ!たえろ!もらすなセンデス!)
 おちびりはとまった。しかし、下着は濡れて生暖かくなっている。
 (くううう、まずいまずいぞ・・・・。あのときよりまずい。トイレのそばでもないのにちびってしまうとは・・・・)
 「フフフ、苦戦しているようだな。」
 悪魔が再び姿をあらわした。
 (ぬうううう、悪魔か・・・・。しかし、今、ここ来たということはもうすぐ日没か?パンツを下ろせるのか?)
 「日没。後、20分だ。うむ、このままでは負けるかもしれぬ。さて、3つ目の呪文を使うか!」
 悪魔は呪文を唱え始めた。すると洞窟の奥で誰かの悲鳴が聞こえた。
 「悲鳴!?悪魔よ何をした!」
 センデスは叫んだ!
 「さあな、とりあえずいってみた方がいいのではないか?悪魔を退治する正義の剣士として。」
 悪魔が答えた。センデスは箒を投げ捨て、しかし、前かがみのまま、内股で洞窟の奥へと進んでいった。そこには怪我をした若い魔術師の姿があった。彼は言った。
 「ああ・・・センデス先輩。ごめんなさい。つい、油断して魔物の罠にかかってしまったのです。魔物は黒魔法で撃退できましたが足にケガをして歩けない・・・・」
 「お前は、ランカン!よしわかった!私が背負って町まで連れて行く、もう大丈夫だ。」
 魔術師はセンデスの知り合いランカンだった、決して優秀とはいえなかったが真面目で優しさもある魔術師でセンデスを尊敬していた。
 センデスはランカンを背負おうとした。だが・・・・ 
 じょばばば・・・・
 下腹部に圧力がかかり、また、ちびってしまった。思わず前を押さえるセンデス。
 (うう、さっきより大きいおちびりだ!下着はもうグショグショになっているだろうな・・・・。)
 センデスの目に涙が浮かぶ・・・顔は真っ青だ。その様子を見て、ランカンがいった。
 「先輩・・・・もしかして、お小水ですか?。私なら足の怪我だけですのでまだ大丈夫です。少し離れたところで済ませてきては・・・・?」
 センデスは泣きながら答えた。
 「駄目なの・・・・悪魔がいるからできないの。悪魔が私の服を脱がせてくれないの・・・・」
 センデスは言った、しかし、いきなりのことをランカンは信じようがなかった。不思議な顔をするランカン。センデスはイラついていった。
 「本当なのよ!本当に服が脱げないの!やってみなよ!」
 センデスはベルトをはずし、パンツのホックもはずした。
 「おろせるはずなのに・・・おりないの!おろしてみなよ!おろしてよ!お願いパンツを下ろして!!」
 センデスは狂ったように叫び続けた。
 「先輩・・・・うわあああん、センデス先輩が壊れちゃったよー!」
 日没までは後五分になっていた。悪魔は余裕そうに言った。
 「さて、そろそろとどめをささないとな。あれでいいかな弱そうだが・・・・。」
 悪魔デスギロンは4つめの呪文を唱えた。洞窟の天井から水滴が落ちてきた。
 ぴちゃん・・・・。
 水滴はセンデスの首に当たった・・・。
 (冷たい!!)
 思わず全身を振るわせるセンデス。そして・・・・
 しゃああああ・・・・
 再び、尿が漏れ出してしまった。あわてて、前を押さえるが今回はとまらない。パンツをぬらし、変色させていく。完全なオモラシだ。

             
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悪魔の登場
 ゼバルト王国は巨大な国だ。だが、元々は魔物住み着き、人間の住める土地はほとんどなかった。500年ほど前、ゼバルト一世が何百人という軍隊を引き連れて、魔物の頭、虹色龍を討伐した後に、魔物が減少し、ようやく人が住み始めた。その後も、王国は魔物と戦うための戦士や魔術師を養成し続け、王国の領土は広まり、100年ほど前にようやく現在と同程度になった。しかし、魔物も土地を取り戻そうと様々な策を企てて、人間に戦いを挑み続けている。いまだ、剣や魔法による戦いがたえないのがゼバルト王国の現状だ。
  (はあ、はあ、頑張れ、負けるな!負けるなマナン!)
 マナン。彼女もまたセバルト王国で今、戦っていた。とはいっても、剣も魔法も使えず、相手も魔物ではない。それは尿意との戦いだった。
 町外れの小屋に住む、マナンは町の丘下市場に買物に来ていた。その、途中で催したのだが、周囲の草むらには魔物が潜んでいることもある。また、建物などの人工物はほとんどないため我慢するしかなかった。そして、ようやくたどり着いた市場のトイレはなんと故障中。食糧などの日常品を山ほど抱えた上に尿意まで抱えて町をさまよっていたのだった。
 (どうしよう・・・家まではとても持ちこたえられそうにない。そうだ、役場。町の役場によって済ませてこよう。特に用事はないけど大丈夫よね・・・。)
 丘下市場を出て、急な坂道を登り始めた。急いで役場に行こうと、足を大きく動かすが、逆に排泄欲を高めてしまう・・・。荷物の重みもマナンの膀胱を刺激した・・・。
 (ふえーん、辛いよお、負けそうだよ・・・。何でこんなところに市場ができるの?隣町ではもっと町の中心地にあるのにー。)
 ようやく、坂道を終え、役場が見えてきた。
 (ああ、後、ちょっと・・・・)
 ちび・・・・
 (え、えええ。そんなあ、待って。我慢我慢・・・負けるな!)
 下着を少しぬらしてしまった。だが、何とか食い止めた。
 (後、ちょっと・・・。お願いします。誰か力を・・・私を救って・・・。)
 マナンは祈りながらよたよたと歩き続けた。しかし、祈りは通じなかった・・・そこに悪魔がいるのだから。

