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DATE: 2008/05/05(月)   CATEGORY: 現代風の物語
帰宅中の女学生の危機
                     この作品は2008/01/05に特区に投稿したものです


(おしっこ・・・・おしっこがしたいよお・・・・。)
 知香はそう強く思っていました。初詣の途中で催した尿意。それを解消するために必要なトイレには長い長い行列ができていたのです。

 (早く・・・早く私の番にならないかなあ・・・。えーん、誰か譲ってよお! 私、すっごくトイレ近いんだからあー。)
 知香はもじもじと足をくねらしながら考えていました。実際に、知香のトイレの近さは相当なもので、中学・高校・大学で一回ずつ、小学校時代には二回以上のおもらしの経験がありました。

 知香の祈りが通じたのか、知香の番まで後、数人になりました。でも、限界も近づいてきているようです。
 (も、漏れちゃうよー。でも、我慢・・・我慢しないと・・・今年は絶対におもらししないって誓ったばっかりだもん!!)
 知香は、ジーンズを引っ張り上げ、時々前を押さえて我慢をします。

 そして、遂に知香の前の行列はなくなりました。ですが、まだ油断はできません。気の緩んでしまうこの状況も知香にとってはかなり辛いものなのです。 知香はとうとう、ジーパンのベルトをはずし始めてしまいました、そして、ショーツの中に手を入れて、直接出口を押さえ始めました。 その様子に後ろに並んでいた人たちは思わずクスクスと笑い出してしまいました。
 (うう・・・恥ずかしいよお・・・。でも、もう本当に限界なんだもの・・・。 ああ、笑っている人と膀胱を交換したいよー。)
 
 ガチャ。

 個室の扉が開きました。遂に知香がトイレを使う番です。すばやくトイレに潜り込むと、扉を閉め、ジーパンとショーツを下ろし、しゃがみこみました。 早すぎるほどの準備のかいあって、ジーパンもショーツも濡らすことなく、オシッコを済ませることができました。

 (ま、間に合った!  はあ、良かった・・・・。 ちょっと恥ずかしかったけど、つまらない意地を張ってたら絶対間に合わなくなっていたよー。 そういえば、中学のときはそれで大失敗しちゃったのよね・・・。)




 それは知香が中学二年のときの話でした。

 (うう・・・・なんだか急にオシッコがしたくなってきた・・・。)
 学校から帰る途中。知香はオシッコがしたくなってしまいました。
 (そういえば、学校を出る前に行っていなかった・・・。)
 知香はオシッコの近い女の子です。そのため、なるべくこまめにトイレに行くようにしていたのですが、学校が終わりだということで油断してしまったようです。それと、外に出て、予想以上の寒さだったということもあるでしょう。

 (まずいなあ・・・家までもつかなあ・・・。)
 知香の小さなオシッコタンクはもういっぱいになりかけています。でも、お昼に飲んだ牛乳が形を変えて入っていこうとしています。
 (とりあえず急ごう! もし我慢できそうになかったら公園でトイレすればいいし・・・。)

 知香は家に向かって早歩きをしていました。
 (オシッコ・・・・オシッコしたい・・・・。そういえばこの前もこんなことがあったような・・・。)
少し前にも知香は同じ失敗をしていました。でも、そのときは、なんとか家のトイレまで持ち堪え、事なきを得ていました。焦って下着をうまく下ろすことができず、少しちびってしまってはいましたが、知香にとってはよくある失敗です。

 (あのときより辛そうだ・・・・家まで我慢するのはやめておこう・・・・。)
 そう思い、知香は公園へと歩いていきました。

 (後少し・・・もう少しで公園だ・・・。でも、あそこのトイレって使う人あまりいないのよねえ・・・。あまり綺麗じゃないし・・・なんだか恥ずかしいな・・・・。)
 知香は公園の近くに来て、少し気になってきました。

ぶるっ・・・・。

 (あう・・・でも、もう限界みたい・・・・余計なことを考えている場合じゃないわね・・・。)
 知香のオシッコタンクに取り付けられた蛇口からは、もう放水が始まってしまいそうです。急いでトイレに行き、パンツをおろさないといけないのです。

