番外編:押土萌子 小学2年生 - 家族旅行で -
「・・・・・。」
ここは車の中。
ある4人家族がいた。
少し前までは楽しげに話していた4人だったが、今はこれ以上になく重々しい雰囲気が流れている。
そして、1人の少女は苦しげな表情をしている。
(うううっ・・・・、も、もうイヤーー!!!)
少女は、スカートの上から両手で前を押さえ、足をバタバタと激しく動かしていた。
(もうムリーーー!! オシッコーーーー!!)
彼女の名前は押土萌子。
今にも漏れ出しそうなオシッコを必死で我慢している真っ最中なのだ。
「ねぇ、まだぁ・・・・。」
顔を苦痛に歪めながら情けない声で質問する萌子。
「もう、パーキングまで後少しなんだが、この渋滞ではなぁ・・・・。」
そう答えたのはお父さん。困り果てながらハンドルを握っていた。
隣では、お姉ちゃんが、心配そうに妹を見つめていた。
「ううううっ・・・・・。もーオシッコ出ちゃうーーー!! おトイレ行きたいー!!」
遂に堪え切れず大声を出してしまう萌子。
かといって、トイレが現れるはずもなかった。
「そんなこと言ってもしかたないでしょうよ・・・・。もうっ、どうしてもっと早く言わないの!?」
お母さんがイライラして言った。
「だって、急にしたくなっちゃったんだもん!!」
萌子は乱暴に答えた。
実際、萌子はオシッコがしたい感覚にギリギリまで気付けない体質なのだ。
ついでに言っておくと、同年代の子と比べてオシッコがかなり近い。
普段、学校では、休み時間ごとにトイレに行っているので、なんとかなることが多いが、小学校入学後もオモラシは何度もあるとても不幸な少女なのだ。
「・・・・まったく。お姉ちゃんはこんなこと全然なかったのに、どうしてこの子はこうなのかしら・・・。お友達からは『モレ子ちゃん』なんて呼ばれることもあるし、ああ恥ずかしい。」
「うう・・・・。その話しはしないでって言ってるのにぃ・・・。」
しかし、事実なので反論できない萌子であった。
「オシッコオシッコ!! オシッコ漏れちゃうー!!」
必死に叫びながら股間を押さえる萌子。既にスカートをまくり上げ、スパッツの中に手をいれ出口を押さえている。
(まったく恥ずかしい子ねぇ・・・。)
そう言いたい気持ちを必死に押さえるお母さん。
余計なことを言って萌子がオモラシをしてしまったら、それこそ大惨事だ。
(なんとか、おトイレまで我慢してくれるといいけど・・・・。)
残念ながらその可能性は決して高いとは言えない雰囲気だった。
「萌子、こっちに来なさい。」
自分の膝の上に萌子を乗せると頭やお腹を優しく撫で始めた。
「大丈夫・・・。我慢できる我慢できる・・・・。」
そう暗示をかけよようとする母だったが。
「ムリなのー!! オシッコ出ちゃうーー!!!」
ほとんど効果はないようだった。
(仕方ないわね・・・。)
「萌子、パンツ脱ぎなさい。」
「えっ・・・・!」
突然の発言に急に静かになる萌子。
「そのほうが、おトイレ着いた後、すぐできるでしょ。」
萌子は、トイレまで我慢できたものの、パンツを降ろすのが間に合わず、オモラシというパターンがよくあった。
去年も、学校で休み時間までは我慢したものの、トイレでうまくズボンが脱げず、そのまま、パンツとズボンを濡らしてしまったことがある。同級生や二年生のお姉さんたちにも見られてしまい、萌子にとってもっとも恥ずかしかった経験かもしれない。
「ヤダ!!」
しかし、萌子は反論した。
「パンツ履いてないなんて恥ずかしい!!」
オモラシの可能性を減らせるとは言っても、小学二年生の萌子にはプライドがあった。
「もうっ! 何言ってるのよ!! そんなところに手を入れていまさら恥ずかしいも何もないでしょ!!」
グサリ。
痛い一言が萌子の胸に突き刺さった。
そして、何も言えず、黙ってスパッツとパンツを脱がされる萌子。
顔は今にも泣きだしそうだった。
「パーキングに着いたぞ!」
ようやく萌子にも希望が見えてきた。
しかし、なかなか駐車できるスペースが見つからない!