 悪魔デスギロンは呪文を唱え、人間から姿を隠し、人々を不幸にしてまわっていた。
 今回はマナンがそのターゲットに選ばれてしまったのだ。
 「市場のトイレを故障される呪文は成功したようだな。さて、次は役場に行くつもりなのか・・・、どうやって不幸にしてやろうか?」
 悪魔は人間に聞こえない声でつぶやいた。

 (後、数歩で役場・・・怖いおじさんじゃなくて、優しい受付のお姉さんだといいなあ・・・。)
 役場から顔を出したのはそのお姉さんだった。年は2,3歳マナンより上といった感じ。しかし、5,6年勤務しつけたベテランだ。マナンは一瞬、祈りが通じたと思った。しかし、期待は裏切られた。
 「あら、マナンちゃん。ごめんね、今日、王国の偉い人が視察に来ているの。急ぎでない用事ならまた今度にしてもらうよう言われているんだけど・・・。」
 マナンは必死で、今すぐ、排尿しないといけないことを伝えた。
 「本当にごめんなさい。マナンちゃんが辛そうだというのは痛いほどわかるけど、別のところ。三軒隣の戦士学校のトイレを借りてきてくれないかな?荷物なら持ってあげてもいいよ。」
 (そんなあ、でもしょうがないよね。荷物がなくなれば楽になるだろうし・・・・)
 マナンは役場を離れ、戦士学校に向かった。
 (はあ、はあ、辛いよお・・・こんなことなら、市場でゼバルトティーなんか飲まなければよかった・・・・。)
 ゼバルトティーとはゼバルト王国全土で有名な飲み物。お茶の一種であるため、利尿作用は強い。マナンは市場だけでなく家をでる前にも飲んでいたのだった。
 (しょうがない、自業自得だ。でも、今度こそトイレができるはず・・・。)
 マナンはやっとの思いで戦士学校についてしかし、人間には見えないが悪魔デスギロンが後ろにいる。普通に排尿を済ませることができるはずがなかった。
 「お、マナンじゃないか、元気か!何か用か?」
 マナンと同い年くらいの戦士が顔を出した。知り合いの学生で、ひそかに恋心を持つ相手でもあった。
 (ふええん、いつもはなかなか会えないのに何で今日に限って・・・。)
 「あ、はいいい!ええと・・・・特に用はないけどちょっと寄ってみただけというか・・・」
 「そうか、まあ、ゆっくりしていけよ。ちょうど今、休憩時間だし、お茶でも入れてこようか」
 「い、いえええ、いいですー!」
 マナンの膀胱はもうゼバルトティーでいっぱいだ。これ以上、水分を取るわけにはいかない・・・
 「遠慮しなくてもいいぞ。汗だくだくじゃないか?水分取っていきなよ。うまいぞ今日のゼバルトティーは。」
 確かに、市場からずっと歩いてきたマナンは、焦りもあり、汗をかいていた。足をもじもじさせながら落ちつかない様子で周囲を見渡した。ずっと求めていたものが目に入った。
 (うううう、あそこに行きたい、どうしても今すぐ行きたいけど、あの人がいる前でオシッコしたいなんていえないよお・・・しょうがない我慢だ。もう、子供じゃないんだし、もらしちゃうわけ・・・)
 ちび・・・ちび・・・・
 (・・ああ!あるかもー!)
 二回目のオチビリをしてしまった。しかも、前回より長い。
 「あのお・・・・オシッコ!いや・・・その・・・お手洗いを・・・」
 マナンは遂にこらえきれずに言った。顔は真っ赤だ。
 「え・・・あ、そうか役場に今日お偉いさんがくるんだったな。そっか、便所に行きたかったのか!すまんな、気付かなくて、向こうにあるから行って来なよ!」
 マナンはようやく行きたかった場所へ行くことができた。場所はずっと見つめていたためすぐわかった。前を押さえて、よちよち歩きだ。
 (ふえええん、最悪、恥ずかしいよー。でも、とりあえずオモラシだけは・・・。)
 トマトのように真っ赤な顔のマナンは今度は顔を青くした。女子トイレの扉が開かないのだ。
 ちびちびちび・・・しゃああああ

