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目撃! クネクネちゃん - 私トイレ行きたいのよ! -
 種別:オシッコ我慢
 状況:帰りの会で
 人物:小学6年生 (明るい性格)
 時期:1997年秋頃
 服装:私服(スカートとブルマ?)


 小学校の時の話。
 厳しいことで有名な先生が担任だった。(ただし、生徒のためを思って厳しくしていることから優しい○○先生と自称していた。)

 その日は○○先生からあることをするように言われていたのだが、なぜかクラス全員がそれを忘れたまま、帰りの会を迎えてしまった。
 「なぜ、やっていないのか」と聞く○○先生だったが、誰も答えられない。気まずい沈黙が続く。

 そのまま20分くらいが経過しただろうか?
 一人の男の子が手を挙げた。
 そして、やるべきことをやっていなかったことを謝りこれからやるので用事があるから帰らせて欲しいと伝えた。
 その子はそのあと無事に家に帰ることができた。

 そのあとも何人かの生徒が手を挙げて謝ったが、○○先生は「他人の真似をして自分だけ帰ろうとしている」と言い帰らせてもらえなかった。
 みんな帰りたいと思っているので・・・・と付け加えた子もいたが、やはり○○先生は納得しなかった。

 しばらくすると先生が教室を出て行った。
 「ねぇ、なんなのこれ?」
 「いつまでいればいいの?」
 「どうしよう、塾があるのに・・・。」
 とザワザワしだす教室。

 そんな中、ある1人の女の子が話しかけらてれた。
 明るくておしゃべりでこういう時に頼りになりそうな子だった。
 しかし・・・。
 「私トイレ行きたいのよ!」
 と苦笑いをしながら答えていた。

 なるほど・・・。
 トイレに行きたくて先生に謝る言葉を考える余裕がないようだ。

 その後、先生が教室に戻ってきて教室は再び静かになった。
 しかし先生の怒りを沈められる謝罪の言葉を話せる人はいなかった。
 トイレに行きたいとこの状態で言うものもなく、全員教室から出られなくなった。

 さらに時間が経過し、再び先生が教室を出て行った。
 「本当になんなのこれ?」
 「あー! もう塾おわっちゃうよー!」
 とザワザワしだす教室。

 例の女の子は
 「どうしよう、本当にトイレ行きたい・・・・。」
 とかなり辛そうな様子。

 ある男の子が何やら難しい言葉を並べたあと「つまり、人間・・・・どうしても無理な時は漏らしてもいいんだよ」的なことを言っていたけど「えー、そんなのやだよー」と答え我慢を継続していた。

 そこに先生から1本の電話がかかってきた。(新しくなったばかりの校舎で教室に1つづつ電話がついていた。)
 内容は「早く帰りなさい」的なことだった。
 なんだよ帰っていいのかよみたいな感じでみんなは帰る準備を始めたりトイレに行ったりしていた。
 もちろんその女の子もトイレに行ってしまった。
 
 その日は部活がない日で早く帰ってゲームができると思っていたけど結局、部活があるのと同じくらいの時間に帰ることになってしまった。何時間くらい残されていたか正確には思い出せないが、かなり長い時間教室から出られなかったはず。

 その子の服装は覚えていないけど、いつもスカート系の服装で下に黒のブルマを履いていた気がする。
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目撃! クネクネちゃん - 修学旅行で -
 種別:オシッコ我慢
 状況:修学旅行で
 人物:小学6年生(おとなしめの性格)
 時期:1997年頃
 服装:私服(白のスカートorキュロット)


 小学校の修学旅行の時の話。
 1日目に目的地についてからしばらく班ごとに行動する時間があった。
 前もって立てた予定通りに行動。
 男女それぞれ3人くらいづつの6人くらいで行動。先生は集合場所に着くまでいない。
 色々と不安はあったけど、しっかり予定を立てていたし大丈夫だろうと班行動開始。

 確か最初の目的地だったと思う。
 そこで6年生の女の子がトイレに行った。
 ボクはまだ平気だったけど、一応行っておこうかと思って、帰ってきたその子にトイレに場所を聞いた。
 でも、なぜか教えてくれない。
 何を言っているのかよくわからなかったけど、どうも「トイレがすごく汚くて、水洗式ですらないから行かない方がいい」ということらしい。

 その時は深く考えず次の目的地へ。
 その途中で「なんか、トイレ我慢してたら気持ち悪くなってきちゃった。」と女の子が言う。
 えっ、そんなにトイレ行きたいの? と驚くボク。
 しかし、しばらくしても前押さえなどはなかったからそこまででもないのかなと考えてすっかり忘れてしまった。

 その後、順調に目的地を回った。
 でもどこにもトイレがなかったようだ。
 あまり時間をかけないで回っていたし最初の予定を立てる段階でもかなり時間に余裕を持った計画にしていた。
 そのため大幅に時間が余ってしまった。
 次は、最終目的地の公園に行き、先生や他の班と合流する予定だった。
 そこで、余った時間をどう使うかを話し合うことになった。

 ガイドブックで現在位置を確認し近くの観光スポットを探す。
 「ここからだとこのoo寺ってところが近いんじゃない?」
 「どうしようか? 早めにxx公園に行ってもいいんじゃない?」
 「でも、それだとかなり時間あまりそうだよ。」
 なかなか決まらず少しイライラするボク。
 しかし、段々とoo寺に行くことに決まりつつあった。
 と、その時

 「お寺ならきっとトイレあるよね?」
 とさっきの女の子が言った。

 おお!
 なんと!
 まだ、我慢していたのか!?

 驚くと同時に、不安になった。
 我慢しすぎで気持ち悪くなるくらいだったのに、それからさらに何箇所も観光地を回るほど時間が経っている。
 果たして大丈夫なのか?
 
 そのときは(まぁ、次のoo寺ってところは近いみたいだし、そこでトイレに行くだろうから平気だろうね。)くらいにしか思ってなかった。

 そして、oo寺に着いた。
 なんとか間に合ったみたいだと一安心・・・・するのは早かった。
 何か住職さんがちょっと変な人だった。

 「これ見てみなよ! oo寺って書いてあるだろ! 有名な寺なんだぞ!」
 と雑誌を見せながら一方的に自慢話を始めたり、
 「お寺なんだからお賽銭だろ! 入れなつもりじゃないだろうな!」
 とお賽銭を要求したりとそんな感じの住職さんだった。(ちなみにそのときボクは細かいお金がなくてその女の子に代わりに出してもらっていた。)

 もちろんトイレのことなんて聞けるはずもなく、一方的に自慢話を聞かされたままoo寺を去っていった。

 女の子は「どうしよう、トイレのこと聞けなかった・・・。」みたく言っていた気がする。
 
 oo寺によってもまだまだ時間は余っていた。
 再び別の場所に行くか、最終目的地のxx公園に行くかを話し合っていた。
 女の子は「公園ってトイレなさそうじゃない?」と言っていた。
 しかし、話はxx公園に行く方でまとまりはじめていた。
 「あまり綺麗じゃなさそうだけど、公園にもトイレあるよね?」みたいなことを言い、女の子も渋々納得した。

 xx公園に行きしばらく歩くと公衆トイレがあった。(それほど綺麗じゃないけど汚くもなかったと思う。)
 「あっ! トイレあった。」と早歩きでトイレに入っていく女の子。
 戻ってくるのが少し遅かった気がするけどどうやら間に合ったようだった。

 そのあとは、やっぱり時間が余った。
 公園で鳥を見ながら退屈な時間を過ごしていた。

 当時は前押さえや足踏みは見られなかったから、たいしたことないと思っていたけど、
 後になって考えるとかなりの長い時間我慢していたことになるので、本当は内心すごく辛かったんじゃないかと思うようになってきた。
 目的地に着くたびにトイレを探すけど見つからないのってどんな気持ちだったんだろう。
 そう考えるとすごく辛そうで、ドキドキだ!

