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DATE: 2017/01/22(日)   CATEGORY: クネクネ事件簿
広場小学校クネクネ事件簿6 斎城由加利(小6)
 人物:小学6年生  斎城由加利
 時期:1997年11月
 状況:教室に残されて
 服装:青のジャンパースカート、黒のブルマ、白のパンツ



その日は木曜日。
部活がなく早く帰れる予定の日だった。
普段部活動で忙しく授業が終わってもなかなか家に帰れない生徒たちにとっては毎週楽しみにしている日であった。
広場小学校6年1組の教室にはいつもより僅かに楽しげな雰囲気が漂っているようだった。

(帰ったら何しようかな?)
斎城由加利も吹奏楽部の練習がなく早く帰れることを楽しみにしていた。
(久々にのんびりとテレビが見れる! 買ってあったお菓子を食べながらのんびりゴロゴロして・・・・ああ、それはやめておこう。太っちゃったら困るしね。照浦くんに嫌われちゃったら大変!)
そんなことを考える由加利。

(今日は部活がない!)
照浦くんも早く帰れることを楽しみにしていた。
(走って帰ってドラ○エ5をやるぞ! 今日こそグレイトドラ○ンを仲間にするんだ!)
そんなことを考える照浦。

しかしそんな楽しげな雰囲気は突然変わることになる。
担任の外町先生が苛立った様子で教室に入ってきたのだ。

「えー・・・。明日は体育館で集会があるから椅子の足を拭いて体育館に持っていくようにと言ったはずですがみなさんやりましたか?」
先生の言葉に教室は先ほどとはうって変わって張り詰めた空気が広がった。
教室の生徒たちは全員椅子に座っている。
みんな先生から言われたことをすっかり忘れていたのだ。

”やりましたか?”
と聞かれてもやっていないのだからやりましたとは答えられない。
かといってやらなければいけなかったことを”やっていません”と答えるのは勇気がいる。

6年1組の外町先生は「優しい外町先生」と自称していた。
しかし、それは生徒のためを思って厳しくしているという意味での優しいであり、生地たちは厳しくて怖い先生というイメージを持つ者が大半であった。

そんな優しい外町先生の質問に誰もどう答えればいいのかわからなかった。
教室に気まずい沈黙が続く。


(ええっ、帰れないの・・・・。)
そんなことを考える由香里。

(帰りの会なんかよりも早く帰ってテレビ見たいのに・・・。それとトイレ行きたいのよね・・・。)
由香里はトイレを我慢していた。

(さっき行っておこうと思ったけど帰りの会が終わってすぐ行けば平気だと思っていたから友達と話しちゃったんだよねぇ・・・。こんな日に限って延びるなんて・・・。)
(そういえば5時間目のあとも給食のあともいってなかった・・・。)
(マズイ・・・。そろそろ給食の牛乳が形を変えているころだ・・・・。)




20分くらいしただろうか?

「先生・・・すみません・・・・。」

クラスメイトの大川くんが手を挙げた。
いつも明るくクラスの中心になっている子だ。

「今日はこのあとドラマの台本を覚えないと行けなくて・・・・。」
大川くんは子役としてテレビのドラマに出演しているのです。

「椅子のことを忘れていて申し訳ありませんでした。反省しています。次からは忘れないようにしようと思います。今から椅子の足を拭いて体育館にもっていこうと思いますので今日は下校してもよろしいでしょうか?」

大川くんが話し終えるとまた長い沈黙が流れた。

「わかりました・・・。次からは気をつけてくださいね。」

外町先生は言った。
そして、大川くんは椅子の足を拭いたあと教室を出て行った。


(いいなぁ・・・。)
(私も帰りたい・・・・いや、それよりもトイレに行きたい!)
(学校のトイレですっきりして家に帰りたい・・・・家のトイレでもいいから行きたい・・・・・ああっ!! トイレトイレトイレ!!)

トイレに行きたい気持ちが強くなる由香里。

(どうしよう・・・。椅子の足を拭くのを忘れていたのが問題なのよね・・・・。)
(ということは忘れていたことを謝って椅子の足を拭いてからなら帰っていいのよね・・・・。)
(早く謝った方がいいよね・・・・。そうしないとトイレが限界になりそうだし・・・・。)
(どうやって謝ろう・・・えっとえっと・・・ああ、もうっ! トイレのことが気になってうまく考えられない!!)
(とりあえずもう少し様子を見よう・・・・。)
(他の子が何人か謝れば許してもらえるだろうし・・・・・。)


それからさらに10分ほどしただろうか?