 「扉が開かないよー。」
 マナンは叫んだ。
 「おいおい、そんなばかな、さっきまで大丈夫だったはずだぞ!」
 若き戦士も思わず叫んだ!
 「悪魔だ・・・・悪魔のせいだ!悪魔が悪い魔術で邪魔をしたんだ・・・!」
 マナンは言った。その言葉を聴き、デスギロンは驚いた。
 「何!私の行動が気付かれたのか!確かにゼバルト国には魔力の強い人間がいるため悪魔とはいえ、人間にその存在を時々気付かれることはある・・・だが、今回はそんなハズは・・・。」

 「あら、どうしたの?」
 女性の戦士がマナンたちに話しかけた。ここの学生のようだ。
 「え、扉が開かない?ああ、ここの建物結構古いからね、力を入れないと開かないことがあるのよ。戦士になるために体を鍛えているから学生はみんな簡単に開けられるんだけどね・・・。知らなかった?」
 「知っているわけないだろ!男だから女子トイレに入ることなんかないし・・・。」
 若い戦士は続けた。
 「悪魔か・・・・ハハハ、いや、わらっちゃいけないな。よし、これから頑張って立派な戦士になってマナンのために悪魔をやっつけてやるぞ!」


 戦士学校を去りながらデスギロンは言った。
 「市場、役場・・・そして、戦士学校で扉と恋人の操作の2回か・・・。呪文を使った回数は4回で少ないが、正体を気付かれそうになったことは減点かもな・・・。そして・・・」
 デスギロンは続けた。
 「恋人を登場させたことで不幸にするだけでなく幸福にしてしまったと解釈もできるかもしれないな。」
 
