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DATE: 2016/04/15(金)   CATEGORY: 現代風の物語
5月1日 それぞれの我慢

 ゴールデンウィーク初日。
 行楽地へ向かう道路は大渋滞となってしまいました。
 そして道路沿いにあるコンビニではトイレまでもが大渋滞となってしまっています。


(まだなの・・・・。早くして!)

左手でスカートの上からオシッコの出口を押さえながら必死に祈る私。
足は自然と駆け足になってしまいます。

(もう、ダメ・・・・。オシッコ出ちゃう!!)

あきらめそうになるけど、あきらめらてはいけません。
私はもう小学2年生。
お姉さんになって1年生の面倒を見なければいけないのにオモラシなんてできません。

(ああ・・・・。でも・・・・・。)

小学校に入ったばっかりの時のことが頭に浮かびました。
急いでトイレに行ったために焦ってうまくズボンが脱げずに、少しだけパンツを濡らしてしまったことがありました。

(ダメ!! あんな失敗はもうしちゃダメ!)

ですが、その時よりもオシッコがしたい気持ちはずっと強くなっています。
今にもパンツとスカートの中にオシッコが飛び出してしまいそうです。

(絶対にダメなんだから・・・・もし、漏らしちゃったりしたら・・・・。)

小学生にもなってオモラシした子なんて私のクラスにはいません。
隣のクラスではバカな男子が漏らしたらしいけど・・・・。

(ガマンガマンガマンガマン!! トイレで・・・なんとしてもトイレでお尻を出すまでガマンしないと!!)

必死にそう思い、前を押さえてバタバタと足踏みしながら必死に私はオシッコと戦い続けます。





(ああっ・・・・・もうっ!!)

イライラしながら順番を待ち続ける私。
足踏みしたい気持ちに必死に耐える。

(トイレ・・・・・トイレしたい!!)

私は今、オシッコが漏れそうなのだ。
早めに行っておけばと思ってももう遅い。

(トイレ空いてもこの子が先なのよね・・・・・。)

私の目の前には小さな女の子が、バタバタと足踏みをしながら手で股を押さえて順番を待っている。
この子もオシッコを我慢しているのだろう。

(先に入って・・・・。)

高校2年生として許されざる最悪な考えが頭によぎる。
いくらオシッコが漏れそうだからって小さな女の子を押しのけてトイレに割り込みするなんて・・・・。

(でも、小学生くらいなら・・・・。)

小学校低学年ならオモラシしても少し怒られるくらいだろう。
対する私は高校生。小さな子供でもなければ寝たきりのおばあさんでもない。
こんな年になってトイレが我慢できずオモラシだなんて一体どう思われてしまうのだろう。

(なんとしてもトイレでしないと・・・・でも、さすがに割り込みは・・・・・。)

葛藤する私。
思い出されるのは友達と遊びに行った去年の出来事。
なかなかトイレと言い出せず、デパートのトイレに着いた時に少しチビってしまった。
そのときと同じくらい辛い。
しかも、並んでいると尿意の上昇が遥かに高い。

(オシッコ! オシッコしたい!!)

前に並んでいる女の子のように足踏みをしたり股を押さえたりしたくなるが、高校2年生としてのプライドがそれを邪魔する。
ショートパンツを掴み、上に引っ張り上げ、間接的に出口を押さえることでなんとか妥協し、必死に尿意と格闘する私。




(オシッコしたいのにぃ・・・・!!)

両手でデニムの上からオシッコの出口を全力で押さえる私。
恥ずかしさと情けなさとで泣きたい気持ちだ。

(おトイレ目の前なのに・・・・。)

長い列に並びようやく迎えた自分の番。
すぐ後ろではドタドタと足踏みをしながら待つ小さな女の子。
それに加えてわたしの膀胱も限界寸前だった。
急いでトイレを済ませないとと思ったが焦ってしまいデニムの紐がからまってしまったのだ。
トイレを目の前にして気が緩んだのか下着が僅かに生暖かく濡れるのを感じた。
右手で前を押さえながら片手で紐と格闘するも余計に状況は悪化するばかりだった。

(漏れちゃう・・・・・いや、もう漏れちゃってるかも・・・・。)

中学3年生にもなってオモラシだなんて恥ずかしすぎる。
なんとかデニムにまで広がる前に脱がないと・・・・。

(お願い・・・・とれて!!)