 (一番近い個室に入って、鍵をかける。そしたらおトイレに跨って、制服のスカートをたくし上げて、赤のショーツを下ろして・・・。そう、それさえできればオシッコができる! もうちょっとの我慢だ!)
 そして、やっとの思いで知香は公園のトイレに着きました。 ですが・・・。
 (あ! あの人たち・・・・。)
 公園には知香の小学校時代からの友達がいました。しかも、男の子です。

 「よお!知香じゃないか! テスト前で部活が休みになったから久々に昔のメンバーでサッカーをしていたところなんだ。本当はテスト勉強をするべきなんだろうけどまあ、明日から二倍頑張るよ。そういえば、知香とも中学に行ってからあまり話してないな。久しぶりにサッカーでもやるか?」
 「え、えっとお・・・・そのお・・・・・。」
 知香は迷いました。今すぐ公園に入ってトイレを済ませたいのですが、異性にそれを知られるのは恥ずかしいのです。
 (どうしよう・・・・ただでさえ、恥ずかしいのに、知り合いの男の子がいるんじゃ・・・・無理! 家まで我慢する!!)
 「あ・・・・ご、ごめん。用事を思い出しちゃって・・・・急いで帰らないといけないの・・・。」
 「お・・・そうか。それじゃあ、またな!」
 「また今度!」
 知香は急いで家に向かって走り始めました。

 (どうしよう・・・間に合うかなあ・・・・でも、我慢しないと!)
 知香のオシッコタンクの蛇口はもう解放される予定だったのでとても家まで持ち堪えらそうにはありません。
 (我慢できないよお・・・・、でも、ここでしちゃったら・・・・。)
 知香はオモラシをしてしまった時のことを考えました。びしょびしょに濡れた赤いショーツ、足元の水溜り。不思議そうな顔をする通行人・・・。
 (だめ・・・。もう小学生じゃないもの・・・ううん、小学生だって低学年くらいしかしないだろうし・・。)
 知香は小学校高学年の時に失敗してしまったことがあった。家族で行った遊園地のトイレが混雑していたため我慢できなくなってしまったのだ。
 (絶対に、あんな失敗は繰り返さないんだから!!) 

ぶるっ・・・・ぶるぶる・・・・。

 知香は歩きながら何回も体を震わせていました。
 (おしっこ・・・・・おしっこがしたいよお・・・・。)
 重い膀胱を抱えて、知香は家へと歩き続けました。ですが、半分くらい歩いたところで、<遂に知香のオシッコタンクは満杯になってしまいました。

 じゅ・・・・。

 (ああ、だ、駄目え! )
 知香はその場でうずくまり、両手で前から出口を押さえました。なんとかおチビリだけで済み、手を出口から離しましたが、膀胱から伝わる激しい尿意はそうそうおさまりません。尿意に耐えるため、かかとで出口を押さえたまま、その場でうずくまっていました。

 (学校で・・・学校を出る前にトイレにさえ寄っていれば・・・・。)
 知香は後悔していました。学校を出る前にトイレにさえ寄っていれば、こんなにも辛い思いをしなくてすんだのです。前押さえも、かかと押さえも必要ありません。

 しばらくかかと押さえを続けたかいがあり、知香の尿意の波はようやく引きました。
 (い・・・今しかない・・・急いで家のトイレに!!)
 知香は立ち上がると全速力で走り出しました。振動が膀胱に響きましたが、気にしている場合ではありません。時間がたつにしたがって、知香の膀胱に蓄積されるおしっこが増えているのです。急がないと間に合わなくなってしまうように知香には思えました。

 急いだことが幸いしたのか、知香の膀胱は家の前まで持ち堪えてくれました。
 (ふう・・・後、少しよ・・・。)

 ぶるる!

 そのとき知香に激しい尿意の波が再び押し寄せてきました。
 (いや! も、漏れちゃう・・・。)
 知香は再びその場にうずくまり、かかと押さえをしました。

 (あう・・・・こんなことなら公園でしておけば・・・。)
 友達にトイレに行くことを告げ、トイレに入る。個室に滑り込み、鍵をかけて、赤のショーツを脱ぐ。それだけのことをするだけで、知香はこの苦しみから逃れることができていたのでした。
 (でも・・・・もう遅いわよね・・・・。我慢!我慢するしかない!)