 その子の服装なんだけどなんと小学校の卒業アルバムにその日の写真が残っていた!
 まぁ、修学旅行だからね。
 白っぽいスカートもしくはキュロットだった。
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目撃! クネクネちゃん! - オシッコちびちびばんざーい -
 種別:オシッコ我慢・野ション
 状況:下校中に
 人物:小学2年生(明るい性格)
 時期:1993年頃
 服装:私服


小学校からの下校中に女の子3人くらいと一緒に帰っていた。(帰るときは誰かと一緒に帰らないといけない決まりになっていて、帰る方向が同じ子が他にあまりいなかったため。)

小学生の男の子と女の子だから毎日ケンカばっかりしていた。

しかし、その日は珍しく意気投合して一緒に何か遊びながら帰っていた。
よく覚えてないけど何がうまくいったみたいで「ばんざーい!ばんざーい!」ってみんなで喜び合っていた。

そんな中、一番背が高くて話の中心になることも多い1人の女の子が「オシッコちびちびばんざーい」って言い出してみんな大爆笑。

実際に、チビっていたのかまでは知らないが、オシッコを我慢しているのは本当らしく「どうしよう・・・。」と苦笑いを浮かべながら他の女の子に何やら小声で相談し始めた。

他の女の子たちは「してきた方がいいよ」と野ションを勧めるかのような発言をしていた。

するとオシッコ我慢中の女の子が「あの人にはみられたくない」とこっちを見ながら小声で言い出した。まぁ、ボク1人だけ男の子だし、普段から女の子たちとはケンカばかりしていたから当然といえば当然だろう。

しかし、当時のボクはそれでは納得しなかった。
そのころからオシッコ我慢に興味はあったけどそれ以上に1人だけ仲間はずれにされているように感じたことが納得いかなかった。

物陰でこそこそと何かをしようとしている女の子たちに近づこうとする。

だが、真面目な眼鏡の女の子が寄り道しない方がいいよみたいな感じでいろいろと話しかけて邪魔してきた。
もちろんそんな説明で納得するわけがない。○○ちゃんたちだって行ってるじゃん、なんでボクだけいっちゃ行けないんだよ的な感じで必死に反論し近づこうとする。
しかし、残念ながら近づくことはできなかった。

その後しばらくして「あー、スッキリしたー」と言いながらちびちびしていた女の子が笑顔で物陰から出てきてしまった。


学校から家までは遠く、遊んだり寄り道したりしながら帰っていたため、他にも何回かオシッコ我慢を目撃していた気がするが残念ながらよく覚えていない。この目撃談もいくつかの目撃の記憶が合わさっているかもしれない。

女の子の服装までは残念ながら私服だということしか覚えていない。
野ションをした場所は確か茂みだった気がするが、7、8年後に同じ場所に行ってみたところ、それらしい茂みはなかった。単純に茂みが刈り取られたのか、記憶違いだったのかは不明。


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目撃! クネクネちゃん - トイレの前で吊りスカートを脱ぐ? -
 種別:オシッコ我慢?
 状況:休み時間に女子トイレの前で
 人物:小学2年生(明るめの性格)
 時期:1992年頃
 服装:私服(吊りスカートorズボン?)


小学校に入学したばかりの頃。
休み時間になると当然、女子トイレには同級生の女の子が何人も出入りする。
当然、みんな入口で上履きからスリッパに履き替えたあと、女子トイレの中の個室に入っていくのだが、中には不思議な行動をする子もいた。

その明るめの小学1年生は女子トイレの前に立ち何やら迷った様子でじっとしていてなかなか中に入ろうとしない。
1分くらいしただろうか? 
突然、その場で吊りスカート(吊りズボンだったかも?)を脱ぐとそのまま駆け足でトイレに中に入っていった。

小学1年生だからまだうまくトイレ内で衣服の着脱ができなかったのだろうか?

そのあとは同じクラスの男子に「おい、○○! 女子便のぞいてんのかよ!?」と言われたので見れなかった。(休み時間のたびにトイレの前に立っているともっといろいろ見れたかもしれないけど、小学校時代で人生が終わっても困るししょうがない・・・・。)

ちなみに、これはもう20年以上前のことだからいろいろと記憶が違っているかもしれません・・・。


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西船橋駅にて
               今回の作品は過去作品の地名を実在する地名に置き換えたものです。
(失敗した・・・・。)

電車の座席でモジモジしながら麻衣は後悔していた。

(なんでトイレ行かなかったんだろう・・・・。)

麻衣はオシッコを我慢していた。
少し前までの行動が思い出される。

麻衣は名古屋の大学に通っていた。
大学の夏休みを利用して南船橋にある実家に帰る予定だったが、大学の友達と一緒に帰ることになったのだ。

「いやぁ! 助かったよ! 帰る方向が同じ人がいて! アタシ馬鹿だから、新幹線の切符の買い方とかよくわからないんだよね!」

友達はそう言っていたが、麻衣はあまり乗り気じゃなかった。
昔から1人でいることが多く団体行動は苦手だったのだ。
とはいっても、大学では友達が少ないと何かと辛い。
数少ない友達からの誘いを断ることができず、一緒に帰ることにしてしまったのだ。

(やっぱり、やめておけばよかった・・・。)
東京駅までは無事についた。
しかし、そこで「せっかくだからあそこも行こう」「あれを見たい」「あれが食べたい」といろいろと連れ回されて疲れ切ってしまったのだ。
普段は行かないようなオシャレな店で昼食を食べたのだが、口に合わず、水を何杯ものんでしまっていた麻衣。
さらに友達は「8月で真夏なんだから飲まないと倒れちゃうよ!」とミネラルウォーターを無理矢理進めてきてそれも飲まされてしまっていた。
そのため、オシッコがしたくなってしまった麻衣。
友達と2人で東京駅のレストラン街にある女子トイレに入った。
しかし、中は大行列だった。
麻衣は普段からトイレが近かった。
そのため、いつも早めにトイレを済ませていた。
この日もまだそこまでしたくはなかったが、長い列に並んぶつもりだった麻衣
だが、友達は「何これ? こんなに並ぶの!?」 「別の所でいいじゃん!」「そんなに漏れそうな訳じゃないでしょ?」 「こんなのに並ぶとか時間の無駄すぎる!」と口々に言っていた。実際、列を見ただけで並ばずに帰っていく人や、途中で列を抜ける人もいた。
麻衣は迷った。
できればここでトイレを済ませておきたいが、友達の意見に反論するのは苦手だ。
考えた末、結局、友だちと一緒に並ばずにトイレを出てしまったのだ。

その後、2人は大手町駅の入り口に着いた。
不思議そうな顔をする麻衣に友達は東京駅から歩いて行ける距離に大手町駅があることを教えていた。
そして、西船橋駅なら大手町駅から1本で行けるから途中まで一緒に帰ろうと提案した。
麻衣は普段はJRを使って東京駅から西船橋駅まで行ってたため、できればいつも通りの経路で帰りたかったが、やはり断れず大手町駅に入ってしまった。
駅の中でキョロキョロとトイレを探したが見つからなかった。
さらに、ちょうど、電車が来たところで、友達に腕を引っ張られて、乗せられてしまった。
”その前にトイレ”の一言を言いたかったがなかなか言えなかった。

友達は南砂町駅で降りて麻衣はようやく解放された。
だが、それと同時に強まる尿意。
座ったまま、スカートの上から軽くお腹をさすってしまっていた。

(どうしよう・・・・。)
(途中の駅で降りてトイレに行こうかな?)