足をすりすりしながら1分ほど前を押さえたあと、手を離し今度は両手で紐をほどこうとする。
しかし、やはりうまくいかない。

(あっ・・・!!)

再びオシッコが漏れ出しそうになり紐から手を離し股間を押さえる。
今度はなかなか収まってくれそうにない。

(どうしよう・・・これじゃいつまで経ってもおトイレできない・・・・。でも、脱がないと・・・・。)

一体、どれだけ耐えればオシッコができるのか?
そもそも無事にトイレにすることができるのか?
私はもう後ろに並んでいる女の子のことなど考える余裕もなくなっていました。

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DATE: 2016/04/08(金)   CATEGORY: 現代風の物語
4月27日 それぞれの我慢
 桜の季節。
 お花見スポットとして有名なこの公園には大勢に人が集まっています。
 そのため公園にある小さなトイレ、特に女子トイレは大行列になってしまいました。

4月27日13:20

 「並んでますねぇ・・・。」
 「そうですね・・・。」
 「結構待ちそうな感じですよね・・・。」
 「さっき出てきた人は40分くらい待ったって言ってましたね。」
 「ええっ! そんなに!?」
 「ちょっと信じられないですよね。」
 「ですよね! もっとトイレ増やしてくれればいいのに・・・・。」
 「そうですよね・・・・。実は私もう結構やばくって・・・。」
 「私も! 同じ大学の人とお花見に来たんですけどこんなにトイレが混んでるとは思いませんでした。」
 「大学生? 実は私も大学のサークルでお花見だったんです!」
 「えっ! そうだったの!? 偶然ですね!」
 「サークルの男どもが飲め飲めってうるさいのよね・・・・自分たちのトイレは混んでないからって・・・。」
 「あっ! うちもうちも! 自分でたくさん飲んでおいて我慢できないからって立ちションしてくる男がいるのよ! 信じらんないよね!」
 「そうそう! 男はずるいよね! アタシらはどんなに並んでてもトイレまで我慢してしてるのにね!」
 「だよねー!! トイレじゃないところでするなんて信じられないよね!」
 「ああ、でもちょっと羨ましい・・・。本当にもうヤバイかも・・・。家出るまえに急いでてトイレいけなかったのよね!」
 「同じ同じ!! 家出る前にトイレしておこうと思ったけどオールインワンの服着ちゃったから面倒かなと思ってしてこなかった! ああ、あのときしておけば・・・。」
 「ウソー!! 仲間じゃん!! すごい偶然!! 」
 「だよねー!! 今日初めて会ったとは思えないよね!!」
 「ほんとほんと!! ああ、でもマジでヤバイ・・・漏れそう!!」
 「私も私も!! 膀胱がもう爆発しちゃいそう!」
 「でも外でなんてできないよね! トイレでしないとね!」
 「もちろんだよ! 一緒に頑張ろう!」
 「うん! 二人で一緒に我慢だね! 絶対に漏らしちゃだめだよ!」
 初対面同士の女性たちが協力し合う光景。この日だけでもいくつかの場所で発生していた。
 