 どれくらい時間がたってでしょうか・・・。尿意の波が過ぎ去りました。ですが、尿意は強くなる一方です。
 (家の目の前なのに漏らすなんて恥ずかしすぎる・・・・。急がないと・・・。)
 知香は再び立ち上がり、走り始めました。 家のドアはすぐに開きました。
 「ただいま!」
 挨拶をすると靴を脱ぎ捨てトイレに向かって走ります。右手では前から左手で後ろから出口を押さえています。

 (うう・・・トイレまでがまた遠いのよね・・・。小学生のときはここで何回かしちゃった・・。)
 
 じゅ・・・じゅわわわ・・・・。
 
 知香はまたちびってしまった。赤いショーツに大きなシミを作ってしまったのだった。
 (あう・・・・しまった・・。買ったばっかりのパンツだったのに・・・。小学生のときの失敗をするわけにはいかない! 急いでトイレに!)
 両手で必死にオシッコを押さえつつ、知香はトイレの前まで走りました。

(ま、間に合った・・・・これでオシッコができる!)

 じゅわわわわわ・・・・しゅうう・・・・。

 安心しきってしまった。知香でしたが間に合いませんでした。ほんの少しの気の緩みからおもらしをしてしまったのでした。

 (うう・・・・せっかくここまで我慢してきたのに・・・。中学生なのに・・・。)
 片手をトイレのドアノブに添えながら知香は泣き続けるのでした。

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遠い人
              この作品は2007/11/25に特区に投稿したものです。

 ここはオフィス街。さまざまな会社のビルが並ぶこの街に今回の主人公がいる。彼女はそのビルの一つで働いていた。

 「遠野君。先月の売上額一位達成おめでとう! 今月も頑張ってくれたまえ。この調子で行けば、わが社で最年少の課長となれるかもしれないぞ。」
 「はい!ありがとうございます。それでは外回りにいってきます!」
 「うむ! しかし、これからの季節、外は寒いぞ。少し辛くなってくるかもしれないな。」
 「いえ!問題ありません! 『辛いときこそ頑張らなければ成功しない』が私の座右の銘です! この時期だからこそ、大きな成功をつかんでみせます!」
 そういうと彼女は元気よく会社を飛び出していった。

 彼女の名前は遠野瑞穂。年齢は24歳。もちろん、この話の主人公である。彼女はその会社ではかなり若手の営業職員だったが、実績は非常に良かった。

 その日も彼女は忙しく町中を飛び回っていた。そして、順調に売上を増やしていた。だが、午後になって少し異変が起きた。
 (あ、トイレ・・・・行っていなかった・・・。)
 瑞穂は朝、自宅を出てから一度も排尿をしていないことに気がついた。普通であれば膀胱が限界を迎えているであろう。

 だが、彼女はトイレが遠かった。
 小学校の遠足の後、同級生たちが慌てながらトイレに駆け込んでいたときも、余裕の足取りでトイレに向かっていた。
 中学校の卒業式の練習の後、クラスメイトたちが足踏みをしながら必死にトイレの順番待ちをしているときも、余裕の表情で待つことができた。
 大学受験のときも会場の女子トイレにできた長蛇の列を尻目に、彼女は参考書を読むことができた。

 そのため、今回も余裕だと考え、ついつい、普通では考えられないような長時間の我慢をしてしまったのだろう。
 (でも、トイレに寄っていたら約束の時間に間に合わなくなるかも・・・。それにここの駅のトイレってあまり綺麗じゃないのよね・・・・。まあ、いいや。次の商談はすぐ終わるだろうし、その後、近くのコンビニで貸してもらおう。)
 瑞穂は駅を出て、歩き始めてしまった。

 目的地までは歩いて10分ほどかかったが、以前にも数回訪れたことがあったため、道に迷うことはなかった。そして、商談が始まるまではスムーズに行ったのだが・・・。
 「うーむ、実は、あの後、別の会社からも営業の人が来て、同じような商品をさらに安い値段で導入してくれるという話になったのだ・・・。」
 「え、そんな・・・・。同じような商品とはどのようなものでしょうか?」
 瑞穂は商品の簡単な説明を聞いた。

 「確かに共通点の多い商品ですね。しかし、当社の商品には、最新式の機能が搭載されていまして・・・」
 瑞穂は自社の商品にしかない長所を説明し始めた。
 「・・・・なるほど、確かに多少は割高になるが、後々のことを考えるとあなたの会社の商品の方が良さそうだ。やはり、当初の計画通りでいくことにしよう。それではサインをするので契約書を。」
 計画通り商談は進んだが、予定より30分ほど長引いてしまった。

