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押土萌子 高校2年生 - 学級委員として -
朝。
一日で一番忙しい時間帯かもしれない。
そんな時間の電車。
(・・・・んっ!)
乗客は、眠っていたり、読書をしていたりと思い思いの行動をしていた。
そんな中一人だけ落ち着きのない少女がいた。
(・・・・・くうっ! ・・・・ううっ。)
彼女の名前は押土萌子。
制服に身を包んだ高校2年生だ。
顔は苦痛にゆがみ、汗が垂れていた。
かなり切羽詰まった様子で何かに耐えていた。
(・・・・は、はやくぅ! ・・・・・お願いだからっ!)



(・・・・・も、もうっ!・・・・・オシッコがしたいっ!!)
彼女が耐えている何か・・・。
それはオシッコだった。
オシッコがしたくてたまらないのだ。

萌子はトイレがすごく近い。
そのため、家を出る前に必ずオシッコを済ませていたのだが、今日は遅刻しそうだったためしていなかった。
自転車をこぎ、駅につくときにはかなりの重さを下腹部に感じていた。
しかし、駅のトイレに寄る時間もなさそうだった。
スッキリしたい欲望に負けそうになる萌子だったが、彼女は今、クラスの学級委員をやっている。
なんとしても、遅刻をするわけにはいかなかった。

だが、その結果が今の状況だった。
膀胱は満杯寸前、今にもちびりだしそうだった。
(・・・・やぁっ! ま、またしちゃうかも・・・・。)
弱気になる萌子。
実を言うと彼女には数え切れないほどのオモラシの経験があるのだ。
それも保育園、小学校の時だけでなく、高校生になった最近でも。
そして、彼女には不名誉なあだ名があった。
”モレ子”である。
(うう・・・。こ、今年こそ、モレ子の名前を返上できそうだったのにぃ・・・!)
余計なことを考えたので、モレ子は少しオシッコをちびってしまった。
足をきつく交差させ、体を九の字に曲げて、なんとか数滴のオチビリで誤魔化した。
周囲の乗客に注目され、目線を痛いほど感じた。
(じ、冗談じゃないわよ!! いくら私でも、こんなところで漏らせるわけ・・・・。じゃなくて、もうオモラシなんて絶対にしないんだからっ!!)
なんとか気持ちを持ち直して我慢に入るモレ子。
しかし、手で押さえることはできない。
足を交差させ、括約筋に力を入れ必死に我慢する。



ようやく駅に着いた。
モレ子は流れに乗って、改札を通った。
そして、駅のトイレへ向かった。
だが、女性用トイレには列ができていた。
(うう・・・、やっぱりこの時間帯は混んでいるわね・・・。)
目の前にはトイレ。独特の匂いと安堵感から、どうしても我慢が緩みそうになってしまう。
「・・・・いやっ! あっ!」
思わず声を漏らし体を震わせるモレ子。また少しオシッコがちびりだしてしまったのだ。
周囲の視線が気になり、顔を真っ赤にする。
(や、やだ・・・。も、もう! おトイレを目の前に我慢するなんて拷問よ!)
トイレを目の前にしてオシッコを我慢するのは今のモレ子にとって耐えられない苦痛なのだ。
(改札の中のトイレもきっと同じよね・・・。そうだ、少し歩けばコンビニがある。そこなら空いてるはず!)
ここで待ち続けるのは恥ずかしいし、我慢しきれなくなる危険性も高い。モレ子は駅から歩いて数分のコンビニで済ませようという作戦に出た。
その作戦自体は間違ってはいなかった。

(つ、着いた・・・! も、もうちょっとだけの我慢よ・・・!)
オシッコをちびりながらもようやくコンビニにたどりついたモレ子。
(あと、ちょっとだけ我慢すれば、おトイレにできるから・・・・!)
「あ! 学級委員!!」
モレ子は突然話しかけられた。
彼女は同じクラスの女子高生だった。
どうやら、コンビニで雑誌の立ち読みをしているようだった。
「やべぇ、ちょっと、お昼のお弁当買うのに、寄っただけだよ! それでついつい雑誌も読んじゃったんだけど、許してくれよ! 登下校中の寄り道は校則違反だなんて、堅いこと言うなよ・・・。」
(え・・・私まだ何も言ってないんだけど・・・。)
そう言いかけるモレ子だったが。
(うう・・・・よく考えたら学級委員の私が校則違反をするなんて・・・。でもでも、オシッコが漏れそうだから緊急事態だし・・・・ってそんなの余計イヤよ!!)
オシッコが漏れそうだから、コンビニのトイレを借りました。校則違反だけど許してください。
そんな恥ずかしいことをモレ子は認めることはできなかった。
「べ・・・別に・・・。こ、これから気をつければいいのよ!」
そう言うとモレ子は泣く泣くトイレを諦め、学校へ向かった。