「はやくー!! はやくオシッコさせてよーー!!!」
再び叫び出す萌子。
「車は止めておくから、3人は先にトイレ行ってきて!」
お父さんの声を聞くと、お母さんは、萌子を抱えて、車を飛び出し走り出しました。
お姉ちゃんも後を追います。
「ちょっと、お母さん!! パンツが見えちゃうー!!」
萌子が泣き叫んだ。
「もう、パンツは脱いだでしょ!!」
「だから、イヤなのーー!!」
スカートがめくれ、萌子のお尻がチラチラと顔を出してしまっている。
「いいから、まずおトイレに行かないと!! オモラシしちゃうでしょ!!」
そう言うと無視して走り続ける母であった。
ようやく女子トイレに到着した。
(おトイレだ!! ああ、やっとオシッコできる!!)
しかし、トイレも渋滞中だった。
並んでいる人がいて、しばらく入れそうにない。
(ええっ!! またガマンなのっ!! もうイヤぁーーーーーーーーーーーーー!!)
股間を全力で押さえて、ジタバタと激しく足踏みをする萌子。
「もう、我慢できないよぉ!! オシッコしたいー!!」
「こらっ、人が見てるでしょ・・・・。」
そうは言っても、このままでは、オモラシだ。止められるわけがない。
数分の間、萌子は地獄の尿意と必死に戦い続けた。
「お父さんに、電話したから、もうすぐ来ると思う。だから、一緒に男子トイレ入りなさい。」
「え、そ、そんなのイヤよー!!」
そう答える萌子だが、並んでいる余裕がないことは誰よりも理解していた。
「あっ、あっ、ああっ!!」
ついにちびりだしてしまった萌子のオシッコ。
スカートの上から力の限りオシッコの出口を押さえる。
「ちょっと、まだしちゃダメでしょ!! もう、ちょっとでお父さん来るから、我慢して!!」
「してないもん!! 並んでトイレできるもん!!」
必死に反論する萌子。
しかし・・・・。
「ちょっと!! スカートぬれてるじゃないの!!」
大声を出す母。
周囲の人が振り返る。
「あっ・・・、ああっ、違うのー!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ萌子。
しかし、オシッコが漏れ出し、スカートに小さなしみが広がりつつあるのは既に誰が見ても明らかな事実だった。
「おーい、萌子!!」
「ほら、早く男子トイレに行きなさい!」
「や、やだっ!!」
このごに及んでも拒否する萌子。
「もう、しょうがないわね!!」
「こらっ! わがままいわない!!」
強引につかもうとする父から逃れようと暴れまわる萌子。
だが、結果として彼女は最後のチャンスを失ってしまった。
「あっ・・・・。」
萌子の動きが止まった。
そして・・・・。
オシッコの勢いが急速に強まり、萌子のスカートのシミを広げ、足を伝い、靴下を濡らし、水溜りを作り始めた。
ついに、萌子はオシッコとの戦いに負けてしまったのだ。
「あー、もうっ・・・・・。」
あきれる二人。
(ううっ・・・・・。またやっちゃった・・・・・。)
がっくりとうなだれる萌子。
周囲の視線が痛いほど突き刺さる。
しかし、女子トイレは相変わらずの行列。いまさら、男子トイレに入るなどと言い出せるわけもない。
痛い視線に耐えるしかない萌子であった。
(あううっ・・・・。やっぱり、男子トイレに入ってれば・・・。そしたらスカートを濡らすだけで済んでたのにぃ・・・・。)
いまさら遅い後悔をする萌子。
どれだけ時間がたっただろうか。
5,6分程度だっただろうが、萌子にとっては、とてつもなく長い時間に感じられた。
「多目的トイレがあいてるみたいだから、そっちに行きましょう。」
多目的トイレに入り敗戦処理をする萌子と母。
「スカートと靴下の変えはないから濡れたままで我慢して。」
濡れたスカートのままなんて恥ずかしくてたまらない萌子だったが、断る道はなかった。
トイレから出た二人。
ほぼ同時にお姉ちゃんも出てきた。
「あら、大丈夫だった。」
「うん、ちゃんと並んで間に合ったよ。」
ほとんど歳が変わらない姉が、普通にトイレを済ませて出てきたことに再び情けなくてたまらない気持ちになる萌子であった。
ここは車の中。
ある4人家族がいた。
少し前までは楽しげに話していた4人だったが、今はこれ以上になく重々しい雰囲気が流れている。
そして、1人の少女は苦しげな表情をしている。
(うううっ・・・・、も、もうイヤーー!!!)