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大丈夫・・・次こそは・・・
 「うう、またなの・・・・。」
 洋子はつぶやいた。
 (ああ、おトイレがしたいな・・・。)
 そう考える洋子はトイレの個室の中にいた。彼女の欲求を満たすことができる場所である。だが、その欲求を満たすための行動に移らないでいた。
 (思い切って使ってみようかな・・・和式トイレ。でも・・・・やっぱり無理!うまく使えないよきっと・・・・。)
 実は、彼女は洋式のトイレしか使えないのだ。そのため、トイレの中で排尿の欲求と戦うという奇妙な光景が見られたのだ。
 (さて・・・・そろそろいいかな?)
 洋子は二回目の水を流し、個室から出た。
 「あ、終わった。じゃあ、教室に戻ろ!」
 彼女の友人とともにトイレを去る。
 (いいなあ・・・すっきりとした顔で・・・。)
 和式をつかえないということは友人らはしらなかったし、知られたくもなかった。人知れず尿意を抱え込みながら教室に戻った。
 授業が始まってからも洋子は尿意が気になってしょうがなかった。
 (最後におトイレしてからどれくらいになるんだろう・・・。)
 家を出る前に、家の洋式トイレで用を足した・・・それが今日最後のトイレだった。
 休み時間と昼休みにトイレにはいったが、入れたのは和式の個室だけであった。洋子の学校ではフォーク並びが主流となっているため、自分の入りたい個室の前に並ぶということはできない。ちょうど自分が列の先頭になったときに洋式のある個室に入ることができなければ彼女は排尿することができないのだ。
 (大丈夫・・・次こそは・・・・。)
 尿意に耐え、五時限目の授業が終わった。しかし。
「洋子ちゃん、今日の授業おもしろかったね! 前いったっけ?私、戦国時代の歴史に興味があって、色々と調べているんだ!でも、今日習った織田信長の・・・。」
 (どうしよう・・・トイレにいきたいけど・・・・)
 洋子の友人はもう済ませてあるし、彼女もそうだと思われている。ここでトイレに立つと友人に怪しまれてしまう。
 (しょうがない・・・今度も我慢しよう。後、一時間だけだ。それが終われば家に帰れる。)
 猛烈な尿意に絶えつつ、再び、授業に参加することにした洋子。だが、言うまでもなく、集中することはできなかった。
 (徒然なるままに、ひぐらしトイレに向かいて・・・って違う!違う!)
 ただ、ノートをとるだけでも何箇所も間違えてしまう。洋子の頭の中はほとんど尿意とトイレに占領されていた。
 (男もすなるオシッコというのもを女の私もしたいよー!!)
 授業を抜け出し、トイレに行こうとも考えていた。今までにもどうしても我慢ができず、そうしていたこともあった。だが。
 (今日もあの人が来ているんだよなー。)
 洋子と同じ教室に彼女の思いの人がいるのだった。
 (だめだめ!!あの人に笑われちゃう・・・いや、むしろ、嫌われるかも・・・。)
 洋子は考えた。好きな人と過ごしている時間を。毎日のように一緒に帰り、帰り道には喫茶店でいつまでも楽しく話し続ける。休日には映画館や遊園地でのデート・・・。それが全て泡として消えてしまうかもしれない。
 (やだやだ!絶対に我慢する!!)
 洋子は時折、足をくねくねさせ、女の子の部分をスカートの上から押さえ、なんとか我慢した。うまく誰にも気付かれづに耐え切ったのだ。待ちに待ったチャイムがなり、下校の時刻となった。
 「じゃあ、帰ろう。でも、その前にトイレに寄ろうか?」
 「う、うん、そ、そうだね。」
 洋子は友人と再びトイレに向かった。
 (後、ちょっと・・・今度こそは洋式のところでオシッコできるハズ!)
 だが、彼女の予想は外れてしまった。
 (そんなあ・・・・なんで今日はこんなに和式ばっかりに当たるの?)
 とりあえず音消しの音を流し始める洋子。だが、水の音は尿意を増幅させてしまう。
 (うう、出ちゃう・・・。)
 洋子はスカートの上から思いっきり出口を押さえた。足踏みもやめることはできない。
 (どうしよう・・・・限界なのに・・・。家のおトイレなら確実に洋式だけど・・・。)
 今は前を押さえているからいいが、トイレの中以外ではそうもいかない。果たしてその状態でガマンができるだろうか・・・。
 (無理だ・・・絶対に無理。途中でお腹が爆発しちゃう・・・・。あ、でも。)
 洋子は学校の近くにあるコンビニを思い出した。
 (確かあそこは洋式だったはず!大丈夫!五分くらい歩けばオシッコできる!!)
 洋子はそういうと、鍵を開け、外に出ようとした。だが・・・・。
 (うう、今、手をスカートから離したらオシッコが・・・。)
 なかなか決心がつかなかった。だが、ちょうどそのとき、尿意の波が引いた。
 (ええい、いまだ!)
 洋子は思いきって手を離し、個室から出た。
 友人と合流した洋子はともに校舎から出た。 
 (うう、結構寒いなあ・・。)
 寒さで尿意が高まったが、前を押さえることはなかった。だが、足はくねくねとせわしなく動き、見る人が見ればおもらし寸前だとわかるかもしれない。
 「えっと、この後、ちょっと買うものがあって、コンビニによってくるからここで・・。」
 「え、そう?一緒に行こうか?」
 「いいよ!他にもいくつかよりたいところがあるから遅くなるかもしれないし・・・。」
 洋子は友人の付き添いを断った。コンビニでトイレを借りるところを目撃され、変に思われたくはなかったからだ。
 一人になった洋子はコンビニのトイレへと急いだ。とはいっても足はガクガクで、内股気味、傍目には急いでいるようには全く見えなかったが。時折、下腹部を撫で、尿意を紛らわそうとしていたが、通行人がいるためそう頻繁にはできなかった。