(・・・・いやっ! はううっ・・・。も、もう出ちゃうよぉ・・・!)
モレ子は諦めそうになりながらも、10分近く歩き、学校のすぐ近くまで来ていた。
途中、何度もちびってしまったため、パンツはもうぐっしょりとしている。
(・・・・・せ、せめて押さえないともう・・・・。)
スカートの上から・・・・できればパンツの上や下から押さえたかったが、せめてスカートの上から両手で股間を押さえつければ多少我慢が楽になると考えられた。
だが、周辺には登校中の他の生徒。モレ子にはどうしてもできなかった。
(・・・・学級委員として、じゃなくて、普通に1人の高校生としてそんな子供みたいなことできるけ・・・。)
かといっても、オモラシをしまうなどそれこそ子供でも許されない失敗だ。
モレ子はただただ必死に、地獄の尿意に耐え続けていた。

高校の校門をくぐる。
(・・・・・もうちょっと・・・・こ、ここで油断しちゃダメよ!)
モレ子は体育館へと足を運んだ。
土足で入れる外トイレがある。
あまり綺麗ではなくできれば使いたくなかったが、贅沢を言っている場合ではない。

「あうっ・・・・!!」
油断してはいけないとわかっていても、体は言うことを聞いてくれない。
何十回と言うピンチを経験しても、トイレの前ではどうしても気がゆるんでしまう。
オシッコはちょろちょろと流れ出し、びしょびしょのパンツでは吸収できず数滴が足を伝って流れ落ちた。
(・・・・人も少ないし、もう限界!)
モレ子は遂に両手でスカートの上から前を押さえた。
しかし、スクールバックを持ちながらなので、押さえにくい。
それでもなんとか堪えて、女子トイレの中へと駆け込んだ。

掃除が行き届いていないのか、他よりも遥かに強いアンモニア臭。
モレ子の膀胱は遂に本格的なオモラシを始めようとしていた。
急いで個室に入り、ドアを閉める。
鍵をかけている余裕などない。

和式トイレに跨り、後はパンツを降ろすだけ!
・・・・だったのだが。

「お、降ろせないよぉ・・・・。」
両手で前を押さえているため、手が使えない!
手を離したらオシッコが漏れてしまう。
かといって、押さえていれば確実に我慢できるわけでもない。
押さえていても、少しずつオシッコは漏れ出していく。

「・・・・あっ!」
モレ子の右手に生温かい感触が伝わった。
スカートまでオシッコが染み出してきてしまったのだ。
これは確実にスカートを濡らしている。
今までの経験からモレ子は気付いた。
(あんなに頑張ったのに・・・・。おトイレには行けたのにぃ・・・。こんなのってないよ・・・。)
目に涙を浮かべる。
そして、我慢の力を緩めてしまった。
今までのオモラシ経験から、無意識のうちに靴下や靴を濡らさない体制を取る。
(やっぱり、またやっちゃった・・・・・。)
泣き崩れそうなモレ子だったが、その後意外な行動に出た。



「あら。どうしたの?」
場所は保健室。扉を乱暴に開けて、入ってきた生徒に保険医が話しかけた。
顔を真っ赤にして、今にも泣き出しそうだ。しかし、目を吊り上げて必死に泣きたいのを堪えている感じだ。
保険医に近づくと、前に大事そうに抱えていたスクールバックを床に投げ捨てた。
ぐっしょりと濡れたスカートがあらわになった。
「あらあら、間に合わなかったのね・・・・。あんまり、気を落としちゃだめよ、大人でもと・・・。」
「タオル! スカート! 下着! 」
生徒は突然、強い口調で話し始めた。
「えっと・・・・。」
「早く!! 着替えとタオルを貸してください!!」
「そ、そうね・・・。」
急いで、タオルと予備のショーツと、スカートを取り出す保険医。
そして、それを素早くひったくると、すぐさま1人でカーテンに隠れ、ゴシゴシと乱暴に濡れたところを拭き、新しいスカートとショーツに着替えた。

「ありがとうございました!」
着替えを終えた彼女は、スクールバックを手に持ち、すぐさま保健室を出て、自分の教室に向かった。
「は、はぁ・・・・。もっとゆっくり休んでいけばいいのに・・・。でも、オモラシしたのに、全然気にしてないみたいでよかった。」
もちろん、彼女はひどく気にしてはいた。
だが、今までの経験から気にしてもしかたがないと考えていたのだ。
そして、他に大切なことがあると考えていた。
(あと、ちょっとだと思うけど・・。うん、急いで教室に行けばギリギリ遅刻しないですみそう!)
彼女は・・・・押土萌子は走っていた。
(学級委員が遅刻するわけにはいかないからね!)





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