麻衣は迷っていた。
尿意はかなり強い。
できるだけ早くトイレに行ってスッキリしたい。
だが、普段は乗らない東西線。どんな駅があるのかわからなかった。
駅の改札内ににトイレはあるのだろうか?
あるとして大きなキャリーバッグをおくスペースはあるのだろうか?
なかなか見つからなかったり、行列ができていたりして余計に時間がかかってしまうのではないか?
いろいろと考えてしまいなかなか電車を降りる決心がつかなかった。

(西船橋駅なら・・・・。)

西船橋駅の東西線側の改札には最近新しくなったばかりのトイレがあったはずだ。
そこなら、階段やエレベーターで上がってすぐなので確実にトイレができる。

(それくらいまでなら平気よね・・・・。西船橋まで我慢しよう!)

麻衣はそう考えていた。

だが、その決心は次第に揺らいできた。


(やばい・・・・。トイレ・・・・!)

水を飲みすぎたせいだろうか、急速に高まる尿意。

(こんなことならトイレ行っておけばよかった・・・・。)

麻衣は他人より膀胱が小さいらしく昔からトイレが近かった。
小学1年生のときは、友達数人と遊んでいる途中で我慢できなくなりオモラシをしてしまったことがある。
ある友達から笑われ、ある友達からは幼稚園児みたいだと白い目で見られ今でも忘れられない辛い思い出となっている。
小学2年生のときは、学校のトイレまでは我慢したもののズボンをおろすのに手間取ってしまいパンツとズボンにオシッコを引っかけてしまう事件もあった。
運悪くピンク色のズボンだったため股間付近がわずかに変色してしまいいいかにもオモラシという格好になってしまった。
幸いにも5時間目だったため、洋服を下に必死に引っ張ったりして濡れた部分を隠しながら下校し、なんとか誰にもばれないまま家にたどり着くことに成功した。
もし誰かに気付かれていたらと思うと今でもぞっとする。その日から麻衣はスカート系の服装や黒っぽい色のズボンを穿くことが多くなった。
小学4年生の時の社会科見学ではバスの中でずっとオシッコを我慢していた。
ようやくパーキングエリアでのトイレ休憩となったがトイレには行列ができていた。
小学1,2年生の時のような失敗をしたくない麻衣は必死に前を押さえながら足踏みをして耐えた。
なんとかパンツを濡らすことなくトイレに間に合ったが、その様子を友達からからかわれてしまいとても恥ずかしい思いをした。
それ以降はそこまで恥ずかしい思いをしたことはないが、時々間に合わずわずかにパンツを濡らしてしまうことは何度かあった。

(そうよ・・・・。私はトイレが近いのよ・・・・。)
(他の友達とは違うもの・・・・。)
(誰がなんと言おうと、何をしていようと、あそこで時間をかけてでも並んでトイレをしておくんだった・・・。)
(失敗した・・・・。)

激しく後悔する麻衣。


電車は原木中山駅に着いた。
(降りてトイレ行かないと・・・!)
麻衣はそう自分に言い聞かせる。
しかし。

(でも、降りる駅じゃないし・・・・。)
(トイレはちゃんとあるよね? 汚れたりしてないかな? い、いや、汚れとか気にしている場合じゃない!)
(でも、トイレがあったとしてキャリーバッグおくところあるかな? 個室の外に置いておいて盗まれてもいけないし・・・・。い、いや、そんな滅多にないことより、何度も経験しているトイレの心配をしないと・・・。)

いろいろと考えているうちに電車は発車してしまった。

(うう・・・。結局、降りれなかった・・・・。)
(やっぱり、トイレ行っておけばよかったかな?)
考える麻衣。

電車は駅を離れ速度を上げていく。

(すぐトイレが見つかっていれば今頃、原木中山駅のトイレでスッキリできていたのよね?)
(そしたら、こんなに辛い思いをしなくても済んでいたのよね・・・・。)
そう考えるとより一層強くなる尿意。
思わず、スカートの上の手で股間をつかみこんでしまう。

(うう・・・。考えてたら余計したくなってきちゃった!)
(さっき行っておくんだった・・・。)
(友達にトイレのこと聞いておくんだった。東西線よく使うみたいだし・・・。)
(そもそも、電車に乗る前にトイレにさえ行っておけば・・・。)
(レストラン街のトイレに無理にでも並んでおけば・・・・。)
様々な後悔が脳裏に浮かぶがもう遅かった。


(ああ・・・。トイレトイレトイレ!!)
我慢の限界が近づきつつある麻衣。
スカートの上から股間を押さえる手に力が入る。
小学4年の時に前押さえで恥ずかしい思いをしたことが脳裏に浮かぶ。
さらに、小学2年生の時にズボンを濡らしたことまでもが脳裏に浮かび始めた。
(どうしよう・・・。間に合うよね?)

麻衣にとって完全なオモラシは小学1年生の時が最後だったとも言える。
しかし、小学2年生の時にトイレでズボンとパンツを濡らしてしまったことも誰にも知られなかったとはいえ広い意味で言うとオモラシであろう。
それ以降もパンツを濡らしてしまったことは何度もあった。
限界寸前で便器を目の前にするとどうしても気がゆるんでしまい、衣服の着脱に手間取っているうちにちびりだしてしまうことがあった。
(スカートで来てよかった・・・・。ズボンと違って捲り上げるだけでいいものね・・・・。)
(トイレに入ったらドアを開けて鍵を閉めて・・・ううん、鍵なんてしめてる余裕ないかも・・・すぐにパンツ降ろしてトイレしないと・・・。)
(もう少しよ・・・がんばれ麻衣! 外からしか見たことないけどトイレは綺麗だったはずだし・・・・ああっ! もう綺麗とか汚いとかいいからどんなところでもトイレがあったらトイレしたい!!)
(キャリーバッグももうどうでもいい・・・・その辺においておこう! とにかくトイレが最優先よ!)
(西船橋駅のトイレは改札の前にあったはず! ホームは下だからエレベーターか階段で上に上がらないと・・・・。)
(階段を使う余裕なんてない! 荷物も重いだろうし、エレベーターじゃないと・・・・。)
(降りてすぐだと混んでるかな・・・・。すぐ乗れるかな? そもそも、トイレが混んでいたら・・・・。)
左手でお腹を軽くさする。
尿意がかなり切迫していることを改めて確認する麻衣。
(だ、だめ・・・。そんなに我慢できない・・・・・。すぐトイレできないんじゃ・・・。)

麻衣の脳裏に遂に小学1年生の時の出来事が思い浮かんだ。
オモラシをして友達から笑われ、白い目で見られたた辛い思い出だ。
それと同じようなことが起きてしまうのではないかと思うほど状況は厳しくなっていた。

(19歳にもなって駄目!! それに駅でしちゃったんじゃ・・・・。)
帰省ラッシュと重なりたくさんの人が行き交う駅。
小学1年生の時の何十倍もの人に幼稚園児のような失敗を見られてしまう。
なんとしてもさけたい。

(絶対に駄目・・・・絶対にトイレまで我慢しないと!)
必死に自分に言い聞かせる麻衣。
電車は順調に走り続けた。
しかし、まだ駅には着かない。
(まだなの・・・。)
(もう着いてもいい頃だと思うけど・・・。)
原木中山駅と西船橋駅の間は東西線の他の区間より少し長かった。
東西線を普段使わない麻衣はそのことを知らなかった。
(ねぇ、本当にまだなの・・・。)
麻衣にとっては既に電車を降りてトイレに向かってる時間にさしかかりつつあった。
(どうしようこのままじゃ・・・、ああっ! まだ駄目!! 我慢我慢・・!)
そして時間が経つにつれ、次第に弱まる麻衣の意思。