少女は、スカートの上から両手で前を押さえ、足をバタバタと激しく動かしていた。
(もうムリーーー!! オシッコーーーー!!)
彼女の名前は押土萌子。
今にも漏れ出しそうなオシッコを必死で我慢している真っ最中なのだ。
「ねぇ、まだぁ・・・・。」
顔を苦痛に歪めながら情けない声で質問する萌子。
「もう、パーキングまで後少しなんだが、この渋滞ではなぁ・・・・。」
そう答えたのはお父さん。困り果てながらハンドルを握っていた。
隣では、お姉ちゃんが、心配そうに妹を見つめていた。
「ううううっ・・・・・。もーオシッコ出ちゃうーーー!! おトイレ行きたいー!!」
遂に堪え切れず大声を出してしまう萌子。
かといって、トイレが現れるはずもなかった。
「そんなこと言ってもしかたないでしょうよ・・・・。もうっ、どうしてもっと早く言わないの!?」
お母さんがイライラして言った。
「だって、急にしたくなっちゃったんだもん!!」
萌子は乱暴に答えた。
実際、萌子はオシッコがしたい感覚にギリギリまで気付けない体質なのだ。
ついでに言っておくと、同年代の子と比べてオシッコがかなり近い。
普段、学校では、休み時間ごとにトイレに行っているので、なんとかなることが多いが、小学校入学後もオモラシは何度もあるとても不幸な少女なのだ。
「・・・・まったく。お姉ちゃんはこんなこと全然なかったのに、どうしてこの子はこうなのかしら・・・。お友達からは『モレ子ちゃん』なんて呼ばれることもあるし、ああ恥ずかしい。」
「うう・・・・。その話しはしないでって言ってるのにぃ・・・。」
しかし、事実なので反論できない萌子であった。
「オシッコオシッコ!! オシッコ漏れちゃうー!!」
必死に叫びながら股間を押さえる萌子。既にスカートをまくり上げ、スパッツの中に手をいれ出口を押さえている。
(まったく恥ずかしい子ねぇ・・・。)
そう言いたい気持ちを必死に押さえるお母さん。
余計なことを言って萌子がオモラシをしてしまったら、それこそ大惨事だ。
(なんとか、おトイレまで我慢してくれるといいけど・・・・。)
残念ながらその可能性は決して高いとは言えない雰囲気だった。
「萌子、こっちに来なさい。」
自分の膝の上に萌子を乗せると頭やお腹を優しく撫で始めた。
「大丈夫・・・。我慢できる我慢できる・・・・。」
そう暗示をかけよようとする母だったが。
「ムリなのー!! オシッコ出ちゃうーー!!!」
ほとんど効果はないようだった。
(仕方ないわね・・・。)
「萌子、パンツ脱ぎなさい。」
「えっ・・・・!」
突然の発言に急に静かになる萌子。
「そのほうが、おトイレ着いた後、すぐできるでしょ。」
萌子は、トイレまで我慢できたものの、パンツを降ろすのが間に合わず、オモラシというパターンがよくあった。
去年も、学校で休み時間までは我慢したものの、トイレでうまくズボンが脱げず、そのまま、パンツとズボンを濡らしてしまったことがある。同級生や二年生のお姉さんたちにも見られてしまい、萌子にとってもっとも恥ずかしかった経験かもしれない。
「ヤダ!!」
しかし、萌子は反論した。
「パンツ履いてないなんて恥ずかしい!!」
オモラシの可能性を減らせるとは言っても、小学二年生の萌子にはプライドがあった。
「もうっ! 何言ってるのよ!! そんなところに手を入れていまさら恥ずかしいも何もないでしょ!!」
グサリ。
痛い一言が萌子の胸に突き刺さった。
そして、何も言えず、黙ってスパッツとパンツを脱がされる萌子。
顔は今にも泣きだしそうだった。
「パーキングに着いたぞ!」
ようやく萌子にも希望が見えてきた。
しかし、なかなか駐車できるスペースが見つからない!