「先生!」

クラスメイトの新川くんが手を挙げた。
楽しげな性格で勉強もできる子だ。

「今日はこのあと塾に行く予定があって・・・・。」
新川くんは塾に通っていたのだ。

「椅子のことを忘れていてごめんなさい。これからは言われたことを忘れたりは絶対にしないようにします。今から椅子の足を拭いて体育館にもっていきます。」

新川くんが話し終えるとまた長い沈黙が流れた。

「そうですか・・・・。ではなぜ今回は忘れてしまったのですか?」

外町先生は言った。
しかし新川くんは答えることができなかった。

「もうこうなったら大川くんの真似をして自分だけでも帰るか・・・・という考え方でいいのでしょうか? 先生はあまり納得できませんね・・・・。」

再び長い沈黙。


(うう・・・。ダメなの・・・・?)

この言葉に思わず顔をゆがめる由香里。

(なんで・・・・。椅子の足を拭くのを忘れていたのが問題なんでしょ・・・・・。)
(なのに謝って今からやってもダメだなんて・・・・。)
(どうしよう・・・・。トイレ・・・・・トイレに行けないじゃない!)
(ええっ・・・・こんなに長く帰りの会が続くことなんてあるの・・・・・。)
(他にトイレを我慢してる子はいないのかな?)
(きっともうすぐ帰らせてもらえるよね・・・・。無理でもトイレ休憩にしてもらえるよね?)
(早くトイレに行きたい!!)

焦りが強まる由香里。


「先生!」

クラスメイトの佐川くんが手を挙げた。
性格は悪いが勉強はできる子だ。

「みんなもう帰りたいと思います。塾があったりそれぞれ予定があったりするでしょうし・・・・。」
自分だけ帰ろうとするのは良くないという外町先生の話に鋭く否定する佐川くん。

「みんな椅子のことを忘れていたことは反省していると思いますし僕も反省しています。みんなで今から今から椅子の足を拭いて体育館にもっていって帰るということでよろしいのではないでしょうか?」

佐川くんが話し終えるとまたまた長い沈黙が流れた。

しかし、外町先生は納得せず誰も帰ることはできなかった。


それからさらに10分ほどして外町先生が教室を出て行った。

 「ねぇ、なんなのこれ?」
 「いつまでいればいいの?」
 「どうしよう、塾があるのに・・・。」

ざわつきだす教室。

(そうよね困るよね・・・・。みんなやりたいことがあるだろうし・・・・。)
(それに私はトイレに行きたいし・・・・。)
(ああっ・・・。トイレ! トイレに行きたい!!)
(他に我慢している人いないのかな?)
落ち着かない気持ちでキョロキョロと周囲を見渡し共犯者を探す。

「おい、新川! 何か他にいい案はないのかよ!?」
「ええ・・・。そんなこと言われても・・・。俺以外にもみんな何か考えてよ!」
「そうだよ! そうだ、斎城由加利は何か言い案ないのか!? いつもこういうとき真っ先に手を挙げて話してるじゃん!」

(えっ!? 私!?)

トイレのことしか頭にない状態で急に話しかけられて慌てる由加利。

「私トイレ行きたいのよ! ちょっと今日はもう頭使う余裕ないから・・・・。」

必死に苦笑いを浮かべながら答える。
尿意を告白したことで少し気が楽になるが再び話しかけられなくなり再度辛さが押し寄せてくる。

(トイレトイレトイレ・・・・。トイレに行きたい!!)
(ああ・・・。どうしよう・・・・。このままじゃまずいよ・・・・!!)

 5分ほどして先生が教室に戻ってきて教室は再び静かになった。
 しかし先生の怒りを沈められる謝罪の言葉を話せる人はいなかった。
 トイレに行きたいとこの状態で言うものもなく、全員教室から出られなくなった。

(もうっ!! 誰か何か言ってよ!!)
(トイレ・・・トイレトイレトイレトイレ!!)
(どうしよう本当にもうおトイレが限界かも・・・・・・。)
(もし我慢できなかったら・・・・い、いや小学6年生にもなってそんなことは・・・・。)
(ああっ!! でもトイレ!! トイレがしたいよぉ・・・・。)