(いくら駄目っていってももう限界・・・・!)
(女子トイレの中まで我慢すれば見られる人数は減るよね・・・。)
(今日は黒いスカートだから濡れてもあまり目立たないし、うまくやれば濡れなくても済むかもしれないし・・・。)
(ああっ! もうっ!! 何考えてるのよ! トイレまでは我慢しないと!!)
(小学2年生の時ですらトイレまでは我慢したのに・・・・。)
激しく葛藤する麻衣。

電車はようやく西船橋駅に着いた。
急いで降りる麻衣。大きな赤いキャリーバッグが重い。
既に右手はスカートの上から離せなくなっていたが、恥ずかしがっている余裕はない。

(トイレ! 急がないと!!)
(やっぱり、人が多い・・・・。エレベーターすぐ乗れないかな? ああっ、でも乗れなかったらもう・・・・。)
(どうしよう・・・・。こんな調子じゃ階段も上れないし、絶対無理!!)
(あと、1分! い、いや30秒・・・・。いやそれすら無理かも・・・。もう漏れちゃいそう!!)
(で、でもこんなところで漏らすわけには・・・・。でもでもトイレまでなんてもうとても我慢が・・・・。)
なんとしてもオモラシをする前にトイレに行きたい。
しかし、膀胱が持ちこたえてくれそうにない。
どうすればいいのかわからず軽いパニック状態の麻衣。

そんな麻衣はあるものが目に入った。
駅の階段の下に大きな棚があるのに気付いた。
そこにはごくわずかに隙間があった。
しゃがめば大人一人がなんとか入れるような小さな隙間。
いたずら好きの小さな子どもでもなければ誰もこんなところに入ることはないだろう。

(あっ、あれ・・・!!)
今にもオモラシをしそうな麻衣の前にとって予想外の発見。
(ここならもしかして・・・・・い、いや、駄目駄目!!)
物陰に隠れてオシッコをしてしまおうという思いがほんの僅かに麻衣の頭の片隅に現れた。
(なんてことを考えてるのよ!! トイレでもない場所でパンツを下ろせるわけ・・・。)
だが、余計なことを考えたのが悪かったようだ。
(あっ、あっ、ああっ!!)
麻衣はパンツの中に温かいものが広がるのを感じた。
遂にオシッコが漏れ出してきてしまったのだ。
(ど、どうしよう!! 漏れちゃう!?)
(駄目駄目駄目駄目駄目!! こんな人が多いところで漏らすなんて!!)
(トイレ! トイレでしないと!!)
(で、でもトイレは2階だし並んでるかもしれないし・・・・。)
(無理・・・・絶対無理!!)
(イヤッ!! こんな人の多いところで・・・・。
(も、もうしょうがない・・・・・こ、ここしかない!)
右手で前を押さえながら体を丸め麻衣は階段と棚のあいだの狭いスペースに入り込んだ。
そして、しゃがみこむ麻衣。
同時に足元には水溜りが広がっていった。
今まで必死に我慢していた液体が身体の外に出ていることが麻衣にも痛いほどわかっていた。
スッキリしたとかパンツが濡れて気持ち悪いとかは感じなかった。
ただただ、トイレでもない場所でオシッコをしてしまっていることへの罪悪感と羞恥心。
そして、耐え難いほどの恐怖心を感じていた。
パンツを脱ぐとかスカートを捲るとかそんなことは考える余裕もなくただただ無表情で麻衣は排尿を続けた。

(・・・・!!)
麻衣は無情表のまま、勢いよく顔をあげた。
緑色の服の男性が麻衣の方を向いていることに気づいたのだ。
麻衣は素早く立ち上がり、キャリーバックを持ったまま歩き始めた。
他人より膀胱が小さい麻衣。
漏らした量は少なかったが、膀胱はほぼ空になったらしく歩きながら漏らすことはなかった。

(とりあえずトイレに行こう!)
(もう、手遅れかもしれないけど・・・。)
(荷物があるし階段じゃなくてエレベーターで2階へ行こう。)
小学1年生のとき以来のオモラシ。男の人に見られたかもしれないという恐怖。パンツの中の濡れた感触の情けなさ。階段の下の物陰に残っているであろう恥ずかしい失敗の跡。様々な考えや感情が頭の中を駆け巡り混乱しつつある麻衣はトイレに行くという少し前までの目標をとりあえず達成しようとしているようだった。

エレベーターの前で立ち止まる麻衣。
こういうときに限ってなかなか来てくれない。

(あっ・・・・。)
自分の斜め後ろに緑色の服の男性がいるのがわかった。

(なんかやだな・・・・。)
麻衣はそう感じていた。

ようやくエレベーターが到着した。
しかし、麻衣はそれに乗らなかった。
なんとなくさっきの緑色の服の男性と一緒に乗りたくなかったのだ。

意味もなくエレベーターの後ろへと歩く。
当然そこからはエレベーターには乗れないし、階段もない。
麻衣はエレベーターが上がるのを確認すると再び元の場所に戻りエレベーターの到着を待った。

(さっきの人は・・・うん、いないみたい!)
麻衣は再度エレベーターを待ち、ようやく2階に上がった。

(どうしよう・・・・。)
(やっちゃったのよね・・・・。)
(トイレでもない場所で・・・・・。)
オモラシから時間が経過し次第に冷静さを取り戻しつつある麻衣。

(誰にも気づかれていない・・・・わけないよね?)
(少なくともさっきの人は気づいてるだろうし・・・・他にも気づいた人がいるかも・・・。)
(ホーム汚しちゃった・・・・。掃除の人には悪いことしたわね・・・・。)
(パンツが濡れて気持ち悪い・・・・。)
(スカートも濡れちゃってないよね?)

麻衣はエレベーターから降りると周囲に人がいなくなったことを確認し、両手でスカートを掴み広げた。
(平気・・・・かな?)
(少しくらいは濡れてるかもしれないけど黒だし目立たない・・・・。)
(不幸中の幸いね・・・。)

ホッとするのも束の間。
麻衣はさっきの緑色の服の男性がまた近づいてきていることに気づいた。
急いでスカートから両手を離すと歩き出した。

(スカートはOK・・・と。)
(パンツは・・・・しばらく我慢するしかないわね。)
(でもこれからどうしよう・・・・。)
(あっ、トイレあった・・・・。)

麻衣は駅の女子トイレを見つけた。
(もう手遅れよね・・・。)
(ここまで我慢できていれば・・・・。)
(とはいっても、ホームでもう漏れ出していたし無理な話だったのかもね・・・・。)
(どうしよう・・・・。いまさらトイレに行っても・・・・。)
(ううっ・・・。さっきの人がまだいる・・・。)
(心配しているのか物珍しいものを見ているつもりなのか知らないけど今はほうっておいて欲しい。)
(とりあえずトイレの中までは来ないだろうし・・・。)

麻衣は駆け足でトイレに飛び込んだ。

トイレの中には順番待ちの列が出来ていた。
(やっぱりこっちも行列か・・・。)
(どっちにしても間に合わなかったかな?)
(でも、ここなら男の人には見られなくて済んだかも・・・・。)
(ほかの並んでる人にバレないかな? ニオイとか平気かな?)
不安な気持ちで並び続ける麻衣。
しかし、なんとかバレることはなく自分の番になり個室に入った。
オシッコで濡れた黒のパンツを脱ぎ和式便器にしゃがみこむがオシッコはほとんど出なかった。
トイレットペーパーで濡れた部分を拭く麻衣。
そして、濡れたパンツを絞れるだけ絞ったあと拭けるだけ拭き、再び履いた。
それでもまだ冷たい濡れた感触が麻衣のお尻に伝わってきた。
自分がオモラシをしたことを再認識させられたようでたまらなく情けなかった。
そして、スカートやシャツを捲りあげてこれでもかというほど入念に汚れがないかをチェックした。

