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DATE: 2012/06/15(金)   CATEGORY: 現代風の物語
高尾睦美 中学一年生 - 最高の友達 - 
 「ねぇ、一緒に帰らない?」

 「えっ・・・・・?」
 突然、後ろから話しかけられた睦美。
 驚きを隠せません。

 「だめかな?」
 さらに続く声。
 睦美はさらに驚きました。
 話しかけてきた相手がクラス一の人気者。鷹岡千明だったからです。

 「ど、どうして・・・?」
 何で彼女が私なんかと。動揺を隠せません。

 「特に理由は無いけど・・・。 いや?」
 さらに質問する千明。
 クラスで誰も話し相手のいない自分がクラス一の人気者と一緒に下校・・・・。
 こんなチャンスは二度とないかもしれない。

 「い、いやじゃないよ! 一緒に帰ろう!!」
 気付くと睦美はそう答えていた。

 「良かった! じゃあ、いこうぜ!」

 2人は校舎を出て歩いていた。
 「あ・・・、あの鷹岡さん・・・・・。」
 「チアキでいいよ!」
 「チアキさんは、どこに住んでいるの?」
 2人はお互いの住んでいる場所について話した。
 
 「じゃあ、近くじゃん! 一度、睦美の家まで一緒に行くね!」
 「うん・・・・!」
 新しい中学校ではじめてできた友達。
 それもクラス一の人気者。
 うれしくてたまらない睦美だが腑に落ちない点があった。
 (どうして私なんかと・・・・?)

 気にしつつも、今までできなかった話を楽しむ睦美。
 しかし、試練が訪れた。
 (あ・・・・・、トイレ・・・・!)
 いつもは下校前に必ず済ませていたトイレ。しかし、今日は行ってなかった。
 気になるともう止まらない。
 オシッコがしたくなってきてしまった睦美。

 (どうしよう・・・・・。)
千明はいろいろな話をしてくれた。
 学校の授業に関係した面白いエピソード。友達の面白い話。
 それらは、睦美にとってはとても面白く、楽しい時間をすごしていた。
 しかし、その一方で、睦美は、オシッコとの激しい戦いを強いられていた。
 (オシッコしたい・・・・・。でも、我慢しないと・・・・。)
 仲良くなったばかりの千明にトイレというのは恥ずかしい睦美。
 それに、トイレに行きたいことを告げたところで、周囲にトイレはありません。

 (ううっ!!)
 思わず体をぶるりと振るわせる睦美。
 再び限界が近づいてきたのです。
 (だ、だめよ! 一日に二回もオモラシだなんて・・・・。 し、しかも、チアキの前で・・・・!!)
 中学生にもなってオモラシなんてしてしまったら、千明はもう仲良くしてくれないだろう。
 考えたくは無いが、クラスの人気者である千明を通してクラス中に噂が広がってしまうかもしれない。
 (で、でももう・・・・!)
 少し前に取り替えたばかりの真っ白なパンツ。
 そこに再び睦美はオシッコを数滴ちびってしまっていました。
 千明の視線を気にしつつも、スカートのポケットに手を入れて、股間を押さえます。
 さりげなく押さえたかったのですが、どうしても力が入ってしまいます。
 ぎゅうぎゅうと股間を揉み、体をくねらせる睦美。

 (・・・・・はっ!!)
 千明と目が合う、怪訝な顔で睦美を見ている。
 (ば、ばれてる!?)
 ポケットに手を入れたまま、姿勢を正す睦美。必死に誤魔化そうとする。
 「・・・・・あ、それでさ、アイツなんだけどさぁ・・・・。」
 何事もなかったかのように千明が話の続きをはじめた。
 (よかった・・・・・。別に変に思われてないみたい気のせいね。)
 睦美は安心しつつ、ポケットの中をまさぐった。

 「それじゃ、また明日な!」
 家の近くまで来て、千明とは一度別れることとなった。
 「うん・・・・。今日はありがとう。・・・・たのしかったよ。」
 オシッコのことを気にしつつも、挨拶をする睦美。
 「じゃーな!」
 手を振りながら遠くへ消えていく千明。
 別れたくない気持ちもあるが、オシッコでそれどころではない。
 既にそのあとも何回もちびり、白のパンツはびしょびしょになっていた。

 千明の姿が見えなくなると同時に、両手でスカートの上から股間を押さえた。
 しかし、千明の前でだけはと我慢に我慢を重ねたオシッコはそれでは収まらなかった。
 股間を押さえながらよろよろと歩く睦美。
 自宅はすぐそこだ。
 だが、家に入り、トイレまで歩き、パンツを下ろすまで我慢する余力はもう睦美には無かった。

 (も、もうダメ・・・・!!)
 結局、睦美は、家の玄関の前で、オシッコを全て漏らしてしまった。
 必死に前を押さえていたため、制服のスカートもびしょびしょだ・・・・。
 (うう・・・・・。もう、中学生なのに・・・・。)
 情けない気持ちでいっぱいの睦美。
 (でも、チアキに見られなくて良かった・・・・。)



 その夜。高尾睦美は複雑な気持ちでした。
 もう絶対にしないと誓ったオモラシを一日に二回もしてしまう。
 こんなに情けなく悲しいことは他に無いでしょう。

 しかし、その一方で、とてもうれしい気持ちにもなっていました。
 (どうして、私なんかと仲良くしてくれたんだろう・・・。)
 諦めかけていた友達。しかも、クラス1の人気者と仲良くなれるなんて最高のことです。
 (理由はわからないけど、うれしい。もし、この後も仲良くしてくれるなら・・・・きっと最高の友達になるね!)


 (最高の友達になるね!!)
 鷹岡千明も考えていました。
 (前々から、怪しいと思っていたのよ! 妙にトイレに行く回数が多いな・・・と。 単に慎重な性格なだけだとも思ったけど、今日のことで確信したぜ! 高尾睦美はトイレが近い! 五時間目の授業中にずっと、ポケットの手を入れてもじもじそわそわしていたし、授業が終わった後もそのまま猛ダッシュしていた。そして、今日、帰るときもポケットに手を入れてオシッコを我慢していた! 一度ばれそうになったけど、うまく気付かない振りして観察させてもらったぜ!)
 そうなのでした。鷹岡千明は、女の子がオシッコを我慢しているところを見るのが好きという困った性格の持ち主なのでした。
 (中学になると我慢する姿なんてそうそう見られないものなぁ・・・。他のクラスメイトたちも、「あー、漏れそうー、トイレー」と笑いながら言うだけでおまえ本当に漏れそうだったらそんな笑う余裕無いだろと・・・。 でも、アイツは本物だ。 うまく仲良くなりたいものだ・・・。そうすればきっと私にとって・・・・最高の友達だ!!)
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