 遂に待ちに待ったコンビニが見えてきた。思えば、朝、自宅でトイレを済ませて以来、初めての洋式トイレ。そこで一日中待ち続けた排尿をやっと行うことができるのだ。洋子は目に涙を浮かべた。
 (今度こそ、オシッコ・・・洋式トイレがあるから大丈夫!)
 じわ・・・・
 (えええ!そ、そんなここまで来て!)
 洋子は排尿をはじめてしまった。だが、ここはまだトイレではない。このままではこの一日の我慢を無駄にしてしまう。洋子は足を思いっきり交差させ、なんとかおちびりだけで済ませた。
 (良かった、止まった。でも、少しちびっちゃた・・・恥ずかしい。)
 顔を赤らめる洋子に再び尿意が襲い掛かる。白い下着に小さなシミを作る程度の排尿ではまさに大河の一滴。彼女の膀胱にはまだはちきれんばかりの尿が溜まっているのだ。
 (そうだ!急いでトイレに行かないと今度こそ大変なことになっちゃう!)
 洋子は内股気味でよろめきながらコンビニに近づいていった。
 (ま、間に合って!お願い。)
 コンビニの自動ドアが開き、中へと入った。
 (後、ちょっと! あと少しの辛抱だ! )
 コンビニのトイレは入り口の直ぐ右だと覚えていた。洋子は素早く右を向き、前方に向けて走り出した。
 (あ、あそこよ! あそこまでたどり着けばオシッコが・・・)
 だが、洋子は目に飛び込んできた光景を見て愕然とした。なんとトイレの中に修理工がいた。
 「あ、あのお・・・おトイレどうかしたんですか?」
 「ああ、ちょっと今、修理中でね。おや、使いたいのかい? 後、二時間くらいかかるんだけどなあ・・・。」
 (そ、そんなに持たないよー。)
 当然であろう。今の彼女は2分間我慢できるかもわからないところだ。
 「いくら学生が暇だといってもそんなに待ちたくはないだろうな。ここを出て左に5分ほど歩けば別のコンビニがあるからそこで借りてきなさい・・・。」
 (別のコンビニ!!迷っている場合じゃない!そこに直ぐに行かないとここでオシッコが・・・でも、でも・・・。)
 「そのトイレは洋式ですか!?」
 (あ、しまった!!!)
 つい、聞きたいことを聞いてしまった。普段の彼女なら絶対にしないような質問だが普段どおりに振舞うことはもはや不可能だった。
 「え、洋式?多分、そうだったと思うけど何でまた?」
 「いえ、なんとなくですよ・・・それじゃあ!!」
 彼女は再びよろよろと歩き出した。
 「ああ、気をつけて・・・そうだ!もし、我慢できないようだったら途中にある公園にもトイレがあるぞ!あまり綺麗じゃないけど。」
 (もう!そんなこと大声で言わないでよ・・・あそこは和式しかないからつかえないのに・・・・。)
 別のコンビニを目指して、歩き続ける洋子・・・しかし、一度・・・いや、三回以上のおあずけに加え、彼女の白のショーツは濡れて、冷たくなってきている。もはや、このまま、無事、目的地までたどり着くのは不可能に近かった。
(はう、漏れる!!)
 強烈な尿意が襲ってきた。思わず足を交差させ、前かがみでその場で固まってしまった。
 (もう限界!!手で・・・手で押さえないと・・・。)
 だが、誰かに見られることを考えるとどうしても抑える気になれなかった。
 じょ・・・・。じょわ・・・。
 おちびりが始まり、なかなかとまりそうにない、白のショーツには尿を吸収し大きなシミができ、今にも雫が垂れてきそうだ。
 (どうしよう・・・ここじゃ、押さえられないけど、押さえないともっと恥ずかしいことになっちゃうよ・・・本当にもう我慢できなそうだし・・・。)
 そんな、絶体絶命の彼女がとった方法はまさに「苦肉の策」というものだった。 洋子は公園のトイレへと向かったのだった。和式トイレしかないことは彼女もよく知っていた。前に同じように(とはいっても今回ほど限界ではないものの)トイレに入ったのに用を足せず、歯痒い思いをしたことがあったためだ。
 公園のトイレに入った洋子。平静を装いたかったが足はどうしても早くなってしまう。
 (後少し・・・もうちょっとの我慢よ!! )
 じゅわわわわああああ・・・。
 早歩きが膀胱に負担をかけたことで、尿道を広げてしまった。洋子の足に一筋のオシッコが流れた。
 (着いた!! トイレ!!)
 洋子は入り口から視界になる部分に隠れ、前を押さえた。漏れ出していたオシッコをとめることに成功した。
 (とりあえず、個室に入ろう。)
 個室に入り鍵をかける。だが、個室の中にあるのは和式トイレだけ・・・。そして、紙も備えていない。洋子は家から持ってきたちり紙を取り出し、足にもらしてしまったオシッコをふき取った。
 (ああ、ここがつかえたらなあ・・・・。)
 洋子は和式の便器をにらみつけた。ここで用を足す自分を想像する。白のショーツを脱ぎ、あらわになったお尻。そして、放尿・・・。満杯になった膀胱が空になり、安堵の表情・・・今の彼女が何よりも求めるものだった。
 (いちかバチが使ってみようかしら?)
 このままでは無事に洋式トイレにありつける可能性はゼロに近い。どんなに可能性が低くとも誰も見ていないトイレの個室で挑戦する方がリスクは低いだろう。
 (でも、ここまでの我慢は・・・。学校でトイレに4回も入れたのにオシッコしないで我慢してきたのはなんのためだったんだろう・・・・。恥ずかしい思いをして、別のコンビニの場所を聞いたのに・・・今だって、普通の女の子は使わない公園の古いトイレに駆け込んできたのに・・・・やっぱり我慢だ!)
 洋子は絶体絶命の連続で、既に論理的な判断ができなくなっていた。
 (よし!行くわよ!)
 洋子は個室の鍵を開けた・・・。
 じわ・・・・。
 (あ、やっぱりもう少し・・・・。)
 再びオチビリ。左手でスカートの前をぎゅっと押さえる。
 (ああ、駄目・・・でちゃう・・・・。)
 右手をスカートの下から入れて、ショーツの中に入れる。出口を直接押さえ始めた。
 (早く行かないと・・・でも、ここから出るにはせめて、左手だけにしないと・・・。)
 洋子は狭い個室の中をせわしなく歩き回りながら思った。
 (よし・・・我慢よ洋子・・・。後、五分くらい歩けば、トイレだから・・・・頑張って我慢するのよ・・。)
 洋子は右手を離し、個室から出て、歩き始めた。
 (頑張れ・・・頑張って・・・コンビニに行けばいくらでもオシッコができるから・・。)
 公園から出ようとくねくねと不自然な歩き方を続ける洋子。だが、彼女に不幸がおとづれた。
 ドン!
 