個室を出て手を洗った麻衣。
女子トイレを後にして改札を通ろうとしてスカートのポケットに手を入れた。
(えっ・・・!!)
ゴソゴソとポケットを漁るがあるはずのものが見つからない。
(切符がない! どこかで落としちゃったのかな?)
麻衣は焦った。
しかし、少し前に小学1年生以来の大失態をしたことと比べれば大したことではないと考え冷静さを取り戻した。
少し前の行動を思い出す麻衣。
電車の座席でもモゾモゾモジモジ。
駅のホームの物陰に無理やり入り込んでのしゃがみこみ。
個室での入念過ぎるまでのスカートのチェック。
怪しい場所が多すぎる。

(やっぱり落としたみたい・・・。)
(どうしよう・・・。これじゃ、出られない・・・・。)
(前の人が通ったあとに着いて行ったら・・・・駄目よね?)
(困ったわね・・・・・。)
途方にくれる麻衣。

(友達に聞いてみようかな?)
麻衣はポケットからスマホを取り出した。
そして、アドレス帳を開くが、そこで手が止まってしまった。
友達といってもそこまで親しい友達がいないので誰に電話すればいいか迷っているのだった。
(どうしよう・・・・。あの人・・・い、いやあの人かな?)
(うう・・・・。ダメダメ・・・!)
(やっぱりまず実家に電話してみようか・・・・。)
(メールの方がいいかな?)
(あっ! さっきの人がまだいる・・・。)
(とりあえずここを離れないと・・・。)

麻衣はJRとの乗り換え改札に行くと後ろの人に着いて改札を通過した。
改札扉が閉まり、キャリーバックが引っかかってしまったが、なんとか引っ張って通過した。

(ふう・・・・。あとはいつも乗ってる武蔵野線に乗れば実家まで帰れる・・・・。)
麻衣は少し安心した気持ちで武蔵野線のホームへの階段を上り始めた。


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DATE: 2014/11/07(金)   CATEGORY: クネクネ事件簿
涼谷花火大会クネクネ事件簿 略図
クネクネ事件簿 涼谷 一覧


①河川敷のトイレ
 河川敷にある小さな公衆トイレ。

  行列長さ:★★★★★  綺麗度:★★☆☆☆  和式:1 洋式:無

 事件簿6で星野愛美が利用する。しかし、和式便器を前にして限界になりピンクのロングスカートの下に履いていた 白と黒の縞模様のパンツを濡らす。
 事件簿7では島崎香澄が利用しようとするが長い列ができていたため並ぶのを断念。その後、先頭に割り込もうとするも失敗し、物陰での野ションを決意する。



②仮設トイレ
 花火大会に備えて河川敷に作られた仮設トイレ。

  行列長さ:★★★☆☆  綺麗度:★☆☆☆☆  和式:4 洋式:4

 事件簿2で中里理沙が利用しようとするが長い列ができていたため後回しにする。
 事件簿3では水田友美が利用する。しかし、洋式便器を前にして限界になり白の浴衣の下に履いていた赤のパンツを濡らす。 
 事件簿4では初島有里が利用しようとするが長い列と綺麗でなかったことなどから駅のトイレを目指す。



③公園のトイレ
 河川敷から少し離れたところにある公園の公衆トイレ。

  行列長さ:★★★☆☆  綺麗度:★★☆☆☆  和式:無 洋式:2(多目的1つ)

 事件簿4で初島有里が利用する。しかし、多目的トイレの洋式便器を前にして限界になり青の浴衣とその下に履いていた黒地に水玉模様のパンツを濡らす。



④コンビニ
 河川敷から少し離れたところにあるコンビニ。

  行列長さ:★★★★☆  綺麗度:★★★★★  和式:無 洋式:1

 事件簿1で川崎沙緒が利用しようとするが、長い行列に半分まで並んだところで限界になる。赤い浴衣の下に履いていた白のパンツを濡らし、コンビニの床に水たまりを作る。
 事件簿4では初島有里が利用しようとするが長い行列に並ぶ余裕はないと考え公園のトイレを目指す。



⑤百貨店
 河川敷から少し離れたところにある百貨店

  行列長さ:★★★★☆  綺麗度:★★★★★  和式:多 洋式:多

 事件簿2で中里理沙が利用しようとするが行列などの理由で限界になる。男子トイレに突入するも間に合わず、オレンジのワンピースの下に履いていた黒のレギンスと黒のパンツを濡らす。



⑥涼谷駅
 花火会場の最寄駅になる駅

  行列長さ:★★★★☆  綺麗度:★★★★☆  和式:多 洋式:多

 事件簿4で初島有里が利用するはずであったが、途中で限界になり予定を変更。
 事件簿5では川端麻衣が利用しようとするが長い列ができていたことなどから後回しにした事がのちのオモラシの原因となる。黒の吊りスカートの下に履いていた黒のパンツを濡らし、駅のホームに水たまりを作る。



☆河川敷の物陰
 コンクリートの壁と低い植木に囲まれた河川敷にある物陰

 事件簿7で島崎香澄が隠れて野ションをしようとする。しかし、失敗し、薄緑のズボンとその下に履いていた白のパンツを濡らす。


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DATE: 2014/11/07(金)   CATEGORY: クネクネ事件簿
涼谷花火大会クネクネ事件簿 まとめ
毎年たくさんの人が見物に来る涼谷花火大会。
当然中には尿意を催す者もたくさんいる。
花火大会の日には仮設トイレが設置されるがそれでも足りない。
特に女子トイレには長い列ができる。
河川敷の公衆トイレに仮設トイレ、公園のトイレに駅のトイレ。
さらには近くのコンビニや百貨店のトイレでさえも満杯になるのであった。
当然中には我慢が辛くなりもじもじくねくねしてしまう人もいる。
そんなクネクネちゃんのうち7人をここで簡単に紹介する。


◇事件簿1 川崎沙緒(24)

川崎沙緒は浴衣やガラスを触ったりして気を紛らわしながらコンビニのトイレで自分の番を待ち続けていた。
「うぅん・・・・・んんっ!」
今にも漏れ出しそうな猛烈な尿意に時折小さくうめき声を上げる沙緒。
(ああ、どうしよう、まだ前に5人もいるよ・・・。絶対ムリだよ・・・。)
自分の番まで我慢できそうにない。しかし、我慢できないとオモラシ。
(押さえたほうがいいよね・・・・。で、でも・・・・。)
オモラシ寸前まで追い込まれているにも関わらず未だに股間を直接押さえるのは恥ずかしい沙緒。
足踏みをしたい気持ちもぐっと堪えて、ただ、ジッと孤独に1人尿意と戦い続けていた。


◇事件簿2  中里理沙(30)

中里理沙は小さな百貨店でトイレを探していた。しかし、どうやら2階にしかないようだ。
キョロキョロと落ち着き無くあたりを見渡しながら焦る足取りで店内をひたすらに進む。
(ええっと・・・。2階・・・・2階に行くには・・・・。ああっ!! トイレトイレトイレ!!)
激しくなる一方の尿意に冷静さを失いつつもトイレがある2階へ行く手段を必死に探す理沙。
股間を手で押さえると多少尿意は治まるかもしれない。
しかし、30歳の女としてのプライドがそれを邪魔する。
(押さえたい・・・・押さえたいけど・・・・それはダメ!!)
前を押さえたい気持ちを必死にこらえる理沙。
先程まで前を押さえていたためワンピースに不自然なシワができていて見る人が見れば前を押さえていたことが丸分かりなのだがそのことにはまだ気づいていないようだ。