4月27日14:10

「並んでるねぇ・・・・。」
「そうね・・・。」
2人の大学生が話している。
2人は初対面ではない。大学に入学してから3年間にわたって付き合いがある。
「結構待ちそうだよね。」
「そうね。我慢できそうにないなら物陰でしてきたら?」
「は? なにいってんの!?」
「だってあんた漏れそうなんでしょ?」
「えっ? なにいってんの!? バカなのあんた!?」
「じゃなんでそわそわしてるの?」
「はっ? しっ、してないし!」
顔をこわばらせる大学生。
周囲からばれない程度に足をすりすりとわずかに動かして尿意をごまかしていたのだが隣に並んでいる彼女だけには気づかれていた。
(んんっ・・!!)
足の動きを止め気を付けの姿勢をとるがじっとしていることで限界寸前の尿意がさらに彼女を苦しめる。
(ヤバイ・・・・・ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!! 漏れちゃう漏れちゃう!! どうしよう・・・・大学生にもなって漏らすわけには・・・・・しかもこんなに人が多いところで・・・・やっぱいっそのこと物陰で・・・・ダメダメ!!  あのバカの言うことを聞くわけには・・・・あっあっあっあっ漏れる・・・漏れちゃう!! ・・・・・じっとしながらトイレ我慢するのがこんなにつらいなんて・・・・くそっ・・・・あのバカ女さえ余計なことを言わなければまだ・・・・あ、あれ?)
あることに気づいた彼女。
「なんであんた足交差させてるの? あんたこそ漏れそうなんでしょ?」
もう1人の大学生が足をガッチリと交差させていることに気づいて言った。
「はぁ!? ふざけないでよ!」
そういって足のクロスを解く大学生。
しかし同時に顔をこわばらせ右手で数秒ほど股間を押さえた。
「ちょっと! どこ触ってるの!? そんなに漏れそうなの!? あんたこそ物陰ででもしてきたら!?」
ここぞとばかりに反論する大学生。
「う、うるさいわね! ちょっとシワができてたから伸ばしただけだし!」
そういうとその場で直立不動の体制をとる大学生だったが表情は険しいままだった。
(くううっ!! 出る・・・・・出ちゃう!!!! ああっ・・・・・ダメダメダメ!! 出ちゃダメ・・・・トイレでパンツを脱ぐまで出ちゃダメ・・・・大学生なんだからトイレまでちゃんと我慢しないと・・・・ああ、でも出したい・・・今すぐパンツを脱いで出しちゃいたい・・・。どこか物陰で・・・い、いや絶対にダメ!! せめてあいつが物陰でしてくれればまだ・・・・・ああっ! 漏れそうなのに内股になれないのがこんなにつらいなんて・・・・もうっ・・・・あのバカが余計な事を言わなければ・・・。)
(今はじっとしているみたいだけど前を押さえてたってことはあいつもかなり限界みたいね・・・・むしろ私より限界そう・・・。あいつが先に物陰でしてきたら私もしちゃおうか・・・・・ああっ! ヤバイヤバイヤバイ!! でも、我慢・・・・・アイツより先に尿意に負けるわけには・・・・。)
(今は余裕そうな演技をしているけどずっとそわそわしてたしあのバカの方が先に限界になるだろうな・・・・あのバカに負けるわけにはいかない・・・・あいつが物陰でしてきたら私も・・・・。)
(漏れる・・・・漏れる漏れる漏れちゃう!! もうあいつが漏らしたら私も漏らしていいかな・・・い、いやせめて物陰で・・・・どっちにしてもあいつよりも我慢しないと!!)
(出る!出る出る出る出る出ちゃう!! あのバカが漏らしたら私ももうここで・・・・・ダメダメ物陰で・・・・・と、とにかくあのバカより我慢してから考える!!)
(あいつには・・・・。)
(あのバカには・・・・。)
(楽してコネで就職するような女には・・・。)
(名前を書いただけで内定をもらえるような会社に受かって喜んでいるようなバカには・・・・。)
(・・・・負けない!!)
(・・・・負けられない!!)
大学に入学していらいの仲だった2人だったが就職に対する意見の食い違いなどがあり関係が若干ギスギスしていた。
初対面同士の女性たちが協力し合う一方で対立するものたちも少なくなかった。
(足を動かしたい・・・クロスさせたい・・・・折り曲げたい・・・・飛び跳ねたい・・・・バタバタさせたい・・・歩き回りたい・・・・かかとで押さえたい・・・・ポケットに手を入れて押さえたい・・・・できることなら・・・・もう手で直接押さえたいよぉ・・・・・でもダメ!!! もうっ・・・!! 見てんじゃねーよ!!!)



4月27日15:40

 「もう漏れちゃうよー!!」
 スカートの上から股間を押さえバタバタと足踏みをする女子大生。
 「ちょっと恥ずかしいから大声で言わないでよ!」
 隣で顔を真っ赤にして叫ぶ女子大生。
 「そんなこといわれても本当にもう漏れちゃいそうなんだもん!!」
 スカートの女子大生はバタバタと足踏みを続ける。
 「もう!! うるさい!! あんたには恥ってものがないの!?」
 不機嫌そうに叫ぶ隣のジーンズの女子大生。
 (私だって漏れそうなのに・・・。飲んだ量もトイレ済ませた時間もほとんど同じなのよ・・・・。)
 そう、もう1人の女子大生も膀胱に限界寸前の尿意を抱えていたのだ。
 (ああもう私ももう限界かも・・・・押さえると楽に・・・・・ダメダメ!! こんなに人が多いところで!! それに・・。)
 「もう、いや!! オシッコしたいー!!」
 再び隣で叫ぶスカートの女子大生。
 視線が集まるのを感じるジーンズの女子大生。
 (せめてこのうるさいのさえいなければ少しくらいは押さえても・・・・・ああもうっ!! こっちの気持ちにもなってよ!!)
 情けない気持ちになる。
 (本気で我慢できないなら物陰ででもしてくればいいのに・・・スカートなんだし・・・・。私はジーンズだから丸見えになっちゃうからトイレでしかできないのよ! それに漏らしたら目立っちゃうし・・・って大学生にもなって漏らなんて・・・・ああ、でもでも本当にもうヤバイかも・・・。)
 そんなことを考えながらジーンズに包まれたお尻をわずかにひくひくさせながら永遠にも思える長い時間を孤独に耐えるのでした。
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DATE: 2016/04/01(金)   CATEGORY: 現代風の物語
4月26日 それぞれの我慢
 桜の季節。
 お花見スポットとして有名なこの公園には大勢に人が集まっています。
 そのため公園にある小さなトイレ、特に女子トイレは大行列になってしまいました。