 突然、音とともに、洋子の背中に痛みが走った。
 (い、いたい! な、何?)
 数秒後、ボールが自分の背中に当たったのだと理解できた。しかし、時すでに遅かった。
 じゅわわわわ・・・・しゅううううう・・・・。 
 痛みで我慢から気をそらしてしまった洋子はその場で衣類を身につけたまま、排尿を始めてしまったのだ。
 (ど、どうしよう・・・止まらない・・・。)
 「ご、ごめんなさい!」
 ボールの持ち主の少年が謝りながら、洋子のもとに向かってきた。そして、驚きの表情をした。
 (い、いや・・・・こないで・・・・。)
 洋子はようやく空っぽにできたに気持ちよさを感じながらも、恥ずかしさで、その場から消え去りたい気持ちになっていた。




                    
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DATE: 2008/02/15(金)   CATEGORY: 現代風の物語
家まで我慢するしかない
  華山悠月は学校の成績は優秀な方だった。成果を出すために、常に真剣に、時間をかけ、学業にいそしんでいた。そんな彼女にその日、とてつもない不幸が襲い掛かろうとしていたのでした。

 その日の天気はあいにくの雨。 ですが、悠月はいつも通り、授業を頑張り、放課後は生徒会の会議にも頑張って参加していました。
 (ふう・・・ようやく、今日一日の学校生活が終りね。・・・あっ!)
 あることに気づき、悠月はぶるりと体を震わせました。
 (今日は忙しかったからお手洗いにずっといっていなかった・・・・。急いで行こう。)
 悠月の膀胱はかなり満杯に近くなっていました。トイレに足早に歩き出す悠月でしたが
 「あ、華山さん! これから帰りですか?」
 生徒会長の男子学生に話しかけられてしまいました。
 「え、は、はい、そうです。」
 「それでしたら、一緒に帰りましょう。少しこれからの生徒会について意見を聞きたいと思いますので。」
 「わ、わかりました。」
 悠月はトイレ休憩をまたまた先延ばしにしてしまいました。男友達の少ない悠月は男子の前で「トイレに行ってくる」というのには抵抗があるようです。

 校門のところで、生徒会長と別れて、悠月は自宅に向けて歩き始めました。雨が降っているので傘を差しています。悠月は早くトイレに行きたいので、足早に歩きます。
 (家まで歩いて、20分・・・やっぱり学校のお手洗いを使っておくべきだったわね。)
 悠月は強い尿意のため、辛そうな顔をしています。そして、雨の音と時折、足にかかる水滴がいっそう尿意を強くします。
 (お手洗い・・・・お手洗いに行きたい! うう、こんなに我慢したのは久しぶりね・・・。)
 悠月はいつも、早めにトイレを済ませるようにしていました。そのため、授業中に我慢できなくなるということはなく、授業中にトイレに立つことは一度もありませんでした。小学校低学年のときでさえ、そうです。休み時間に、トイレの前で足踏みをしたり、前を押さえたりということも滅多にありませんでした。
 ですが、そのことが、よりいっそう、尿意による苦しみを増やしてしまっています。今まで感じたことのない強い尿意。そして、我慢できるのかという強い不安感が悠月に襲い掛かります。
 (後、18分・・・いや、17分くらい歩けば、家かしら・・・ま、間に合うわよね?)
 悠月は小学生のころの修学旅行を思い出しました。そのときも、男子と一緒に行動していたため、なかなかトイレ休憩を申し出ることができず、かなり辛い我慢をしていました。我慢も限界寸前になったとき、男子がトイレ休憩に行くことになり、他の女子もトイレに向かったため、悠月も一緒に行くことにしました。
 しかし、不幸にもトイレは全て使用中でした。解放される予定だった彼女の尿意は一気に高まり、絶体絶命の状況です。悠月は長年封印してきた足踏みをはじめてしまいました。個室のドアを見つめながらもじもじ、くねくね。そして、不幸は終わりました。悠月は自分の番まで我慢をし終えたのです。
 急いで個室に駆け込むと、鍵をかける悠月。そして、尿意から解放されるために、身につけている衣服の着脱を始めるが、限界寸前の尿意で焦ってしまい、ジーンズのベルトをなかなかはずすことができませんでした。
 なんとか、トイレを済ませることができましたが、悠月は少しだけ間に合わず、オチビリをしてしまっていました。下着だけで周囲からはわからない程度でしょうが、悠月はとても恥ずかしく思っていました。

