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社会人1年生と小学1年生
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DATE: 2016/05/03(火)   CATEGORY: 現代風の物語
5月2日 それぞれの我慢
  多くの人が行きかうオフィス街にあるターミナル駅。
  普段から多くのサラリーマンであふれる朝。
  ゴールデンウィークの間にある今日は若い旅行客も加わり大混雑となりました。
  駅のトイレ。特に女子トイレには長い列ができています。


 (うう・・・。お手洗いがこんなに行列にしているなんて・・・。)

 早めに済ませておかなかったことを激しく後悔する私。

 (どうしよう・・・このままでは・・・。)

 泣き出したい気持ちになります。
 普段からお手洗いが近い私。
 学校での授業中や行事の途中に必死の思いで我慢したことは何度もあります。
 本当のことを言うと・・・・・個室に入った時にはもう限界で・・・・ほんの少しだけ下着を汚してしまったことも何回かあります。

 (でもこんなに並んでいるのは・・・。)

 今までにない経験です。
 すぐに入れても危ないかもしれない状況なのにこんなに並ばないといけないなんて・・・・。

 (でも並ばないと・・・我慢しないと・・・・。)

 トントンとその場で足踏みを始めてしまう私。
 小さいときはよくこうやって我慢していました。
 でもまさか中学生にもなってしてしまうなんて・・・・。
 恥ずかしくてたまりませんが足の動きを止めてしまうと取り返しのつかないことになってしまいそうです。
 それこそ中学生として・・・いえ、人間として絶対にあってはならない失敗を・・・。

 (あ・・・前に・・・・。)

 列が大きく進みました。
 ゆっくりと足を大きく上げながら前に進みます。
 歩いていると気がまぎれるのですが再び列は進まなくなりました。
 そして再び足踏み。
 なんとかして止めようとするのですが今度はお尻がもぞもぞと動き出してしまいます。
 水色のロングワンピースの裾が大きく右へ左へ動きます。
 背中にある大きなリボンも情けなくユラユラと動いてしまっていることでしょう。

 恥ずかしさを和らげようとその場でグルグルと歩き回りました。
 後ろには小学校低学年くらいの女の子がいました。
 じっとこちらを見ています。

 (こんなに小さな子でもじっと自分の番を待っているのに・・・・。)

 中学生の私が落ち着きなく歩き回ったりお尻を揺らしたりしている。
 この事実が情けなくてたまりません。
 女の子はまだこちらを無表情で見ています。
 自分よりずっと大きいのに恥ずかしい格好をしている私を軽蔑しているのでしょうか。
 それとも私がお手洗いを失敗しないか心配してくれているのでしょうか。

 (お願い・・・・早く・・・・早く私の番に・・・・!!)




 (トイレトイレトイレトイレ・・・・ああっ!もう限界なのにぃ・・・!!)

 情けない気持ちで長い列に並ぶ私。

 (ミニスカートで来たからお腹を冷やしちゃったかな? 失敗した・・・・。)

 そんなことを考えながら両手で足をスリスリと触る。
 しかし寒いからというだけでなくむしろ足を触ることでトイレがしたい気持ちを紛らわすことが目的になりつつあった。
 できることなら思いっきり前を押さえたい。
 しかし高校生にもなってそれはためらわれた。
 ましてや後ろに大勢の人が並んでいるこの場所では・・・。

 (どうしよう・・・・ちゃんとおトイレでできるよね?)

 脳裏に思い浮かぶのは中学生の時の失敗。
 我慢に我慢を重ねてようやく家のトイレにたどり着くもジーンズのベルトに手をかけたところで限界を迎え全て漏らしてしまった悲しい過去。

 (大丈夫・・・もう高校生だもの・・・・きちんと自分の番まで我慢できるはず・・・・。)

 両手を交差させ今度は腕をスリスリしながら気を紛らわす。
 両脚は可能な限り交差させ膀胱への負担を減らす・・・。
 わずかに震えてしまうがおそらく寒いからだと思われているはず。

 (大丈夫大丈夫・・・・列は長いけど進みは早い・・・・もう少しだけ我慢すればトイレに・・・。)

 余計なことを考えてしまった私。

 (あっ・・・!!)

 パンツの中が一瞬温かくなったように感じる。

 (・・・・っ!!)

 気が付いた時にはもう遅かった。
 私は右手でスカートの上から股をおさえていた。
 まるで小さい子供がトイレを我慢しているときのように。
 後ろから視線が集まるのを感じる。
 情けなく恥ずかしく惨めな気持ちになる。
 せっかくここまで・・・・。

 (せめてトイレまで・・・。)

 ここまでしてトイレに間に合わなかったのでは最悪ってものではない。
 なんとしても自分の番まで耐えないと・・・。
 中学生のときの悲劇を高校生にもなって繰り返すわけにはいかない!
 ましてや大勢の人に見られながら・・・・!

 (早く・・・・早くトイレに・・・・!!)




 (オシッコしたい・・・・オシッコしたいよぉ・・・。)

 祈るような気持で長い列に並ぶ私。
 オシッコが漏れそうなのだ。

 (ヤバイヤバイヤバイ!! 漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃう!!!)

 昔からオシッコが近い私。
 小さいときはオシッコの失敗で恥ずかしい思いをしたことが何回もあった。
 高校生のときも1回だけ失敗したことがある。
 友達との旅行中にトイレが見つからず漏らしてしまった苦い過去だ。
 あのときは幸いにもスカートまでは濡れず予備のショーツに履き替えて事なきを得た。

 (今日私が履いているのは真っ白なズボン・・・・前と同じ失敗は許されない・・・・。)

 なんとしても自分の番まで我慢しないと。
 個室をゲットしドアを閉めお尻を出して便器をまたぐまで我慢・・・。
 そう固く誓うと同時に膀胱の中で暴れまわるオシッコ。

 (我慢我慢我慢・・・・大学生なんだからオシッコは我慢・・・・。) 

 一瞬でも気を緩めればズボンとショーツを黄色く染めてしまいそうな危うい状況。
 コツコツと右足を上下させ気を紛らわすのも限界を迎えつつあった。

 (もう無理・・・・オシッコしたいっ!!!)

 耐えきれずその場で両足を閉じたままピョンピョンとその場で思いっきり飛び跳ねる私。

 「ねぇ、あのお姉さん何してるの?」

 幼くかわいらしい声が女子トイレの中に響き渡る。

 「ウサギさんのマネ? それともオシッコ我慢してるのかなぁ?」

 耳に入る声に顔が熱くなるのを感じる。
 恥ずかしいができることは飛び跳ねる高さを下げることだけ。
 この動きを止めたらオモラシあるのみだ。

 「オシッコは早めに行かなきゃダメなのにねー。大人なのに恥ずかしいね!」

 母親が止めるのも聞かずにしゃべり続ける女の子。
 そこまで言われても恥ずかしい動きを止められない私。

 (せめてトイレで・・・・オシッコはトイレで・・・。)

 こんなに惨めな思いまでしてさらにズボンを濡らすわけにはいかない。

 (オシッコオシッコオシッコ・・・・ズボンを脱いでオシッコ・・・お尻を出してオシッコ・・・・便器を跨いでオシッコオシッコ・・・早くオシッコさせてよぉ・・・・!!)

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