◇事件簿3  水田友美(17)

水田友美は河川敷の仮設トイレで自分の番を待っていた。
左手で浴衣の上からギュッと前を押さえこんでしまっている。
そうでもしないと浴衣の下に履いている赤のパンツをオシッコで濡らしてしまいそうなのだ。
(ああ・・・・、でも早くトイレしないと・・・・。)



◇事件簿4 初島有里(25)

初島有里は公園の多目的トイレのドアの前で前かがみになりながら足踏みの速度を早める。
今にもオシッコが漏れ出しそうなのだ。
(ああっ!! 漏れちゃう漏れちゃう!!)
実を言うと有里は本来であれば既にトイレに入っているはずであった。
自分の番になるまで軽い足踏みを続けながら耐えていたのだ。
しかし、後ろに並んでいたのは右手で前を押さえたままガニ股になり足踏みを続ける4、5歳くらいの小さな子供。
順番を譲って欲しいと言われて断れずに譲ってしまったのだ。
(うう・・・・どうしようどうしよう・・・・。)
有里は足踏みを周囲の男性に見られるのが恥ずかしいのか前かがみになったままトイレのドアを見つめながら右に左へと不自然に動き回りはじめた。もちろんそれで尿意が治まってくれるわけではない。


◇事件簿5  川端麻衣(19)

川端麻衣は前を押さえながら重いキャリーバックを持って駅のホームを走る。
(トイレ! 急がないと!!)
電車の中でずっとオシッコを我慢していた麻衣。
麻衣は昔からオシッコが近く早めにトイレを済ませるようにしていた。
その日も途中寄った涼谷駅のトイレで済ませておく予定だった。しかし、花火大会の影響で大行列ができていてできなかったのだ。
(あと、1分! い、いや30秒・・・・。いやそれすら無理かも・・・。もう漏れちゃいそう!!)
(今日はスカートだからトイレにさえ着けばすぐできるのに・・・・。)
駅のトイレに行くには階段かエレベーターで上に行かないといけない。
重いキャリーバックを持ったまま階段をゆっくりと登っていてはとても間に合いそうにない。
かといってエレベーターも人が多くすぐに乗れそうにない。
また、奇跡的にトイレにたどり着いたとしても、女子トイレには既に行列が出来ている可能性がある。
とてもトイレまで持ちこたえてくれそうになかった。
(で、でもこんなところで漏らすわけには・・・・。でもでもトイレまでなんてもうとても我慢が・・・・。)


◇事件簿6  星野愛美(21)

星野愛美は河川敷のトイレで足踏みをしながら自分の番を待っていた。
(漏れる漏れる漏れる!! トイレトイレトイレ!!)
今にも漏れ出しそうなオシッコ。愛美は一刻の我慢もならないという様子で体は前かがみにしだした。
隣では彼氏が心配そうな顔をしはじめた。
あと1人で愛美の番というときになり、遂に愛美は彼氏にもたれかかってしまった。
ふと、後ろを見ると5歳くらいの女の子がジーンズの上から前を押さえて我慢していた。
(私も・・・ああっ! ダメダメ!!)



◇事件簿7  島崎香澄(41)

「ちょっと! お父さん!! 片付けておいてっていったじゃないですか!!」
島崎香澄は足踏みをしながら声を張り上げていた。
オシッコが今にも漏れ出しそうなのにトイレは大行列。
仕方なく新聞紙で隠しながら物陰で済ませようと考えていたのだが、その新聞紙の上で旦那がビールを飲み続け、息子がDSをしているのだ。
「ああ、どうしたどうした?」
酔っ払いながら旦那が言う。
「どうしたじゃなくて・・・ああっ!! もうっ!!」
イライラしながら足踏みを続ける香澄。
家族が見ている前にも限らず右手で前を何度か押さえてしまっている。
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DATE: 2014/11/07(金)   CATEGORY: クネクネ事件簿
涼谷花火大会クネクネ事件簿7 島崎香澄(41)
 状況:花火大会にて
 人物:41歳自営業 島崎香澄
 時期:2010年7月
 服装:薄緑のズボン
     白のパンツ


島崎香澄は河川敷でレジャーシートと新聞紙を広げ、家族で花火を見ていた。
「ほらほら、もうそろそろその辺りでやめときなさいよ!」
香澄は花火を見ながら缶ビールを何本も飲んでいる旦那にそう言う。
「なーに言ってんだよ! いつも家族のために汗水たらして働いてるんだから酒くらい自由に飲ませてくれよ!」
旦那はビールを飲むのをやめようとしない。
「働いてるのはアタシも同じですよ! アタシは仕事だけじゃなくて料理や掃除、洗濯までやってるのよ!」
「ああ、そうだな! いつもごくろうさん! オメーも飲め飲め!!」
「アタシは飲みませんよ! 」
香澄は苛々しながら答えた。
(全く、人の気も知らないで・・・・。)

香澄もビールは嫌いではなかったが、今日は一口も飲んでなかった。
それどころか、麦茶やジュースも口にしていなかった。

(ああっ・・・。もう暑い!! 喉が渇いてしょうがないわね・・・。でも・・・・。)
去年の花火大会での出来事が香澄の脳裏に蘇っていた。
花火が終わったあと、トイレに行ったのだが、仮設トイレには長い列が出来ていた。
もじもじと足踏みをしながら列に並び続けなんとか自分の番まで耐えた香澄。
急いでドアを閉め、鍵をかけ、ズボンを脱ぐがそこで限界になり、パンツの中にオシッコを少しだけチビってしまった。
真っ白だったパンツにできた黄色いシミ。不快な臭いが漂う仮設トイレ。情けなくて泣き出したい気持ちになった香澄であった。
しかも、濡れたパンツの不快感に耐え、家族の元に戻った香澄を待ち受けていたのは「遅いぞ!」という旦那の声。

(ダメダメ・・・。もうあんなことは二度と御免だわ! 少しでも水分は控えないと・・・。)
そう考えて飲み物を口に入れたい気持ちをグッとこらえる香澄。
ガブガブと缶ビールを飲み続ける旦那が憎たらしくてたまらない。

「全く・・・・そんなに飲んでばっかりいたんじゃ、体に毒ですよ!」
「はんっ! 体のことなんて知らねーよ! どうせ人間死ぬときゃ死ぬんだ!」
「本当にもうっ! 年に1回は家族で出かけようとか言って、結局、自分が飲みたいだけじゃないのよ!」
「ははは、なに言ってんだよ! お前たちも楽しんでるよな! 花火見に行きたかったよな!」
そう自信満々に言うと旦那は子供たちの方に顔を向けた。
しかし、5歳の息子はDSに夢中になっていて何も答えない。
小学4年生の娘も無表情で花火を見続けている。

「・・・・ま、まぁ、ともかく、家族揃ってでかけることは大切だと思うぞ! おっと、ちょっとションベン行ってくるわ!」
旦那が空になった缶ビールを置いて立ち上がった。
息子もDSをレジャーシートの上に置いた。
「おっ、オマエも行くか? 」
息子は軽く頷いた。
「じゃあ、ちょっと行ってくるから!」
そういって二人は歩いて行った。

(全くもう・・・! あっ・・・・・やだぁ・・・・。アタシまでしたくなってきちゃった・・・。)
香澄は尿意を感じ始めた。

(あとどれくらい続くんだろう・・・・。早く帰りたい・・・・。)
15分くらい歩いたところにある香澄たちの家。
家族を待たせて長い仮設トイレの列に並ぶより家のトイレまで我慢しようと香澄は考えていた。
(うう・・・。この調子だと家に着く頃には結構、限界になっていそうね・・・。)
(2人が戻ってきたらトイレに行ったほうがいいかな?)
(ああ、でも並んでるだろうし、家まで我慢しようかしらねぇ・・・。)
そんなことを考える香澄。