 (あ・・・あのときの失敗をするわけにはいかない! もう、小学生じゃないんだし・・・。それに・・・で、でも、もう、限界かも!)
 家までは後、15分はかかりそうです。途中は民家や畑ばかりでトイレがありそうな公園や図書館などはないのです。
 (どうしよう・・・お手洗いがない以上、家まで我慢するしかない・・・・でも、もう、我慢は・・・。)
 ところどころ、雑木林はありますが、悠月は女の子。そこに隠れて、用を足すなんて恥ずかしすぎてできません。仮に、男の子だったとしても、真面目で恥ずかしがりやな悠月は、立ちションなんてしないかもしれません。
 (もうだめ・・・このままじゃ、限界が来て・・・。)
 悠月は最悪の状況を思い浮かべてしまいました。満杯になった膀胱が限界を迎えてしまいに、その場でオモラシをする自分。
 (幼稚園児でもないのにそんなこと絶対イヤ!! でも、このままじゃ・・・・。)

 家まで後、10分のところまで歩きました。奇跡的にも悠月の膀胱は持ち堪えていました。
 (後半分・・・我慢・・・我慢するのよ・・・・家のトイレについたらもう我慢しなくていいんだから。)
 
 バシャン!

 そのとき、水の大きな音がしました。激しい尿意に気をとられていて、足元をよく見ていなかった悠月は大きな水溜りに足を突っ込んでしまったのです。
 (ひゃあ! つ、冷たい!)
 靴と靴下に雨水がかかり、濡れてしまいました。そして、そのことはさらに尿意を強めます。
 
 ぶるるる・・・・。

 悠月の体が大きく振るえました。そして、悠月は腰を九の字に曲げて左手に持っていた鞄を落とし、スカートの上から前を押さえてしまいました。
 (や、やだ・・・私ったら幼稚園児みたいに・・・。で、でも、危なかった。押さえなかったら限界だったかも・・・。)
 しばらくすると、悠月は、左手で鞄を拾い、歩き始めました。鞄は右手で傘と一緒に持つようにしました。そして、周囲に人がいないことを確認すると時折、前を押さえながら、歩き続けました。

 そして、五分間がたちました。家はなかなか見えてきません。悠月は前押さえだけでなく、時どき立ち止まっては、足を交差させて尿意を堪えるようにしていました。もちろん、尿意の激しさは強くこそなれ、おさまることはありませんでした。
 (もう、無理・・・本当に我慢できないよ・・・どうしよう、どうしよう・・・。もしかして、限界になって・・・・。駄目! 絶対にイヤ! なんとかして家まで持ち堪えないと・・・・。)
 悠月は必死に、成功することを思い浮かべました。試験勉強や受験勉強の時は、良い結果を想像することでうまくいくこともありました。ですが、家のトイレまで間に合い、用を足す自分を想像するのは逆効果だったようです。その場で足を交差させて、軽い足踏みをしてしまいました。
 (トイレ・・・トイレに行きたいよお・・・。誰か連れてって・・・もう、限界なの・・・。)
悠月は甘い希望を持っていました。角から好みの若い男性が出てきて、サッとトイレに案内してくれると。
 (誰か・・・誰か助けて・・・。トイレ・・・も、もれちゃう・・・・。)
 ですが、そううまくいくはずがありません。
 (ああ・・・なんで学校でしてこなかったんだろう・・・。少し恥ずかしいのを我慢して、行っておけば良かったのに・・・学校でトイレさえしておけば、こんなに辛い思いをしなくて済んだのに・・・。私のバカ・・・。)
 後悔しても、時間は戻せません。悠月はなんとしてでも家のトイレまで我慢するしかないと思いなおしました。しかし、そこである幸運がおとずれました。
 「あ・・・あの、悠月ちゃん?」
 悠月は突然話しかけられて戸惑いました。それは近くに住む、同性の友達でした。
 「もしかして、おトイレ行きたいの我慢してる?」
 悠月は恥ずかしがりながらも、軽くうなずきました。
 「悠月ちゃんの家まであとどれくらいだっけ?」
 「後五分くらい・・・あ、でも、この調子だと7,8分かかるかも・・・。」
 「私の家はこのすぐ近くだから、そこでトイレする?」
 悠月の顔が少し明るくなりました。今にも破裂しそうな膀胱を抱えて、家まで歩くよりも、ずっと楽で確実な方法でトイレに行くことができるとわかったためです。少し恥ずかしい思いもありましたが、この激しい尿意から解放されるのなら安いものでした。
 「お、お願い・・・もう、限界かも・・・。」
 「こっちだよ、着いて来て!」
 悠月は友人の家に向かって歩き始めました。しばらくすると友人の家が見えてきました。悠月も小学生のころ遊びに行ったことがあるため、すぐわかりました。
 (良かった・・・やっとトイレができる・・・。)
 悠月は下腹部の筋肉を緩めはじめました。五分間以上歩かないと見えないと思われていたゴールが見え始めたのですから。
 「このドアを開けたら、後はまっすぐ歩けばすぐだから我慢してね! 後少しだよ!」