 (契約を取れたのは良かったが、お腹がジンジンしてきた・・・・早くトイレに行きたい。)
 だが、訪問した会社でトイレを借りるのはあまりよくないといわれている。真面目な瑞穂にとっては無理なことだった。
(ま、まずい・・・・これっていわゆる・・・・・「漏れそうな状態」なのかも・・・・。とりあえず、この近くにコンビニがあったはずだからなるべく急いで行ってトイレを借りよう。)
 
 瑞穂は会社を出た。
 (うう、外は寒いな・・・・。寒さで余計、尿意が強くなってきた・・・・は、はやくコンビニに・・・・。)
 体を震わせると瑞穂はコンビニに向かって早歩きを始めた。だが、目の前にコンビニが見えたところで、赤信号で待つことになってしまった。
 (く・・・もう、コンビニは目の前なのに・・・・。もう、今すぐにでも駆け込みたいのだが・・・・は、早く変わってくれないかな・・・。)

 彼女はその場で軽く足踏みをしていた。
 (あ・・・・あれ、足が勝手に・・・・なぜだ。)
 瑞穂は昔見たテレビ番組を思い出していた。家庭用ビデオで撮影された面白い映像を紹介する番組で、その中に尿意を我慢しながら学芸会に参加する幼稚園児の映像があった。その場で意味もなく足踏みをしながら劇に参加し続けるが、だんだんと限界が近づいてきたのか、足踏みが激しくなり、遂には両手で股間を押さえて歩き回ってしまう、そして、その様子に驚いた保母さんによって舞台から下ろされ、トイレに向かうのという笑いを誘う映像であった。
 (まるで、あの幼稚園児みたいじゃないの・・・・や、やめよう足踏みは・・・。)
 だが、体が言うことを聞いてくれなかった。どうしても瑞穂の足はくねくねと動き出してしまっていた。
 (うう、情けない・・・。顔から火が出そうだ・・・・。ああ、早く信号が変わらないものだろうか・・・。)

 そして、やっとのことで信号が変わり、ようやく瑞穂は普通に歩くことができた。コンビニまではあと少しだ。
 (あのチェーン店は特に店員へ断らなくとも使えたはず! もう、残された時間は少ないかもしれない!なるべく急いで個室に入り、鍵をかけ・・・。)

 瑞穂はコンビニの自動ドアの前に辿り着いた。
 (まず、ベルトをはずして・・・それから、ファスナーをおろして・・・ああん!なんで今日に限ってパンツスーツにしちゃったんだろ! とにかく、急いでトイレに行って、パンツを下ろさないと・・・)

 瑞穂はコンビニに入り、一直線にお客様用トイレに向かった。だが、トイレの扉の前にある張り紙が目に入ってしまった。

 [防犯上の理由により、今週いっぱいはお手洗いの使用を禁止しております] 

瑞穂は数秒間その場に固まってしまった。
 (う、うそ・・・・トイレを借りられない・・・・つまり、パンツを脱げない・・・・こ、ここじゃ、オシッコできないの!?)

 瑞穂は急いでコンビニから出た。
 (どうしよう!今すぐ別のトイレを探さないと・・・・でも、もう他にコンビニはないし、いったいどこに行けばいいの!!)
 あてもなく歩き回る瑞穂。

(もう、限界! 漏れちゃいそう! でもどうすれば・・・・出口を直接手で押さえるなんて幼稚園児みたいなことできないし・・・。)
 その場にしゃがみこんでかかとで出口を抑えたり、パンツを引っ張り挙げたり、下腹部を軽くなでまわしたりといった我慢のための方法は意外とたくさんある。それらをトイレが近い女性は少しずつ学び、知識を増やしていくのだろう。
 だが、その知識が彼女にはない。尿意を我慢する方法を恐ろしいほど彼女は知らないのだ。 前を押さえたい気持ちと戦いながら歩き回ることしか瑞穂にはできなかった。