「はやくー!! はやくオシッコさせてよーー!!!」
再び叫び出す萌子。
「車は止めておくから、3人は先にトイレ行ってきて!」
お父さんの声を聞くと、お母さんは、萌子を抱えて、車を飛び出し走り出しました。
お姉ちゃんも後を追います。
「ちょっと、お母さん!! パンツが見えちゃうー!!」
萌子が泣き叫んだ。
「もう、パンツは脱いだでしょ!!」
「だから、イヤなのーー!!」
スカートがめくれ、萌子のお尻がチラチラと顔を出してしまっている。
「いいから、まずおトイレに行かないと!! オモラシしちゃうでしょ!!」
そう言うと無視して走り続ける母であった。
ようやく女子トイレに到着した。
(おトイレだ!! ああ、やっとオシッコできる!!)
しかし、トイレも渋滞中だった。
並んでいる人がいて、しばらく入れそうにない。
(ええっ!! またガマンなのっ!! もうイヤぁーーーーーーーーーーーーー!!)
股間を全力で押さえて、ジタバタと激しく足踏みをする萌子。
「もう、我慢できないよぉ!! オシッコしたいー!!」
「こらっ、人が見てるでしょ・・・・。」
そうは言っても、このままでは、オモラシだ。止められるわけがない。
数分の間、萌子は地獄の尿意と必死に戦い続けた。
「お父さんに、電話したから、もうすぐ来ると思う。だから、一緒に男子トイレ入りなさい。」
「え、そ、そんなのイヤよー!!」
そう答える萌子だが、並んでいる余裕がないことは誰よりも理解していた。
「あっ、あっ、ああっ!!」
ついにちびりだしてしまった萌子のオシッコ。
スカートの上から力の限りオシッコの出口を押さえる。
「ちょっと、まだしちゃダメでしょ!! もう、ちょっとでお父さん来るから、我慢して!!」
「してないもん!! 並んでトイレできるもん!!」
必死に反論する萌子。
しかし・・・・。
「ちょっと!! スカートぬれてるじゃないの!!」
大声を出す母。
周囲の人が振り返る。
「あっ・・・、ああっ、違うのー!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ萌子。
しかし、オシッコが漏れ出し、スカートに小さなしみが広がりつつあるのは既に誰が見ても明らかな事実だった。
「おーい、萌子!!」
「ほら、早く男子トイレに行きなさい!」
「や、やだっ!!」
このごに及んでも拒否する萌子。
「もう、しょうがないわね!!」
「こらっ! わがままいわない!!」
強引につかもうとする父から逃れようと暴れまわる萌子。
だが、結果として彼女は最後のチャンスを失ってしまった。
「あっ・・・・。」
萌子の動きが止まった。
そして・・・・。
オシッコの勢いが急速に強まり、萌子のスカートのシミを広げ、足を伝い、靴下を濡らし、水溜りを作り始めた。
ついに、萌子はオシッコとの戦いに負けてしまったのだ。
「あー、もうっ・・・・・。」
あきれる二人。
(ううっ・・・・・。またやっちゃった・・・・・。)
がっくりとうなだれる萌子。
周囲の視線が痛いほど突き刺さる。
しかし、女子トイレは相変わらずの行列。いまさら、男子トイレに入るなどと言い出せるわけもない。
痛い視線に耐えるしかない萌子であった。
(あううっ・・・・。やっぱり、男子トイレに入ってれば・・・。そしたらスカートを濡らすだけで済んでたのにぃ・・・・。)
いまさら遅い後悔をする萌子。
どれだけ時間がたっただろうか。
5,6分程度だっただろうが、萌子にとっては、とてつもなく長い時間に感じられた。
「多目的トイレがあいてるみたいだから、そっちに行きましょう。」
多目的トイレに入り敗戦処理をする萌子と母。
「スカートと靴下の変えはないから濡れたままで我慢して。」
濡れたスカートのままなんて恥ずかしくてたまらない萌子だったが、断る道はなかった。
トイレから出た二人。
ほぼ同時にお姉ちゃんも出てきた。
「あら、大丈夫だった。」
「うん、ちゃんと並んで間に合ったよ。」
ほとんど歳が変わらない姉が、普通にトイレを済ませて出てきたことに再び情けなくてたまらない気持ちになる萌子であった。
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