『ただいまを持って、今年度の涼谷花火大会は全て終了となります。』
花火が終わり、アナウンスが流れた。
2人はまだ戻ってきていない。

(まだかしら・・・・。早くトイレ行きたいんだけど・・・・。)
尿意が強くなる一方の香澄。
(まだ平気よね・・・・。家に着くまではなんとか持ちこたえられそうよね・・・。)
(早く戻ってきてくれないかしら・・・。)

香澄は空の弁当箱や紙コップ、空き缶をゴミ袋にまとめ始めた。
少しでも早く家に帰れるようにとの考えからだった。
(ああっ、急がないと・・・・。)
焦りながら荷物をまとめる香澄。

ようやく2人が戻ってきた。
(やっと来た!)
「おお、お待たせ! なんだよもう片付けちゃうのか?」
旦那が言った。
「だってもう花火終わったでしょ! 帰るわよ!」
一刻も早くトイレに行きたい香澄はイライラしながら言った。
「もう、少し飲ませてくれよ!」
「ダメに決まってるでしょ! またお酒だなんて・・・・・やっ!!!」
香澄は尿意に体をピクリと震わせた。
(もーっ! 早く帰りたいのに!!)
(ああーっ! もうっ! こんな調子じゃいつ、家に帰れるかわからないじゃないの!)
(トイレ行きたいのにー! ああっ、トイレトイレー!!)
(しょうがないわね! もうこうなったら家のトイレは諦めよう!!)

「そうだ! トイレどこにあったの!?」
イライラしながら聞く香澄。
急速に高まってきた尿意で足は落ち着き無く動き出し足踏み状態になりつつあった。
「あっ? 便所か? そんなら見つからなかった。」
「ええっ!?」
「探してもなかったから、向こうの河原のところに2人で並んで立ちションだよ! なあっ!」
旦那は息子の方を向いて笑いながら言った。

(ちょ、ちょっとぉ!!)
香澄は叫びそうになった。
(なによ!! 散々待たせておいてそれはないでしょ!!)
(人がこんなに我慢してるのにぃ!!)
(ああっ、それよりトイレ! もう家までなんて我慢できないし・・・・。)

「アタシたちもトイレ行ってくるから! ほら、あんたも麦茶飲んでたからトイレ行きたいでしょ!」
小学4年生の娘を睨みつけながら香澄はそう言った。
「アタシたちが戻ってくるまでにちゃんと荷物を片付けておいてよね!」
そう言うと香澄は娘と一緒に早足で歩き始めた。

(えっと・・・・・。あっちの方にはトイレないって言ってたしこっちかな?)

河川敷には公衆トイレが1つと、仮設トイレ4つが設置されていた。
仮設トイレは和式と洋式が2つづつで合計4つの個室があるため列は短めだった。
だが、公衆トイレは1つしか個室がないため列はかなり長かった。
そして、運が悪いことに香澄たちは長い列のある公衆トイレがある方に向かってしまっていた。

(あ、あれみたいね!)
トイレらしき建物を見つけた香澄。
それと同時にさらに強さを増す尿意。
思わず前を押さえそうになるのを理性でなんとか堪える香澄。
(まだ・・・・まだダメ・・・・。我慢我慢・・・・。)
トイレを見つけるまでがゴールではない。
順番待ちの列に並び個室に入り、お尻を包み込んでいるパンツとズボンを脱ぐまで我慢は続く。
しかしわかってはいてもトイレが目に入ると気が緩んでしまう香澄だった。

(うう・・・。やっぱり並んでいる。)
激しい尿意で顔を歪ませていた香澄だったがさらに表情を険しくした。
予想よりもトイレの列が遥かに長かったのだ。

(ああ、もうっ・・・・なんで!?)
(こんなにトイレ行きたいのに・・・・!)
(あっ! そっかこの前は花火の途中だっけ・・・・?)
(他にトイレないの!?)
(ああっ! ダメダメ! 探している余裕なんてない!)
(それに他のところも並んでいるだろうし・・・・。)

歩きながら不安になる香澄。
そこに追い討ちをかけるかのようにある事実が香澄の前に突きつけられた。

(えっ! うそ!? これトイレ1つしかないの!?)
香澄は公衆トイレの個室が1つしかないことに気づいた。
既に30人近い人が列を作っているのが香澄にもわかった。
それなのに個室はたったの1つだけ。

(1人あたり1分で終わるとしたら30分・・・。)
(いや、我慢している人が多いだろうしそんなに早く終わらないよね・・・・。)
(仮に1人あたり2分で終わるとしたら・・・・いっ、一時間!?)
香澄は頭の中が真っ白になりかけた。

(そんなに我慢できるわけないじゃないの!)
香澄の脳裏に去年の花火大会の出来事が思い浮かぶ。
仮設トイレの中でパンツを濡らしてしまった時の絶望感。
不快感に耐え濡れたパンツを履き続けないといけない情けなさ。
(またあのときと同じことを・・・・!)
香澄の頭の今度は別の光景が思い浮かんだ。
列に並んでいる途中でパンツとズボンを濡らしてしまう光景だ。
(い・・・いやっ!!)
足をはやめる香澄。
パンツを濡らしただけでも恥ずかしく情けないのにズボンまで濡らしてしまいたくはない。
しかも、ズボンを濡らしてしまっては自分の恥ずかしい失態がバレバレだ。

香澄は行列の先頭に来た。
暗くてどちらが先頭だかわからなかったわけではない。
トイレの順番を譲ってもらおうとしたのだ。
(恥ずかしいけど・・・・。)
小さな子供ならともかく大人である香澄が”我慢できないので先に入れてください”というのは恥ずかしかった。
だが、今にも漏れ出しそうなオシッコをなんとかする方法を香澄は他に思い浮かばなかったのだ。

「あ、あの・・・すみません!」
行列の先頭にいる若い女性に香澄は話しかけた。
女性は不機嫌そうな顔で香澄の方を向いた。

(先に入れてください・・・・って言わないと!)

香澄はそう強く思った。
だが、声が出てこなかった。
そんなことを言うのはいつくらいぶりだろうか?
小学校時代は休み時間にオンボロ校舎の女子トイレにできる長い列にいつもずっと耐えていた。
家族で旅行に行った時もレジャー施設にある女子トイレにできた長い列に耐え自分の番を待っていた。
それなのに41歳にもなった今。
トイレの順番を待てずに先に入れてもらおうとしている。
恥ずかしさで躊躇わないはずがなかった。

「えっと、この子がトイレしたいみたいで・・・・ちょっと、先に入れてもらえませんか?」
香澄はそう言った。
もちろん嘘だ。隣にいる小学4年生の娘は特に切羽詰った様子は見られない。
無表情で香澄をにらみつけている。
小さな子供でもないのにトイレが我慢できないというのは恥ずかしいという気持ちからつい口から出てしまった嘘だった。

「後ろ並んでるんで後ろにお願いします。」
若い女性は無表情のままそう言った。
(なによ! 並んでいるのはわかっているのよ! もうっ!)
「その・・・・。この子がもう、我慢できないみたいで・・・・。」
香澄はイライラしながら娘の方を指差して言い続けた。
足踏みをしたい気持ちと前を押さえたい気持ちを必死に押さえつける。
(もうっ・・・!! そんなに余裕のある表情ができるなら変わってくれてもいいじゃないの!)
そう思いながら女性からの返事を待つ香澄。
しかし、その返事は香澄の予想とは違うものだった。