 (トイレ・・・トイレ! どこでもいいからオシッコするためのトイレに行かせて!!)
 街中を必死で走り回る瑞穂。しかし、なかなか彼女の求める設備は見つからない。そこに会社に同期入社した同僚の女性、畑中が喫茶店から姿を現れた。
 「あ、遠野さん!偶然ですね。今日は別に喫茶店でさぼっていたわけじゃないですよ!少し休憩していただけで・・・・。」
 「そ、それよりトイレ!! 今は何よりトイレなのよトイレ!!」
 「え・・・!?」
 「あ、いや・・・その・・・・コンビニとか公園とかはこのあたりにないか?  そこの黄色い看板のコンビニでトイレを借りるつもりだったのだが貸してもらえなかったんだ!」
 「そうですね・・・・・確か、五分ほど歩けば公園がありますよ。
 五分間・・・・それは瑞穂にとっては長すぎる時間だった。
 「む、無理!そんなに我慢できない!」
 「そ、そうですか・・・・それじゃあ、ここの喫茶店でトイレを貸してもらいましょう!」
 「喫茶店!? でも、今は何も飲みたくないし・・・・」
 「トイレだけ貸してもらっちゃいましょうよ。ここで我慢できなくなるよりずっといいでしょ。」
 「う・・・・そうね。(しょうがないわ。情けない話だけどオシッコがもう限界!)」

 二人は喫茶店に向かって歩き始めた。扉をあけ、中に入る。
 (間に合った! ええっと、トイレは・・・・。)
 キョロキョロと顔を動かす瑞穂。男女のイラストと矢印のある板を見つける。
 (と、遠い! まだ歩かないといけないの!)
 
 じゅわわ・・・・・

 (あ、いや!! オシッコ出ちゃった!!)
 瑞穂はトイレまでの距離を考えていなかった。そのため、もうすでに頭の中ではパンツをおろす時間になってしまっていたのだ。
 そして、少しだけオチビチをしてしまい、下着を濡らしてしまった。思わず、両手で前を押さえてしまったが、そのことで完全なオモラシにいたることは防ぐことができた。

 「遠野さん・・・どうかしたんですか? 急いでいたんじゃ?」
 激しい尿意を堪えるため、その場で固まっている瑞穂に畑中が話しかけた。
 「もう・・・・無理! 我慢できないよ・・・・ここでオシッコしたい・・・・。」
 「え、駄目ですよ!あと少しじゃないですか! 我慢しないと・・・。」
 「無理!もう、ずっと我慢してたんだから辛くてしょうがなかったのよ!」
 「あと少しだから頑張ってくださいよ! いつも言っていたじゃないですか!辛いときにこそ頑張らなければ成功は見えてこないって!」
 「う・・・・確かにそうね・・・・。(あの言葉を畑中に言われるとは思わなかったわ)」

 再び歩き始めた瑞穂。
 そして、遂にトイレのドアノブに手をかけることができた。
 (よかった・・・やっとオシッコができる!!)
 
 じゅわわわわわわ・・・・・・。

 ドアノブに手をかけた途端、瑞穂は気を緩めてしまった。本格的なオモラシが始まってしまった。たまりにたまった半日分の尿が彼女の膀胱から一斉に放出された。
 灰色のパンツスーツを変色させ、床に零れ落ちる液体もある。
 (そ、そんなあ!ここまできて・・・・ど、どうしよう・・・。)

 じゅわわわわ・・・・・しゅうううううう・・・・・。

 彼女の排尿は止まるどころか勢いが強まっていった。
 (と、とりあえず、トイレでしないと!! 少しでもオシッコをトイレで!!)
 急いで扉を開ける瑞穂。そして、ベルトをはずし始める。

 しゅうううう・・・・。

 下着とパンツスーツを介した排尿はまだ続いていた。半日分の液体を溜め込んだ膀胱はそう簡単には空にはならなかった。
 (ふえーん、焦って全然、ベルトがはずれないよー!) 

 しゅううう・・・・・・。

 瑞穂の排尿はこころなしか勢いが弱まってきた。
 (ああ、何とかはずしたわ! 後は、ホックをはずして!)
 ホックをはずすと一気に、パンツと下着を下ろして、便器に腰掛けた。・・・しかし。

 しゅうう・・・しゅ。

 その後の排尿はごくわずかであった。ほとんど完全に衣服を身につけたまま、放尿してしまったのだった。ほぼ完全なおもらしであった。
 いくら必死になって堪えようとしても瑞穂の目には涙が浮かんできた。
 (うう・・・・・つ、辛い・・・・辛いときこそ頑張って堪えないと・・・・。)
 彼女の頑張りにもかかわらず、涙は次から次へと流れてきて止まらなかった。




            

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