 がしゃんがしゃん。

 「あ・・・あれ? あ、そうだ。今、家に誰もいないから鍵をかけてきたんだった。 えっと、鍵は・・・。」
 悠月の友人はゴソゴソと鍵を探し始めた。だが、なかなか見つからないようだ。
 (え・・ええ、ちょっと急いでよ・・・トイレ・・・・間に合わなくなる・・・。)
 今すぐにでもトイレと対面できると思っていた悠月は焦りました。
 (だ・・・ダメ・・・もう、出ちゃう・・・。)

 ちょろ・・・。

 (え、い、いやっ! 本当に漏らしちゃった?)
 悠月は少しだけオチビリをしてしまいました。下着が生暖かくなるのを感じます。そのことでオモラシの恐怖が悠月の頭の中を駆け巡りました。思わず、傘を鞄を地面に落として、両手でスカートの上から前を押さえました。
 「ちょっと! 悠月ちゃん大丈夫!?」
 「え・・・み、みないでよ・・・。」
 「あ、ごめん。・・・お、鍵があった。今すぐ開けるから、なんとか我慢してね。」

 がちゃ。

 ドアが空きました。悠月は急いで、中に入ります。とはいっても前は押さえたままなので、あまりはやくは歩けません。
 (オシッコ・・・早くトイレに行かないとオシッコが・・・)
 悠月の前に「WC」と書かれたプレートが目に入りました。ここが友人の家のトイレです。
 (やっとトイレだ。これで、オシッコができる・・・。)

 がちゃ。

 扉を開けて、トイレの中に滑り込みます。夢にまで見た洋式トイレがそこにはありました。
 (間に合った! 良かった・・・。)

 ちょろちょろ・・・。

 (あ、ま、また!?)
 油断してしまった悠月は二回目のオチビリを許してしまいました。
 (い、いやよお・・・ここまで我慢してきて・・・トイレが目の前なのに・・・。後、ちょっとだけだから・・・。)
 悠月は便座が降りていることを確認すると、制服のスカートをたくし上げ、下着を下ろしました。
 (あ、そうだ! 鍵・・・それにドアもちゃんとしまっていない・・・、で、でも、もう限界だ!)

 しゅううううううう・・・・

 悠月はなんとか間に合いました。下着は少し濡れてしまいましたが、スカートは無事です。少し冷たいのを我慢すれば、何も問題はありません。
 (はあ・・・良かった。)

 その後、悠月は後始末を済ませると、トイレからでて、玄関付近においていったままの、鞄と傘を取りにいきました。 友人に笑われてしまいましたが、友人も同じ経験があると言ってくれました。 そして、学校での出来事や好きなテレビ番組などについての会話を楽しみました。
 
 次の日は、また、元気に学校の勉強や生徒会の活動に力を注ぐ、悠月の姿がありました。

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DATE: 2008/02/14(木)   CATEGORY: リンク
リンク集
特区
このブログを始める前はここでSSを書いていたんだよ。


行列している女子トイレ

 昔よく読んだSSの作者様のサイトを偶然発見!


個人的書庫

 創作小説のページ。女の人が我慢したりする小説のあるサイトです。


トイレ我慢限界フェチ

我慢している女性の目撃談がいくつも紹介されているサイトです。

みんなの広場本館

 以前、好評だった、「おもらし保管計画」というサイトを復活させるため、「みんなの広場・おもらし保管計画」として、復活を目指しているそうです。

檸檬汁 岐阜激闘編
 我慢シーンとかがある漫画やアニメを紹介しているよ。ゲームを作ったりもできるのがすごい! 実は檸檬汁02と呼ばれていたころから見ていたりする。

ひまあろ

 男の子と女の子の我慢姿とかのイラストがあるサイトだよ。


      普通のサイト


アフィリエイトは儲からないんだってば

 アフィリエイトについて説明しているサイト。・・・まったくサイト名の通りでした。






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