「いや・・。そのちゃんと並んでくれませんか? 並んでいるから!」
若い女性は強い口調で言った。
早めにトイレに行っていた女性だったが長い列に並んでいることで限界が近づいていた。
特に自分の番が次となった今、仕草には見せないがかなり我慢が辛くなっていた。
長い待ち時間と尿意でイライラしているところに突然順番を譲って欲しいと言ってきた見ず知らずの人間。
順番を譲るはずがなかった。
ましてや自分の後ろにも同じように我慢している人がいるかもしれない。

(ああっ! もうっ!!)
だが、そんなことは考える余裕もない香澄。
(こんなととから最初から並んでいればよかった!)
香澄は行列の後ろへと走った。

「あっ! お義母さん・・・。」
行列の最後尾には香澄の義理母が並んでいた。
「あら?香澄さん・・。どこに行っていたの?」
質問される香澄。しかし、順番を待ちきれず割り込もうとしていたとは言い出せなかった。
「いや・・・。その・・・ちょっと・・・・。お義母さんもトイレですか?」
「ああ、待っていてもあれだしと思って・・・。」

並び続ける香澄。
しかし、早くも限界が近くなってきた。
このまま並び続けていても途中でパンツとズボンを濡らす未来しか香澄には見えなかった。

(どうしようこのままじゃ・・・・トイレ!!)
早くトイレがしたくてたまらない香澄。
1秒でも早くトイレに入りズボンとパンツを脱ぎたい。
しかしただ1つだけのトイレには長い順番待ち。
他のトイレは見つからない。

(もう無理・・・。こうなったら・・・。)
香澄は遂にトイレに入ることを諦めようとしていた。
「ね、ねぇ、お義母さん・・・。どこか物陰になるところないかしら?」
「えっ? 物陰・・・。なんだっていきなり・・・・。あ、あんたまさか?」
「このまま並ぶと時間かかるから・・・その・・・どこかで・・・。」
「どこかでって言っても・・・・。並びましょうよ・・・。」
「そんなこと言っても・・・もう、我慢できないから!」
香澄は足を交互に動かしながら言った。
両手はお腹を触ったり、腰を触ったり、足を触ったりと落ち着きがない。
本当であれば股間を思いっきり押さえたいのであるが義理母の前では恥ずかしいようだった。

「しょうがないわね・・・。みんなもう帰りつつあるみたいだから河原の方は人があまりいなくなっているんじゃないかねぇ・・・。ウチももう帰る準備をしているだろうから下に敷いてた新聞紙とかで隠しながら河原の方でしてきちゃいなさい。」
義理母は言った。
香澄は小さく頷くと早歩きで河原へと向かった。

(急げ急げ・・・トイレトイレトイレ・・・・もうトイレじゃないけどトイレ!!)
(新聞紙を回収して河原に行って人の少ないところを探して・・・・。)
(そしたらズボンとパンツを急いで脱いで・・・・そう! それまでならなんとか我慢できそう!!)
ズボンとパンツを濡らさないための最後の手段を頭に浮かべつつ香澄は歩き続けた。

「ええっ!!」
香澄は再び絶望した。旦那がまだシートを広げたままビールを飲み続けており、息子はDSをしていた。
「ちょっと! お父さん!! 片付けておいてっていったじゃないですか!!」
思わず白のパンツを黄色く染めそうになりながらも香澄は声を張り上げた。
「ああ、どうしたどうした?」
酔っ払いながら旦那が言う。
「どうしたじゃなくて・・・ああっ!! もうっ!!」
イライラしながら足踏みをする香澄。
家族が見ている前にも限らず右手で前を何度か押さえてしまっている。

「香澄さんがお手洗いを我慢できないみたいだから・・・もう帰るから新聞紙いらないわよね?」
義理母が新聞紙を持ち上げたたみ始めた。
「ああ? なんだションベンかよ?」
旦那もようやく立ち上がり、荷物をまとめはじめた。
「おいおい・・・。物陰でするつもりか?」
「だって、もう限界だからしょうがないでしょ!」
香澄は足踏みを続けながら言った。

「ほら、あんたも手伝って! いつまでDSやってるの!」
DSに夢中になっていた息子もようやく立ち上がった。

「ションベンなら向こうの方の物陰がちょうどいいかもな? コンクリの壁と植木に囲まれているし・・・。」
そう言って旦那が歩き始めた。
香澄もついていく。
他の家族も荷物をかかえて追いかけていった。

河原に近づく香澄とその家族。
その場所は確かに”ちょうどいい”場所であるようだった。
一方はコンクリートの壁、もう一方は低い植木。
視界を遮る壁と木に囲まれた狭い場所。
いかにも野ションに最適な場所という感じだ。

(ここならなんとか・・・。)
(本当はトイレの方がずっといいけど・・・・しょうがないよね!)
香澄は次第に野ションをする決意を固めつつあった。

(人もいなそうだし・・・・。)
(あっ、でも・・・。)
香澄は後ろを歩いている緑色の服の男性に気づいた。
家族だけならともかく知らない人に野ションを見られたくなはい。

「先にお兄さんを通してあげて!」
香澄は言った。
緑色の服の男性が歩いて行っていなくなってから野ションをしようと考えたのだった。

家族たちは道の端っこに移動し、男性はその隣を通って歩いて行った。

(よし・・・これでやっとできる!!)
香澄はズボンのホックに手をかけ素早く外しファスナーを降ろした。
そして、薄緑のズボンと白のパンツを掴むと同時に引き下ろした。
お尻を丸出しにし地面の上にしゃがみこむ香澄。

「はい! 新聞紙!」
義理母から新聞紙を受け取ると香澄はそれで前を隠した。
いくらなんでも夜空の下でズボンもパンツも履かずにオシッコをするのは気が引けた。

(恥ずかしくて顔から火が出そう・・・でも、なんとか漏らさずに・・・・!)
我慢に我慢を重ねたオシッコを予想外の場所でとはいえようやく出せると安堵しつつあった香澄。
しかし、何気なく後ろを見てしまう心臓が止まりそうになってしまった。
先ほどの緑色の服の男性と目が合ってしまったのだ。

(な、なんで!?)
香澄の頭の中に様々な考えが飛び交う。反射的に新聞紙を後ろに動かし丸見えだったお尻を隠した。
(よくよく考えてみればこんなところにいる方がおかしいのよ!)
(みんな花火を見終わって帰っているのになんでこのお兄さんだけここに・・・。)
(わざわざこんなところに来るってことは・・・。)
(み、見られてる!?)

思わずズボンとパンツを引き上げてしまった香澄。
しかし。

(あっ・・・・ああっ・・・!!)

我慢に我慢を重ねたオシッコは今度ばかりは止まってくれなかった。
白のパンツを黄色く染め、薄緑のズボンにも大きなシミを作っていった。
先ほどの男性こそいなくなってはいたが、家族たちは驚いた様子で香澄のオモラシを見つめていた。

(うっ、ううっ・・・・。)
結局香澄の願いはほとんど叶わなかった。
ズボンとパンツを濡らしたくないという願いも。
トイレの個室まで我慢してお尻を出したいという願いも。
家族に失態を見られたくないという願いも。

泣き出しそうになる気持ちを必死に堪える香澄。

しかし、香澄の不幸はこれで終わらなかった。
小学4年生の娘に”あんたも漏らす前にしていきなさい!”と必死に野ションを勧めたが娘は拒否し続けた。”漏らしても知らないんだから!”と強がる香澄だったが、娘はその後家のトイレまで我慢してしまう。小学4年生でもトイレまで我慢したのにと例えようがないほど情けない気持ちになる香澄であった。


(この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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