4月26日13:50

  (我慢我慢がまんがまん・・・・・。)
 長いトイレの列に並ぶ女子大生。
 限界が近いのか周囲の目を気にしながらもお尻をもぞもぞさせている。
 (うう・・・。ビール飲みすぎたかも・・・・・オシッコしたい!)
 (こうなったら物陰で・・・って何考えてるの!)
 (トイレ! トイレでするのよ!)
 (いつになるかわからないけど・・・・・自分の番まで我慢!)
 前に並ぶたくさんの女性をにらみつける。
 (長い・・・・長いけど必ずいつかトイレに入れるはず!)
 (そうしたらスカートをまくってパンツを脱いで・・・・。)
 (なんの遠慮もなく思いっきりオシッコができる! もう我慢しなくていいのよ!)
 (きっと気持ちいだろうなぁ・・・・。)
 (すっごく並んだんだもん! 少しくらい遅くなってもいいよね! 思いっきり心の奥底まで満足できるまでゆっくりオシッコしてこよう!)
 (膀胱が空っぽになってもうこんな惨めな我慢をしなくていいのよ!)
 (そしたらまたビールを好きなだけ飲もう!)
 (それまでの我慢! 我慢すればスッキリできるからそれまで我慢!)
 


4月26日14:20 

 (我慢我慢がまんがまん・・・・・。)
 長いトイレの列に並ぶ女子大生。
 しゃがみこんでじっとしている。
 (なんでこんなに並んでいるのよ・・・・。もう、漏れちゃう・・・・。)
 (どうしよう・・・。他のトイレもきっと混んでるだろうし、トイレじゃないところでズボンを脱げるわけないし・・・・。)
 (でもこのままじゃズボンを履いたまま・・・・ああ、それは絶対にダメ!)
 前に並ぶたくさんの女性をにらみつける。
 (我慢! ガマン! がまんしないと! 自分の番までオシッコ我慢!)
 (大学生にもなってオモラシなんて絶対にダメ!)
 (真っ白なズボンを汚したところを想像するのよ! これ以上にないほどかっこ悪いし気持ち悪くてしょうがないでしょ!)
 (並んでいる他の人から笑われる・・いや、きっと軽蔑されるわ! 面白がって写真を撮ろうとする人もいるかもしれない!)
 (大学でもきっと噂になる・・・オモラシをした人だって・・・・。)
 (絶対にダメ! 自分の番まで我慢しないと・・・・そうしないと私の人生は終わりよ!)



4月26日15:40

 (我慢我慢がまんがまん・・・・・。)
 長いトイレの列に並ぶ女子大生。
 トントンとせわしなく足を動かしながら隣に並んでいる友達に話しかける。 
  「どうしよう・・・・。もう漏れそう・・・。」
 「ええっ!? ちょっとやめてよ!」
 「我慢しないとダメだよね?」
 「当たり前でしょ!」
 「漏らしたら引くよね?」
 「引くわよ! 我慢しないとダメだからね!」
 「わかった・・・・でももう漏れちゃうー!!」
 「やめなさい! ちゃんと我慢しないと絶交だからね!」
 友達とそんな話をしている。
 (ほら・・・友達もそう言ってるよ・・・。絶対に我慢しないとダメ・・・・! 漏れちゃいそうだけど・・・オシッコしたいけど・・・・トイレまで我慢! 我慢できないけど我慢!!)
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