必死に我慢を続ける由加利。

 30分以上はたったであろう。
 さらに時間が経過し、再び外町先生が教室を出て行った。

 「本当になんなのこれ?」
 「あー! もう塾おわっちゃうよー!」
 「大川のやつ絶対こんなことになってるとは思ってないだろうな・・・・。」

再びざわつきだす教室。

 「どうしよう、本当にトイレ行きたい・・・・。」
 膀胱が既に限界寸前の由加利は震える声で言った。

 「帰るのはあきらめてトイレだけ行かせてもらったら?」

 新川くんが言った。

 「うう・・・。それはなんだか恥ずかしいからイヤ・・・・。でも、もう我慢できないかも・・・・。」

 悩みつつも先生に声をかける勇気が出ない由加利

 「どうしようどうしよう・・・・。」

 笑顔を作りつつも必死に考える由香里。

 「そうだなぁ・・・・。」

クラスメイトの哲川くんが手を挙げた。
大柄な体で大人びた話し方をする子だ。

「人生において忍耐というのはとても大切なことだ。」
「しかし、人間というのはいかなるモノにも耐えられるわけではない。」
「耐えることができない物事というものにも長い人生の間には必ず直面することがある。」
「その場合は耐えられなくても仕方のないことだ。」
「我慢が限界に達したそのときには、我慢をあきらめるのも選択の1つだ。決して恥ずべきことではない。人間であるのだからな・・・・・。」

哲川くんはゆっくりと話した。

「つまり・・・・。どういうことなの・・・・。」

全く理解する余裕のない由香里。

「どうしても我慢できないなら漏らしてもいいってことじゃないの?」

新川くんが説明した。

「そう・・・・。人生には無理だということもある・・・・!」

哲川くんも言う。

「えー! そんなのやだよー!」

思わず叫び膀胱に振動を与えてしまう由香里。

(イヤだよ・・・・。来年には中学生になるのに・・・・。)
(も、漏らすなんて・・・・・。)
(小学1年生のときですら漏らした子なんて1人しかいないのに・・・・。)
(でも、何回かヤバかったことあったし他の子も見られていないだけで・・・・。)
(ああっ・・・!! ダメダメ!! 我慢しないと!!)
(余計なことを考えたら・・・・本当に漏れちゃう!!)

前かがみで椅子に座り耐える由香里。
机の下ではジャンパースカートの上から下腹部付近を隠れてせわしなくさすっている。

(トイレ・・・トイレ・・・トイレトイレ・・・・トイレトイレトイレトイレ!! トイレに行かないと漏れちゃう!! もう限界!!)

その時突然電話の音が教室に響いた。
突然の音にちびりそうになる由香里。
6年生の教室は新しくなったばかりの校舎にあり教室に1つづつ電話がついていた。

「おい、どうする?」
「誰か出た方がいいんじゃないのか?」
「え、でも勝手に席を立っていいのか?」
「いや、みんな座ったままじゃ誰も電話に出れないだろ!」

しばらくすると新川くんが席を立ち電話を取った。
どうやら電話の先の相手は新川先生のようだ。

「早く帰りなさいだってさ!」

新川くんが言う。
同時に教室中が明るくなる。

「なんだよ帰っていいのかよ!!」
「ああ、もう塾終わった・・・でもやっと帰れる!!」
「お母さんたち心配して・・・・なさそうよね・・・・。何してたのって怒られそう!」

教室がかつてないほどざわつきだしたがそれどころではない由香里。

「ああっ!! やっとトイレに行ける!!」

声を出すと同時に立ち上がり一目散にトイレへと走る由香里。

(トイレトイレトイレ!! やっと行ける!! )
(急いでスカート上げて、パンツ降ろして・・・・。)
(一番手前の和式にしゃがんで・・・・。)
(あっ!! やっと見えてきた!!)

新校舎のドアがない真新しいトイレが目に入る。
普段は外から見られて少し恥ずかしいがこのときばかりはありがたかった。
ドアを開けることがなく女子トイレ内に入り個室に飛び込む。
しかし、そこで遂にオシッコが漏れ出してしまった。

(ああっ!! な、なんで!! ここまで耐えたのに・・・・。)

急いでドアを閉め器用にカギをかけると和式便器を跨ぎ、青いジャンパースカートに手をかけ捲り上げる。
固いジャンパースカートに手こずっている間にもパンツの中に生暖かい液体が広がっていく。
それでもなんとかパンツを降ろしお尻を出して和式便器の上にしゃがみ込んだ。

(は、はぁぁぁぁぁ・・・・・。)

なんとかトイレにすることはできたものの真っ白だったパンツはクロッチの部分を中心に黄色く染まってしまっていた。

(うう・・・・。やっちゃった・・・・・。)
(来年には中学生になるのに間に合わなかった・・・・。)
(これじゃあ、あの人に嫌われちゃう・・・・。)

あと少しのところでトイレを失敗してしまった由香里。
彼女にとって一生忘れられないであろう苦い思い出となってしまったのであった。

       (この話はフィクションです。ですが実際の出来事を参考にして書いています。)
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